GRIDの仕事[情報システム編]
良質なサービスを目指してグリッドのインフラを守る
グリッドの社内インフラの守護神である情報システムの日々の取り組みについて伺いました!今回は、担当者(Iさん)と代表の曽我部、CTOの沼尻も参加した対談形式でお届けします!!
Iさん:「業務は大きく分けて、インフラとセキュリティに分けられます。まずインフラですが、皆さんが日々お使いのPCの設定、管理があります。新しくPCを交換する際や、ご入社された方には、すぐに仕事で使える状態ようにPCのアカウントを作って必要なアプリや、Global Protectの設定や、officeを入れてお渡しをしています。PCだけでなく、今会社では複数のクラウドサービスを使っているので、そのアカウントの管理もおこなっています。他には、主にエンジニア向けですけれども、計算機環境の構築を都度、ご要望に応じてつくっています。」
曽「誰にどのサーバーを割り当てるかや、権限付与を全部Iさんがやっているんですよね。いわば、計算環境のリソースマネジメントをしてくれています。」
Iさん「ときには、仮想環境じゃなくて実際のサーバー自体を使う方が良いときもあるので、その場合は個別にユーザーを作ってサーバー上に入って構築することもやっています。」
曽「ネットが繋がらないとなれば、Iさんだし、slackや、boxの様子がおかしいというのもIさん。朝から晩まで、Iさんへの問い合わせが飛んでくる感じですか?」
Iさん「ひっきりなしではないですけど、集中するときは午前中、ほぼ問い合わせ対応になります。」
曽「問い合わせが来なかった日は、鐘ならしてもいいくらい?(笑)」
Iさん「そうかもしれないですね(笑)やっぱり、トラブル対応は優先度が高くなります。例えばネットが繋がらなくなっちゃったとか。」
Iさん「ネットワーク機器のUTMというGlobalProtectで繋ぎ先の機器がハングアウトしまったことが原因でネットが一時的に使えなくなってしまったことがありました。最終的には、ざっくり言うと再起動したら直りましたが、それがきっかけで仮に止まったとしても業務が続けられるようにということで、そのネットワーク機器を複数台用意する作業を去年末に行いました。」
Iさん「段々と過去のハプニングを思い出してきました(笑)これも去年だったと思いますが、boxでコピーや編集ができないというのもありましたね。boxは階層的な構造になっていて、皆さんが使っているフォルダは、管理者作成フォルダーの上にあるのですが、何かハプニングでそのフォルダの移動作業が走ると、移動中はロックされて編集作業が出来なくなってしまうのです。不幸なことに、そのときはbox側の不具合も発生しており、移動の動作が止まってしまっていて、いつまでたっても移行が終わらないという現象が起きました。あれは、かなりヒヤヒヤしましたが、なんとか復旧できてよかったです。社員の皆から温かい言葉や感謝をいただけて嬉しかったです。」
曽「いろいろ問い合わせくる中で、蓋を開けるまで何が本当のヒヤヒヤかわからないって、怖いですね・・・」
Iさん「ちょっとしたことでハプニングって起きます。去年ヒーターをMAXにしたおかげでブレーカーが落ちて、同じ系統で使っていたサーバーが一気に落ちたり笑」
Iさん「セキュリティでは、皆さん受講されたWEB研修もその一環です。」
曽「初めは一般的な研修なのかなと思ったら、当社独自の規定も出てきて、全部さんのお手製なんですね!」
Iさん「最初は、IPAが公開している一般的なところから出題していたのですけど、当社により即した研修にするために、一般的なところに加え、グリッドのルールを盛り込んで現実的な問題を作成しています。グリッドのルールとは、情報セキュリティ方針を筆頭にした数々のルールのことです。ルールや研修だけでなく、実際に漏洩を防ぐための対策もしています。例えば貸し出ししている携帯は、ロック機能を設定していないとgmailアプリなどが使えない設定も実はしていたりします。他にも、PJを遂行してくうえでお客様からの要望に応えるためのセキュリティ対策の実施などありますね。」
Iさん「トラブル対応場面では、実は若干テンションが上がるっていうのはあるんですけど、とにかく早く回復しなきゃという想いが強いです。新しい機能を使った施策をおこなうときは、ワクワクしながらやっています。今後考えていることとして、シングルサインオンの仕組みを取り入れようと思っています。現状は、いちいちサービスごとにアカウントパスワードいれないといけないですよね。なので、一度ログインすればその後使うサービスには個別にログインしなくても使えるようにできるので便利ですし、皆さんもより快適に作業できるようになると思います。」
沼「基本これまでは、攻めに力を注いできていました。会社が大きくなるにつれて、新たに守りのルールっていうのをしっかり決めていかないといけないフェーズなんだと思います。サッカーで言うキーパーみたいな感じでしょうか。いないとそもそも、試合が成り立たず始まらない。そんな存在だと思います。」
曽「社員の方にとっては、こうした環境があるのは当たり前なんだけど、それはIさんのような方がしっかりとフォローしてくれているからです。そういう人がいないと、相当生産性が悪くなってしまう。特に、完全リモートになっている今、皆さんにとっての働く環境って、インフラ環境がベースになっています。だから、情シスは「AIインフラの会社のインフラ」を支えてくれていると思っています。」
Iさん「私は、インフラは、サービスだと思っています。使ってもらっている皆さんが使いやすい、良質のサービスを提供することが情報システムの役割です。皆さんがストレスなく使えるような環境を提供できるように、念頭において取り組んでいます。前職では、情シス部門が提供しているサービスについてアンケートをとって、改善する仕組みがありました。最近は目の前の作業をこなすのにいっぱいになってしまうこともあり、果たして皆さん、今の環境で満足しているのかと思うこともありますが、ゆくゆくはそうした仕組みづくりも行っていきたいです。皆さん、日々お困りごとございましたら気兼ねなく聞いてください。迷っていろいろ自分で調べたりして、ドツボにはまるより分かっている人に聞くのが一番早いし真実への近道ですからね。」
最後までご覧いただきありがとうございました!
弊社の社内SEの雰囲気や普段のお仕事について少しは伝わったでしょうか?
最後に
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