夏休みといえば、24時間テレビだったよね〜
祇園祭も終わって「もう8月だね〜。早いわぁ」などと言ってる内に、お盆休みのための前倒しシフトが組み込まれてきています。今年は11日の金曜日が「山の日」のため、11日から16日までの6日間休みになるところが多いのではないでしょうか。うちの事務所は、所々の事情により10日から7日間の夏季休業となります。表向きは。。
だいたいお盆というか、8月は業界的に暇な時期とされていて、実際にもスケジュールなど少し余裕が出る気がします。という感じで、お盆はしっかり休もうかなぁ〜、どこか行こうかなぁ〜と休む気満々になってきて、お盆前後のスケジュール調整を始めた頃を見計らったように、クライアント様から「お盆休み明けに提出」と言うありがたい案件を頂いたりすることはよ〜くある話だと思います。これ、お正月も同じパターンですね(笑
結局、お盆の間は独り静かな事務所で、仕事をしていることが多いのです。
「わかる〜!」という方は、星☆をお願いしますね。
さて8月というと、黄色が眩しい「24時間テレビ」が放送されるわけですが、なんと今年で40回目になるそうです。継続するというのは大変なことだと日々実感しているので、本当に凄いと思います。
とは思いつつも、今年も見ません。たぶん(笑)
なぜ、「24時間テレビ」を思い出したかというと「今年のマラソンランナーは誰だ!?ベッキー禊?」みたいな記事を見かけて、「ああ、そんな時期なんだ」と思ったからでした。そして「なぜマラソンなんだろうか」とか、「24時間走ることに意味があるのだろうか?」とか、「誰も見ないんだから、この企画自体どうなのか?」とか、色々考えてしまいました。。
おそらく、まったくのアスリートではなく、普段は運動やスポーツとは無縁の芸能人や著名人が、それこそ「必死で走る」姿をドキュメントとして追いかけ、24時間走り抜く間の様々なドラマを通して「感動」を提供したいのだと思います。最近では「感動ポルノ」などと言われたりもしており、僕はひねくれてるので、見ても感動しないだろうと、あえて見ないことにしています。(実際は涙腺ゆるいのですが...)
いつから見なくなったのか
僕が小学生のころは、夏休みの「24時間テレビ」は一大イベントでした。お小遣いを集めて、募金箱に入れに行く。京都は寺町通か新京極通のなかに募金センターがあったように思います。なんだかとても良いことをしたような気になっていたし、全国から集まった募金で車椅子やバスなんかを贈ることが、とても素晴らしいことだと思っていました。そして家族に「絶対寝ないで見る」と誓っていたのに、いつの間にか寝てしまっているのもお約束でした。
毎年開催され、変わらず続けられる「24時間テレビ」の「愛」に共感していた少年は、徐々に「清く正しいもの」よりも「黒く悪いもの」に惹かれ、憧れの気持ちがスイッチしていきます。人の幸せを見たりすると「ケッ」と思い、まっすぐ素直な心は斜め上にネジ曲がり、つぶらな瞳は魚の腐ったような目になり、普通の人が常識では行わないようなことを個性と勘違いし、「悪」というものにカッコよさを感じていく時代を迎えます。おそらくその頃から「24時間テレビ」は見なくなったんだと思います。
その「悪の時代」から抜け出し、色んなことに気づき、学び、人に支えられ、また普通の生活に戻るのですが、それでも「24時間テレビ」は見ませんでした。見るととってもモヤモヤするのです。このモヤモヤを説明しようとすると、かなりの長文になりそうなので今回は止めておきます。
24時間テレビの元祖は、KBS京都
さて、この投稿で「24時間テレビ」という単語を何度も(正確には7回も)使ってきましたが、実は「24時間テレビ」の元祖は京都にあったのです。京都には我ら京都市民が誇る放送局があります。その名も「KBS京都」(心のなかではエコーが掛かっているイメージです 笑)。
1976年の開局25周年記念事業として、最初はラジオ放送のキャンペーンの形で始まったとのこと。1983年の第8回からはテレビ・ラジオの両方で放送されていました。タイトルは「かたつむり大作戦」で、交通遺児への奨学金チャリティでした。日本テレビの「24時間テレビ」が、1978年からスタートなので、2年前からやっていたことになります。長門裕之さん・南田洋子さん夫妻が司会を担当されてたのですが、第一回目からとは驚きです。
しかし、このKBS京都の所謂「24時間テレビ」も実はあまり見た記憶がありません。でもかすかに覚えているのは、番組のオープニングセレモニーが放送されたあと、すぐに「競馬中継」に切り替わるところが、なんともシュールでローカル感が強烈に出ていました(笑
ということで、何が言いたいのか良くわからない事になってますが、最後まで読んでっくださってありがとうございます。今回は「夏休みといえば、24時間テレビだったよね〜」でした。これで、この夏休みもなんとか乗り切れそうです!(笑