見出し画像

レッドデッドリデンプション2/ストーリーを終えて

様々なコトに想いを馳せる名作

ストーリーが余りにも魅力的だったので、他の要素には目もくれずエンディングを迎えました。正直、チャプター3までは時間があるときに触る程度でしたが、気づけばすっかり魅了されていました。

ネタバレになりますが、チャプター6でアーサーは死にます。“男の死に様”の美学を描いた名匠、サム・ペキンパーよろしくな感じで終わるのかと思いきや、ここからジョンが主人公となり、牧場生活が始まります。この視点の変化が作品に深みを与えてくれます。

それまでは気にすることなく壊しまくった木柵。金目の物を探すだけだった家。そして、人々。牧場の使用人として見る世界はギャング時代とは違い、くっきりと世界の輪郭を明確にしてくれます。本当によく考えられているなと感動しました。

またSFやファンタジーではなく、実際にあった時代のため、余計とその時代に生きた人、背景など様々な要素に想いを馳せることができました。

不便な移動方法?

ファストトラベルや列車もありますが、基本、馬と一緒に移動することが多いため、「かったるい」などのレビューも多いですが、ゲーム中、インディアンの長がこんな台詞を言います。

「道は物事を考えるためにある」

この台詞が全てを物語っているように思います。ゲーム内の人間関係や襲撃、人助けなど、荒野を走っていると様々なことを考えている自分がいます。それが自分の生活とリンクしたり、気づきがあったり、フッとキャンプを張って、コーヒーとタバコを嗜みながら、更に思考を巡らすことも多々ありました。一見、不便なシステムですが、この作品を創る上でとても大事な要素だと思います。

UIも不評?

こちらもよくレビューで見かけますが、この世界に没入できるように極限まで削られて結果だと思います。それにエイムも楽だし、武器もそんなに変えないし 笑。慣れればなんの問題もなかったです。(オンラインは別物だと思いますが)

どんな生活を送ろうか

ストーリーを終えると完全自由行動になります。細かい部分をやり込んで行こうかと思います。静かで、幽玄な雰囲気のソロモードなので、どうしても善人プレイになりがちですが、オンラインは過激に振り切ってみようと思います!

ぜひ、オンラインで遊びましょう!

いいなと思ったら応援しよう!