NES用のスプライト・エディタの開発1
いわゆるファミコン開発用にスプライト・エディタを作り始めました。
実は今でもファミコン開発は続けられていています。ファミコン最新作として2016年にキラキラスターナイトが発売されました。
ファミコンはエミュレータも充実していて、自作したゲームをエミュレータで実行させることもできます。もちろん、エミュレータで動作しているファミコン・ソフトはハードに焼くこともできます。素晴らしい時代です。
ファミコンは主にアセンブラを使って開発し、NESASMというコンパイラでバイナリを出力します。コンパイルが通ればそのままエミュレータで実行できます。
Visual Studio Codeでもアセンブラをコンパイルするための環境が整っているので、まさしく昔より今のほうが開発しやすい状態と言えるのですが、肝心のスプライトや背景(BG)を描くためのツールが少ないです。
自分もブラウザで実行できるスプライト・エディタを開発しました。
最新のJavascriptで書かなかったので今から書き直すというのはつらいものがあるので新しく作り直すことにしました。
海外でもスプライト・エディタを作っている人がいますが、実用的かどうかと言うとちょっと厳しいところがあります。
パレットとスプライト、BGのデータを出力でき、なおかつファミコン開発をするのに実用的なソフトがなくてつらい。あわよくば過去に作ったスプライト・エディタぐらいの機能があるツールが欲しい、ということでSiv3Dを使ってスプライト・エディタを作ることにしました。
過去に、巴マミのドット絵を書いたりしたのですが、既存のツールだとパレットを変更するとすべての色が変わってしまうのがつらくてつらくて……。スクロールを考慮しながら書いたりだとか、痒いところに手が届かなかったです。
そのために作ったのですが、JS自体がバイナリをローカルで開く方法がわからなくて頓挫した記憶があります。
そういうわけで、まずは過去に作ったものレベルまで作りたいなというところでしょうか。完成したらSteamにアップできたらいいなぁとか思ってます。