有利区間は本当に有利だったんだから!②
さて、続きになります😀
暗黒時代をなんとかするために、各メーカーが様々な工夫をしてきました。規則の解釈を深めるために色んなことを試しながら型式試験に持ち込んだのでしょう。
その結果、5.9号機でも
これはオッケーなんだ!
となった解釈基準がこちら。
(あくまでも当時の個人的な理解だから、合ってるかどうかは知らんよ!)
①有利区間の中では、非有利区間においては有利区間に影響しないフラグでもAT、ARTの上乗せに作用できる。
②有利区間の中では、AT、ARTの発動までに天井を設けることができる。
③RTの状態によってAT、ARTへの突入率を変更できる。
この3点だ😀
①に関しては、花人がモロにそう。
通常時に引いてもほぼほぼ有利区間に突入しないレグが、ART中に引くとセット数の上乗せ確定。ディスクアップのART中にレグを引くとダンスタイムをもらえるやつも同じ要領だね!
②については、5.9号機の後半に出て全然流行らなかった台、ハイスクール・フリートを覚えているかな?
あの台さ、特殊ART当選って機能があったんだよね。同じ有利区間に80G滞在するとARTに突入するっていう、5.9号機で初の機能を搭載した台。
これ、言い換えると
有利区間の中では天井を設けることができる
って解釈でいいと思うんだよね。これが6号機のATにおいて、超重要ポイント。
そして③、RTのお話。これを使って5.9号機のゲーム性に多少なりとも変化をもたせたのがブラックラグーン3 。
詳しく書くと長くなるけど、この台ってRTの状態が6段階あったんだよね。そのうちの特定の段階がいわゆる高確率扱いで、ARTの突入が優遇されてたの。
こんな形で、スロット暗黒時代の5.9号機時代でありながらパチスロは少しずつ少しずつ進化を遂げていったのだ。
そして2018年10月、暗黒時代に光が差すように6号機がデビューしたのであった!
その第一弾となったのが
うーん、懐かしい筐体w
さて、こうして6号機がデビューしたんだけど、この時に5.9号機のときと規則が変わった点が何点か。今回のお話に関わってくることをかいつまんで挙げると
①有利区間の滞在比率が無制限に変更
これによって、遊技のほとんどを有利区間の中で処理できるようになりました。有利区間の中で天井を設けることができるので、AT間天井が復活しました。
②獲得枚数は2400枚まで
純増2.0枚×1500Gでざっくり3000枚という基準から、明確な枚数の制限に変更されました。こう考えると差枚数で2400枚までオッケーになった6.5号機って、めちゃくちゃ最近の話だよね。
そんな6号機、規則の緩和と5.9号機の時に発見された仕組みをフル活用しながらどんどん発展を遂げていきます。
RTの状態なんかがまさにそう。蒼天の拳がデビューしたの、覚えているかな?ボナ図柄を揃えるとペナルティが発生して、天井までのカウントが0からになっちゃうやつ。
アレって、G数固定のRTを使って天井を作ってたんだよね。
ボナ終了から1200GはRT状態①へ→1200Gを超えるとRT状態②へ→RT状態②ではレア役でのAT当選率が格段にアップ
こんな感じ。他にもゼロボーナスを抱えているかいないかで有利区間に突入した時のCZ突入率が変わる台なんかもそう。
(ガルパンGとかスーパードラゴンとか、リセが甘かった台はだいたいこれ)
ゼロボを抱えていることによりRTの状態が変化して、それがCZやATの突入率に作用してたって仕組みだね。
こうしてスロットのゲーム性、そして出玉性能は飛躍的にアップしたんだけど…これはこれで限界があったのね。それが有利区間上限1500Gの壁と、2400枚の壁。次はこれによってどんなことが起こったのか、変更になったことによりどうなったのかを書いてみましょー😀
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