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さいしょのメモ

はじめまして。
わたしは文章は得意ではなく、むずかしい独り言をつぶやくこともないのですが、ふだん人に話せないような事を脳内で考えて自分なりに結論を出したり悩み続けたりしているので、すこし文章化して人に見てほしいかなと思ったことを書いていこうと思います。

わたしはデミガール(Xジェンダーの一種:社会的・身体的に女性自認はあるが、それ以外(わたしの場合は中性)の自認も持っている)で、
Aロマンティックもしくはグレーロマンティック(恋愛感情を抱かない)です。
人とそういった風に向き合うことがないのでセクシュアリティの自認は一番ぼんやりしていますが、性嫌悪というわけでもなく、体が触れ合うのは男女どちらでもおかしくないと思っています(ただし、恋愛なしの性的関係などを望んでいるわけではなく欲求もほとんどない。ポルノは見る)

要はすべて「カムアウトするまでもない自認」の数々を持っています。
ひとから見れば「ボーイッシュまたは中性的な見た目の女の人」で、「恋愛とかに興味のない人」で(今時珍しくもないですから)、「セックスもそんなに望んでないけど同性とでも抵抗なさそう」という状態。
ひとの中には、「中途半端」とか「なんちゃって」とか言う人もいるでしょう。堂々と宣言する必要はないように思えるし、宣言してもかえって理解してもらえるまで説明するのが面倒くさい。

そんな状態でも自分の自認に該当する言葉を見つけたとき、わっと花開くような安心感を得たのは事実。
ただのラベリングでも、「それも立派なアイデンティティだ」と画面越しに後押ししてもらったような心強さ。
自分以外の誰かにもそんなふうな思いをしてもらえたらいいな、と思って、自分なりの考えを少しずつ書いていけたらと思います。

※ジェンダーアイデンティティ、セクシュアリティ等のとらえ方は様々で、自発的にラベリングした中でも個人差があります。以上に私の自認を記しましたが、同じ自認を持つ人がすべて同じ解釈・考えを持っているわけではないことをご理解の上お読みください。

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