20241231 Charlotte
Charlotteというアニメを見た。29日に風邪を引いて高い熱を出してしまって、前から何かアニメを見ようと思っていたのでせっかくだからと初めてサブスクに入った。人に何を見ようか聞いてみることにしたら、「小生はCharlotteかなあ 気に入ってもらえるかは微妙やけどオープニングとか作中歌は結構いいはず」と返ってきた。気に入ってもらえるかは微妙なのかwと思ったし実際奇妙なやりとりな気はする (その手のは嫌いではない)。しかし自分は過去その人がきっかけで多分二つアニメを見てどちらもめちゃくちゃ刺さりはしなかったし、更にこれまでサブカル色もあまりなくアニメ歴がドラえもんと中学時代の二〜三作youtube違法up視聴、この間公式youtubeの中間管理録トネガワをなんだこれと思いながら引っ張り続けて24話中23話でやめたくらいしかないので、彼にしてみれば碌な手掛かりもないし自分が好きなの教えとくか…とかだったのだろうか。
そんな状況で見たCharlotteですが…(クイズ番組) 多分面白かった。多分というのは文字通りで、そのあたりを整理するためにこれを書いている。
(以下ネタバレあり)
生徒会はみんな嫌味がなく魅力的で、友利は可愛かった。友利を今思い返すと(現実についての)判断が良かった悪かったとか責任とかについての言及が中盤と十二話の病室のシーンであって、他は価値判断が強く出る場面はあまり無かったような気がする。けれどキャラが立っていたのは、その言及のように現実に立ち向かう所とそれ(現実に立ち向かう所)を含めて節々で真っ直ぐ/普通とも言えるちゃんとした所(例:とりあえず、まともな食事をする…というのはどうでしょうか-七話)が、退っ引きならない事実の玉突き事故的な所があるこのアニメに噛み合っていたからなのかなあと思う。
あと人物では研究所のじいさん堤内主任が良かった。 子供(特に歩未)への接し方に屈託が出ない、「はい!天体観測が趣味なのですー!」に「感心感心」とか返したりせずただ「うんうん」と言う所が良い。
映像についてはよく知らないのであまり言えないけど、十二話で病室に入るとき急に一人称の3Dの映像になったのはちょっと考えるとすごく当たっていると思った。アングル含め表現面でも、急にやったのに違和感がないのも。
「ん?」と思いつつ見てたのは野球パート(なぜか四話だけ半分くらいポケダンやりながらだったのもある)で、あとは話数が進むといくつか目を覆いたくなる場面があって辛かった。風呂敷めちゃくちゃ広げたな(驚)と二回くらい思ったのもあったけどちゃんと畳まれて終わったし、この辺はもう少し沢山色んなのを見て1クールでの展開とか作りがなんとなく分かったら納得するんじゃないかという気がする。
疑問符も付けはしたけど全体として楽しめたし、サラダはとびきり温かかった。彼の言う通りOPも(特に友利のカニとどちらにしようかなが)良かったわけなので(順接)、また何本かアニメを見ようと思う。