伊西への酒場にて
もうあのさっきまでの
わくわくと華やいだあの感覚は
どこかへ行ってしまったの
あんなに楽しかったのに
あんなに幸せいだったのに
今ではもう
すっかりどこかへ
とろけそうな 梢の笑顔
あれはとても共感だったのに
アレレレレ
今ではそんなことさへかすかな記憶をたどらないと
全くもって思い出せない
むりやり大人友のSちゃんが
罠をしかけしかけだしてくれて
やっと
あああれ そんなかんかくも
そう むかしの感覚を必死でたぐり寄せなきゃ
でなくなってきている
カオス
まー
齢も折り返し地点にきたらこんなもんや
赤シックレコードに刻まれてるはずなんやけど
さっぱりピント気に食うなってしもて
たまにチクッと痛んだおもたら持病の胆石だったりで
あたいも古くなったもんだわ
すぐにしんどなるし
よいどれすら選ばなくなった
そんな今日この頃
あたし達の肴にはハマチすらもう残っていなかった