コロナウイルス連作短編その80「深く、愛おしく思う」
恋人である須坂士が、加藤三花のヴァギナに射精をする。内部の細胞が圧死させられるのを感じる。士はぺニスを引き抜いた後、ウェットティッシュでテキパキとそれを綺麗にし、再び三花の肉体に戻る。丁寧に愛撫をし、それに満足感を抱いて三花が合図としてひときわ大きな喘ぎ声を出した時、セックスが終る。射精をセックスの終りとしていないところが、他の男性よりマシだと三花には思える。
トイレに行き、ヴァギナを洗う。それから排尿を行う。卵黄色の尿と同時に体熱も排泄される感覚に襲われ、身体が震える。