保活のスケジュール① 保活スタート~入園受付まで
今、まさに保活を始めんと情報収集しているかと思います。
ですが、どうやって保活を始めればいいの?どれくらいの期間が良いの?要綱配布時期ってどれくらい?と疑問符だらけでしょう。
今回は、保活スケジュールを紹介していきます。
他にも、保活でした方が良いこと、しなくてよいこと、など細かい解説を交えながら紹介していきます。
また、もっと掘り下げた保育園選び編は別で解説していきますので、そちらをご覧ください。
※あくまで個人の仕事と保活の経験談ですので、必ず自治体と昨年の状況や近隣の情報を確認してくださいね。
保活の流れ
○昨年の保育園入園要綱をもらう
○保育園のリストアップ
○見学時期確認・予約
○保育園見学
○今年の要綱をもらう(10月頃)
○書類準備
○行政提出
2、3か月あれば十分可能です。
それでは順番に解説とアドバイスをしていきましょう。
昨年度の保育園入園要綱をもらう
自治体窓口で今年度の保育園入園要綱をもらいましょう。
保育園情報は大々的に変わることはまずないです。※2019年10月に保育料無償化に伴い改定あり
全て熟読する必要はありません。
以下のポイントを押さえていきます。
・要綱配布、書類受付時期
自治体により時期が若干異なるので確認しましょう。
・1次・2次の書類提出締め切りと結果発送時期
・申し込みから入園の流れまで
・必要書類
・よくある質問(Q&A)
必ず目を通しましょう。ほしい情報が一番詳細に書かれています。
・保育園一覧
ポイントを知っていれば新しい要綱をもらった時、格段に理解が違います。
合計すると20Pにも満たないので、すぐ目を通せると思いますよ。
保育園リストアップ
保育園一覧からリストアップていきます。
その際、必ず確認するポイントをまとめました。
・保育対象年齢 ・延長保育の有無 ・延長保育実践の年齢
・給食の有無 ・おむつの処理(園処理か、持ち帰りか)
そして、復帰後の通勤ルートや自宅からの近さなど、条件と照らし合わせ「優先したい条件を満たしたすべての保育園」にマーカーで目印をつけましょう。
保育園見学予約
リストアップが終わったら、気になる保育園上位3~5園の見学準備をします。
ここで注意が必要なことは
・見学時期が決まっている
・人数制限がある
・予約は先着順
先着順!?なら早く予約しなくちゃ!と焦る方もいるかと思いますが、一度落ち着きましょう。
経験上、「大きな認可保育園」はとても人気じゃない限り予約の空きがないことはありません。必ず空きがあるので焦らないでください。
ポイント!
「駅近のごく普通の小規模保育園」の方が埋まっている可能性があります。人気だからではなく、案内できる人が少少ない、敷地が狭く一度に大量の人を受け入れられないことが理由です。
最初から小規模を狙う場合、早めに見学をしたい保育園に電話を入れましょう。それ以外であれば、そこまで焦る必要はありません。
ここで、保育士の立場からお願いがあります。
9~10月頃必ず予約が殺到します。絶えず保育園にたくさんの大人がいると園児が落ち着かず、保育がままならなりません。どうか、子どもたちのために余裕をもった見学の予約をお願いいたします。
見学予約おすすめ時期は
6~7月
※見学について詳しい情報は別に特集していきます。
来年度の要綱をもらう
大体10月頃に新しい要綱が配布になります。
1~3までを行っていれば焦る必要はありません。
後は、必要書類を用意し、新規園の情報を見ながら見学した保育園を順番に書いていけば良いだけです。
ここで注意したいこと
必要書類には、在職証明書が必要になります。
会社によってはすぐ出してくれるところもあれば、時間がかかることもありますので、余裕をもって用意していてください。
また、発行から3か月以内が原則の場合が多いです。時期を確認し取り寄せましょう。
書類提出
書類を用意したら、指定された窓口に提出をしましょう。
大体11月1日(または第一営業日)から30日(最終金曜日)までが提出期間です。
この期間で絶対に提出しましょう。
提出開始1週目と最終週は込み合います。赤ちゃんを抱えている方は、11月中旬をめどに提出すると時間がかからず受け付けてくれますよ。
まとめ
私がおすすめする保活のスケジュール、いかがでしょうか。
中には自治体により時期が違うというケースもあるかと思いますので、時期については絶対ではありません。必ず確認してください。
しかし、保活をスタートするにあたり、どの自治体でも今年度・昨年度の要綱は絶対に保活のヒントになります。意外と参考にしている人は少なく、スマホやPCで検索は労力と時間の無駄です。もったいない…。強くおすすめするので、まずは自治体の保育課、保育園管理の窓口に問い合わせてみてください。
見学についての詳しい情報は、「保育園見学編」でもっと掘り下げていきたいと思います。