続・クロモジの香水?
クロモジ香水?の更に続き。
その後、色々と組み合わせを考えたが、どうせ作るなら自分の好きなウッディでまとめようと思い立ち、ヒノキをプラスすることにした。
これが、なかなか良かった。
ここ最近、クロモジを嗅いでいてアロマオイルだと赤ジソっぽいな~これはこれで良いんだけど、ほんと垢抜けない(田舎っぽい)よなぁ~と常々思っていて。
パチュリだと、赤ジソっぽさが更に拡張されてしまうような気がして、やっぱりダメか。。どうしよう。
と、悩んでいたのだけれど。
なんとなく、今回ヒノキを選んでみた。
ヒノキでもクロモジらしさは消さないし、なんなら少し垢抜けさせてくれるし、上手く共存しつつも馴染んでくれる。
欲を言うと、これにシダーウッドとラブダナムとムスクと、あとはやっぱりパチュリも入れたい。もっと欲を言うと、ムスクよりアンバーかなぁ~とか色々考えてしまう。
あと、ムエット上でだけど早蕨とレイヤードしてみたら『これだ!』と思えたので、素人レベルでは完成出来たような気がする。
早蕨とレイヤードした時、流れるように早蕨に続く様子が浮かんだので、ヒノキが上手く繋ぎになってくれたのだろう。
ここまでクロモジ香水?を完成させて思ったのは、わたしが本当に作りたかったのは富士の樹海、わたしのふるさとの香りとしての姿なのだ、と。
夏休みは諸々事情があり、実家に帰省するのは難しそうだ。
実家に帰省出来ない、という寂しさはコロナ禍が始まってからずっと、わたしに付きまとっている。
別にホームシックになっているわけでもないし、ここでの生活も何不自由ないのだが。(むしろ、楽しんでいる)
ただ、ふるさとにはすべてがあるのだ。
この寂しさを香りで表現出来たら素敵だなぁ。