黒部峡谷トロッコ電車
朝靄の宇奈月温泉。
露天風呂に入って目を覚まし、朝食。今回お世話になった旅館延楽は、お食事もお風呂も心配りの行き届いた、とてもいいお宿でした。また泊まりたい。
そして、今日のメインは、黒部峡谷トロッコ電車。一昨日に訪れた黒部ダムの水が放流されている黒部川を、今度は下流の宇奈月から1時間、黒部川第三発電所のある欅平まで、ガタゴト遡っていく行程です。
そぼ降る雨と靄の漂う朝でしたが、少しずつ後ろを振り向くと、新山彦橋の向こうに虹が!幸先が良い。
湖面橋。
新柳河原発電所。湖に浮かぶ古城をイメージ。
出し平ダム。
黒部川第二発電所。富山の建築百選。
黒部川第三発電所。ここからさらに、黒部川を遡れば、通称くろよん、黒部川第四発電所ですが、ここ欅平駅がトロッコの終点。
欅平駅から祖母谷川に沿って、少しだけ散策。この辺りは紅葉のメッカのようです。見に来てみたいけど、混むんでしょうね。
中部山岳国立公園に位置する秘湯、名剣温泉。美味しい名水コーヒーをいただきました。
あっという間に1時間が過ぎて、帰りのトロッコ電車に乗車。すっかり雨も止み、再び美しい峡谷を眺めながら、一路、宇奈月駅へ戻りました。
今回、あまり深く考えずに、日本の名所を選んだ旅路。扇沢から立山に通ずる立山黒部アルペンルート、そして本日の、黒部峡谷トロッコ電車。両方とも、日本の水力発電の歴史を辿る産業観光の旅となりました。日頃当たり前のように使っている電気のありがたさを、改めて感じました。
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