理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に伝えたいこと 3
療法士の装備とは・・・?
履物はスニーカーですか?それとも、サンダルやクロックスですか?
以前の整形外科病院ではサンダルやクロックスを使用される療法士さんが多数いらっしゃった。
10人いたら9人はクロックスやサンダルを選択されるレベルだと思って!
何でクロックスやサンダルが適さないの?何でスニーカーを推奨するの?
最初のクリニックへ通っていた頃からバランスを崩しやすくなった私。
その為に、前方介助で歩行訓練をしていました。
(現在は担当療法士の評価がこれまでとはガラリと変わったため、隣に付いてもらう程度になりましたが)
この時に私はよく転倒しかけて療法士を慌てさせていました。
担当療法士にバック歩行をして頂くことになり、その時の療法士の足の出し方によっては、私が療法士の足を踏む、なんてことも。
そんな時に療法士がクロックスやサンダルを履いていたらどうなりますか?
・・・患者さんや利用者さんと一緒に療法士もコケます。
それを防ぐために、サンダルやクロックスを履かないで、と伝えたいのです。
私は足元を見て担当療法士を選択していました。
それくらい、サンダルやクロックスは危険です。
現在の担当療法士は前勤務先の病院にいた新人時代からそういったことを認識され、支給の靴ではなく、自腹買いされていたそう…。
現在でも、スニーカーでのリハをされています。
そういった認識を持てないままPT・OT・STになってしまうと、軽い気持ちで自分たちの靴の着脱や効率を優先して、サンダルやクロックスを選択してしまいます。
着脱よりも、大切なこと。
それは、患者さんや利用者さんの安全確保です。
腕時計をはめたまま患者さんと対峙していませんか?
腕時計も、患者さんや利用者さんの状況によっては、危険満載になります。
横に付くだけだから、ではなく、歩行介助をすることを考えれば、しててはいけないものです。
腕時計で患者さんが手を引っ掛けてしまうかもしれません。
先ほどお伝えしたように、バック歩行をして患者さんや利用者さんを誘導する場合、それで引っかかってしまうこともあるのです。
施設内勤務であれば、よっぽど要らないと思います。
どうしても必要な場合、患者さんや利用者さんのリハビリに支障がないような工夫をお願いします。