見出し画像

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に伝えたいこと 2

PT・OT・STに伝えたいこと1


新人研修後の患者さん引き渡しについて


引き渡し厳禁にして下さい、という患者さんもいます。

既存の療法士以外では身体を壊してしまうケースも・・・。

周囲を見て、患者さんが迷うケースも、もちろんあります。

自分だけいいのかな、新人研修のために引き渡されてあげることも必要なのではないか、って。

でも、無理をして引き渡されても、身体を壊してしまっては、元も子もありません。

身体を壊す為にリハを受けている訳ではないこと、担当療法士との相性も、リハを受けて行く上でとても重要になって来ること、もご理解頂けるとありがたいです。

無理矢理に引き渡しOKにしたとしても、自分がどうなるか分からないから。

もしかすると、担当変更を後悔することになると思うから。

無理矢理に“引き渡されてください”と強要はしないで下さい。

“勝手に引き渡されていたケース”が“勝手に患者さんを持って行ったケース”だったこともあります。

退職に伴う担当変更も含めてきちんと患者さんと話し合ってください。

“勝手に引き渡された”と患者さんが傷つくケースにもなりかねませんし、療法士さんも嫌ですよね。

だったらきちんと話して欲しい。


外来に興味ないです、回復期に行きたいです。

こんな事を言って回復期への配属希望を出した作業療法士がいました。

興味があるとかないとか、そういった事でモチベーションが決まるのか?

そこだけにこだわらず、どこに行っても順応出来るようにしてもらいたい。

そうでなければ、成長など見込めないし、周囲から認めてもらうことなど難しい。

興味だけでモチベーションが決まるような療法士なら、患者さんからすれば、要らない(望まない異動をした時に顔に出るのが見えているから)。


なぜ療法士を目指したの?資格取ったの?


やる気が全く感じられず、1単位の時間を減らしてしまう人(やってなくてもやったように見せかけて改ざんされたかも…)も最初のトコにはいました。

そのことで感じたことでもあります。


☆現在の担当療法士の一言。


“親に何か資格取っとけって言われて学校入る人多いから理学療法士って言う仕事の楽しさを教えるところから始まる・・・学校増えすぎて質が落ちてるし”

“ボクはNoと言わない療法士でありたい”


装具は縛るもの!?…拘束用具ですか? 

以前の病院で、“装具で縛っているから大丈夫でしょ?拘縮があったり歩けないとかなら話は別だけど”と言われる。

私をやめさせるための口実だったかもしれませんが、言ってもよいことだったのか…?

仕事してるから大丈夫、ということもあり得ない訳で。

仕事してて大丈夫なら、今、こうして内反尖足が進行している訳ないですし、装具がこんなゴッツイものに変更されることもあり得ません。


画像1


簡単に考えないで下さい。

“装具は歩くのをサポートするものだから”と現在の担当療法士は言われている。
さて、他の療法士さんたちはどう考えていらっしゃいますか?


患者さんは自分で療法士に説明できずに悩んでいるかもしれない。

そういった療法士が付いていると患者さんは、自然と“担当さんにどうやって説明しようか”と考えながら話を聞きます。

そうすると、話が全然入って来ません、右から左に話が流れてしまいます。“何も言ってなかったよ”と言われる事もあるかもしれないけど、自分の担当なら責任を持って欲しい。


担当療法士の一言。

“ボクのような療法士が当たり前であって欲しい。診察や装具士さんとの打ち合わせの立ち会いも当然なんだよ。当たり前のことが当たり前にできない療法士、勉強しない療法士はいずれ淘汰されていくだろう”


休職や異動、退職になった療法士の担当患者さんへの声掛けはどうしたらいい?


患者さんの状況からすれば、自分の担当療法士がいなくなってしまった、とナーバスになるのが現状です。

そして、職員が2名くらいの職場であれば、職員も疲弊してくるのが現状だと思います。

時間のやりくりにも苦慮されるでしょう。

その中で、他の職員が心無い声掛けをしてしまえば、患者さんは傷つきますし、自分の担当じゃなかったとしても、やりきれない思いを抱えます。


もう少し考えた声掛けを。