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ハリス750のクラッチを組み付ける

今日は写真多めだし内容のてんこ盛りです。

ココから組み立て行きます
まずは洗浄。
洗浄には灯油を使ってます。
使い終わった灯油はペーパーウェスや新聞紙に吸わせて燃えるゴミへ
ノンシールチェーンにはこのコンビネーションがオススメ。
少し熱を加えると油が回りやすいのでストーブの前に放置。全体的に油分が浸透したらウェスで拭き取って使います。チェーンガードの付いてない車両の場合は特に入念に拭き取りましょう。
残っているガスケットは真鍮ブラシなどで清掃しておきましょう。
洗浄後オイルシールを入れ替え、ガスケットを準備。
タブワッシャー/ハイギアナット/0リング
まずはスプロケット。やや減ってますが、まだ使えそうですね。フロント20丁
スプロケットの次はOリング
Oリングにシリコンガスケットを塗布。
4速ミッションからの進化を感じます。
ハイギアー内部もブッシングのみだった4速からニードルローラーベアリング&オイルシールにアップグレードしてあり、その効果はかなり大きい。5速は漏れにくいですね。
Oリングの上にタブワッシャーを載せます。
コレでOリングが更に奥に押し込まれてより密閉度を高めてくれます。
タブワッシャー嫌いのボクもコイツの事は大好きです。
どうもピントが合いません。
老眼なので仕方ない。
ナットを新品に交換します。
何でも新品に替えれば良い訳ではありませんが、山の潰れたネジは交換しておくに越した事はございません。
バイクなんてほとんとがネジで組み立てられてるのでネジを甘くみてはならんのです。
特殊工具を使って締結。
36番のナットをハイギアーのネジ山に。
金色のが見えますね。
ドライブチェーンを使ってスプロケットをロックしています。
ナットを回す専用工具はコチラ
4速用も御座います
金色のチェーンは折り返してあります
こんな感じで。
タブワッシャーを折ってロックします。
ウォーターポンププライヤーで曲げてます。
ガスケット設置面を清掃して組み付け準備
グリーンの紙ガスケットにシリコンガスケットを塗布して組み付けます。
シリコンガスケットは無しでも問題ありません。塗ってしまうと次回取り外しの時に苦労します。
ボクは使う派です。
オイルシールを組んだトラップドアを閉じたら次はコレ。
入れ忘れに要注意。
こんな感じですね。
クラッチハブ
キー溝がありますね
クラッチハブキー
クラッチローラーベアリング
クラッチハウジングに組まれます
クラッチハブとベアリング、ハウジングを組み立てます
スラストベアリングも忘れずに。
ベアリング部にグリスの充填をしてから
ダンパーASSYを組み付けます。
センターワッシャー
これにも年式によって種類があります。要注意。
特製SSTを使ってセンターナットを締結。
センターナット
リンク先の画像と仕様が異なりますが、よくある事です。
こんな感じでいろいろ変更がありますが何にせよ、作ってくれてるだけマシ。
品質は上がったり下がったり。笑
ひとまずこれで一旦、タイミングサイドを仕上げます。
ドライブチェーンも組みました
クラッチがロック出来なかったのでココでストップでした。
クラッチをロックしてメインシャフトナットを締結します。
ロックタブは沈んで不安定になり易いのでココにはロックタイトを推奨
オイルシールも入れ替えます
入れる前に丁寧に洗浄
入れました
インナーカバーを合わせる時に間違え易いクアドラントの位置ですが
T 140系はニュートラルセンサーがあるので簡単ですね

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