長野_

意識高い系?大学生

大学に入ってから“何か”やりたくて、大学ならではの“何か”を探しました。

SFC(慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス)といえば、起業を志す人が多いらしいし、
新入生のオリエンテーションではいろんな分野で、社会で活躍する「SFCらしい」先輩が紹介されていました。

確かにすごいと思うけど、これを成し遂げたい!!!なんてことはないし、みんながみんなこんな「SFCらしい」人だったら社会回んないよねなんて友達と話してました。
自分がそうなりたいとは思わなかったということですね。

まずサークルはほぼ迷わずアカペラサークルに入りました。
中学吹奏楽部→高校うた部からの自然な流れです。
小さいころから習っていたクラシックバレエも続けました。
普通に大学生楽しんでます。

“何か”を探すために私がキーワードにしたのは「教育」でした。
大学では本当はまちづくりのことがやりたくて入ったつもりでしたが、大学受験で第一志望に受からなかったこと、周りの友達に、大学受かったはいいものの入学金どうやって確保しようと頭を抱える子や、お金の工面ができず留学をあきらめる子がいたことがきっかけで、大学って何なんだろうと引っかかっていたからです。

そこで出会ったのが一般社団法人全国FROM PROJECT(通称ふろぷろ)でした。(団体Facebookページ:https://www.facebook.com/fromproject/)

ふろぷろは、地方の高校生にPBL(課題解決型学習)の講座をお届けして、アクティブラーニングができるような機会を作っています。(文面がいかにもSFC生になってきましたね)この団体で、長野市に隔週くらいで行ったり、福島のいわき市に毎週行ったり(どちらも日帰りで)、時間的にも精神的にも結構消費しながら活動してました。
金銭的な報酬はないけれど、とにかく自分が学んでいる実感があるし、講座の内容を考えるのは楽しいし、新しいことばかりだし、何より団体の中にいる人たちがおもしろくて温かくて一緒にいたいと思う人ばかりで、続けていました。

でも、半年もすると疲れてきちゃうんですね。
やってることはいいことだと思うけど、本当にこれが自分のやりたいことなのか…
睡眠時間が短いとうつになるそうですが睡眠時間の短さがそう思い始めた一番の原因かもしれません。大学の友達や先輩で意識高い系と言われる人は、どこかで一度寝ることの重要さを思い知り、休学したり長期休みに時間をとったりして、都会を離れる傾向にあるように思えます。(意識高い系とは一体…)

ちょっと一回離れたい、他のことをしたいと思ったときに、選択肢に上がってきたのがインターンでした。

続く。


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