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レゴ投資の「出口戦略」— おすすめの販路とその特徴

レゴ投資において最も重要なのは、購入(入口)ではなく、販売(出口) です。いくら優れた投資先を見つけても、適切に売却できなければ利益にはなりません。そこで今回は、レゴ投資におけるおすすめの販路と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。


主要な販売プラットフォーム一覧


レゴを販売する際に利用できるプラットフォームには、主に以下のような選択肢があります。

ECモール系
• Amazon
• 楽天市場
• ヤフーショッピング

フリマ・オークション系
• メルカリ(メルカリショップ)
• Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
• ラクマ
• ヤフオク
• eBay(海外販売)

独自ショップ系
• BASE
• 完全自社ECサイト

完全自社のECサイトは、手数料こそ発生しないのが何よりの強みですが、まず集客力がありません。集客がなければどんなに良いモノも売れないことや、また今回の販売目的はレゴです。レゴにはレゴそのものに強いブランド力があり、わざわざ自身で集客などせずとも、購入者のほうが寄ってきてくれます。

ですので結論として、「Amazon」と「メルカリ」 が最もおすすめです。
では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。


① Amazon(FBA利用が特におすすめ)


メリット

圧倒的な集客力:Amazonにはレゴの購入者が多く、高回転で売れる可能性が高い。

高値で販売できる:特にプレミア価格がついたレゴは、市場価格よりも高く売れることが多い。

FBA(フルフィルメント by Amazon)で発送が楽:Amazonの倉庫に商品を送れば、保管・梱包・発送をすべて代行してくれる。

デメリット

手数料が発生:FBAを利用すると、販売手数料+FBA手数料がかかる。
また月額料金も発生(大口出品)

初期登録のハードル:出品者登録や出品規制の解除、FBAの利用開始には手間がかかる。

📌 Amazonはこんな人におすすめ!
➡️ 「手間をかけずに高回転で売りたい人」
➡️ 「多少の手数料を払ってでも高値で売りたい人」


② 楽天市場


メリット

楽天ポイント経済圏の強み:楽天カードやSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すると、購入者にとって実質的な価格が安くなるため売れやすい。

最高値で売れる:楽天市場は敷居が高い分ライバル店もAmazonより少なく、プレミア品などは最も高く売れる傾向がかなり強い

キャンペーン時の売上増:楽天スーパーセールやお買い物マラソンのタイミングでまとめ買いされやすい。さらに売れる日が分かりやすい

デメリット

出店費用が高い:個人では基本的に出店できず、法人または個人事業主向け。月額出店料がかかる(最安プランでも約2万円/月)。

手数料も高め:販売手数料+決済手数料を合わせると、約10%〜15%ほどかかる。

📌 楽天市場はこんな人におすすめ!
➡️「法人または個人事業主として本格的にレゴ販売をしたい人」
➡️ 「楽天ポイント経済圏を活用し、リピーターを獲得したい人」


③ ヤフーショッピング(手数料が安く初心者向け)


メリット

出店料が無料:楽天市場とは異なり、初期費用や月額料金がかからない。

手数料が比較的安い:PayPay決済を活用すれば、楽天市場よりも手数料が低め。

Yahoo!プレミアム会員の集客力:Yahoo!ショッピングは、PayPayユーザーやソフトバンク・ワイモバイルのユーザーにとってポイント還元が大きいため、一定の購買層がいる。

デメリット

Amazonや楽天市場ほどのブランド力はない:Amazonや楽天市場と比べると、まだまだ購入者層が狭い。

PayPay経済圏に依存:PayPayのキャンペーン時には売れやすいが、通常時は集客に苦戦することも。

📌 ヤフーショッピングはこんな人におすすめ!
➡️ 「楽天市場ほどのコストをかけずにECモール販売を始めたい人」
➡️ 「PayPayユーザーをターゲットにしたい人」


④ メルカリ(初心者向けの手軽な販路)※メルカリショップも含む


メリット

初心者でも簡単に始められる:出品・発送までがスマホだけで完結

個人間取引なので価格設定が自由:プレミア価格で販売できる可能性が高い。

送料込みの価格設定が可能:購入者が送料を気にせず買いやすい。(逆に送料は出品者であるこちら側が負担することが暗黙化になっているのでデメリットでもある)

デメリット

✖ 手数料が10%発生 : フリマサイトでも手数料は発生する

値下げ交渉が多い : 忙しい時はやり取りが面倒な時も。(値下げ交渉不可と記載は可能)

売れるまでの時間がまちまち : 出品から時間が経過するほど表示がされにくい

📌 メルカリはこんな人におすすめ!
➡️  「気軽に始めたい初心者」
➡️  「コツコツ販売していきたい人」


⑤ Yahoo!オークション【旧名称ヤフオク!】(オークション形式で高値が狙える)


メリット

オークション形式で価格が吊り上がることがある:人気商品なら相場以上の価格で売れることも。

送料を負担してもらえる : メルカリと異なり『送料=落札者負担』のケースが多い

マニア層が多くレアなレゴが売れやすい : Amazonやメルカリよりも高く売れていくことがある

デメリット

手数料がかかる : メルカリ同様手数料は発生

落札後のトラブルがあることも:Yahoo!オークションに限らずですが、メルカリなども含め購入者と直接やり取りするため、スムーズな取引が必要。

📌 Yahoo!オークションはこんな人におすすめ!
➡ 「レアなレゴを出品したい人」
➡ 「少しでも高く売りたい人」


【結論】初心者は「Amazon」or「メルカリ」が最適!


「どの販路を使えばいいの?」と迷ったら、Amazonかメルカリのどちらかを選びましょう。

手間をかけずに高回転で売りたい人
→ Amazon(FBA)

スマホ1つで気軽に売りたい人
→ メルカリ


特に、プレミア価格がついたレゴはAmazonで販売するのが最も利益を出しやすいです。一方で、個別の交渉や値下げ対応ができる人はメルカリもおすすめ。

レゴ投資は「いかにスムーズに売るか」が重要です。
自分に合った販路を見極め、しっかり利益を出していきましょう!


それではまた。

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