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『レゴ投資』における需要と供給

レゴ投資を成功させるためには、「需要」と「供給」のバランスを理解することが重要です。本記事では、レゴの価格がどのように変動するのか、その仕組みを分かりやすく解説します。


1. 需要と供給とは?


経済の基本として、「需要(ほしい人の数)」「供給(市場に出回る数)」のバランスによって価格が決まります。

• 需要が多い × 供給が少ない
→ 価格が上がる

• 需要が少ない × 供給が多い
→ 価格が下がる又は横ばい


分かりやすくいうと、どれだけ人気の商品でも、欲しい人が100人に対して、その商品が150個あると価格は絶対に上がりません。

レゴ投資においても、この法則が当てはまります。では、具体的にどのように影響するのかを見ていきましょう。


2. レゴ投資における需要


レゴの需要は、主に以下の要素によって決まります。

① ファン層の存在

レゴには「コレクター」「ファン」「親子ユーザー」など、幅広い層が存在します。ほとんどの各ジャンルに根強いファンが多く、廃盤後も需要が続く傾向があります。


② 再販の可能性

レゴは基本的に一度廃盤になると再販されないため、廃盤後に需要が急増することがあります。
復刻版が稀に出ることがありますが、基本的なオーソドックスジャンルには出てこないので気にしなくても問題ありません。

③ SNS・映画・イベントの影響

新作映画の公開やSNSでの話題性が、特定のセットの需要を急激に高めることがあります。例えば、『ハリーポッター』や『スター・ウォーズ』『ジュラシックワールド』など新作映画公開時には、関連セットの需要が上がることがよくあります。
販売戦略においてもここは使えるので面白いですよ。


3. レゴ投資における供給


供給は「市場に出回るレゴの数」を意味します。供給が少なくなるほど、価格は上がりやすくなります。

① 生産数と流通量

レゴの生産数はシリーズによって異なります。レゴショップ限定又は認定公式販売店でしか購入できないセットは存在しますが、基本的には問屋に納品され、そこからAmazon、トイザらス、楽天市場、家電量販店などに納品され廃盤まで供給は続きます。

② 廃盤後の流通量

レゴは廃盤になると公式ショップやAmazonやトイザらスを含むその他の店舗での販売が終了し、新品の入手が困難になります。このタイミングで供給が減るため、価格が上がることが多いです。

③ 転売市場の影響

メルカリやヤフオクなどの二次市場では、出品者が価格を決めるため、供給が少ないセットは高値で取引されやすくなります。


4. 需要と供給のバランスを見極めるコツ


① 廃盤予定の情報をチェックする

レゴ公式やリーク情報を確認し、どのセットが廃盤になるのかを把握しましょう。

② 需要の高いシリーズを優先する

アイデアやアイコン、スター・ウォーズの大型セットなど、大きなリターンは見込めますが、少し難易度が上がることもあるので、最初のうちは年齢層が広く需要が高いシリーズを見ていくことも良いでしょう。
→シティ、ニンジャゴー、マインクラフト 、マリオ、フレンズ、ディズニーなど


5. まとめ


レゴ投資において、「需要と供給のバランス」を見極めることが成功の鍵です。

✅ 人気シリーズは需要が高まりやすい

✅ 廃盤後は供給が減るため価格が上がる傾向がある

✅ 映画やイベントの影響で一時的に需要が上がることもある

需要と供給のバランスを理解し、将来的に価値が上がるセットを見極めることができれば、レゴ投資の成功率を高めることができます。


それではまた。

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