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オリオン座の星雲たち

しばらくは日本で撮影した写真をぼちぼち蘊蓄たれながら掲載してみようと思ったんですけど、昨晩撮影した天体写真が思いのほか良い出来栄えだったので割り込み投稿(笑)
この季節はオリオン座が美しい。

オリオン座

そんなオリオン座には様々な星雲があって、それぞれがまた美しい(と思っている)。なので、最近何度か夜に郊外へ繰り出し三脚・ポータブル赤道儀・愛機OM-1・お安め超望遠ズームを駆使して撮影に挑戦中。
その中で、昨夜はかなり良いコンディション(空の暗さ十分、風無し、ひらけた丘のアスファルトの上)だったので、気温マイナス5度に耐えて4時間粘った結果、(私の持つ機材にしては)かなり納得のいく写真が出来上がり、興奮気味に記事を書いて写真をアップしてみることに。

まずは三ツ星周辺を広めに。この画角に私が知るだけでも5つは星雲がある。

三ツ星周辺

そして、天体写真入門と言われるオリオン大星雲。肉眼でも見える明るい星雲です。

オリオン大星(M42))

次に「燃える木星雲」と「馬頭星雲」。馬頭星雲は有名ですよね。でも燃える木星雲の方が実は撮影しやすい。

燃える木星雲(左)と馬頭星雲(右)

そして、私にとっての難関、リゲルの脇にある「魔女の横顔星雲」。

リゲル(左)と魔女の横顔星雲(右)

「どこが魔女の横顔?」と思うでしょ。この写真を上下反転させると、ホントに魔女の横顔になるんです。

ちなみに、これらの写真、昨晩の4時間の撮影の後、本日も3時間ほど画像処理に費やしました。普通の写真と違って、めちゃくちゃ時間が掛かる。。でもその時間が楽しい。

天体は一瞬の判断と動きが成否を分ける野鳥写真とはだいぶ趣が異なる「辛抱と忍耐」の被写体。
野鳥と天体、2つのエクストリームな対象を同時に好きになってしまった私です(笑)

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