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山岳風景の美しさ

私は埼玉県の高校時代に山岳部に所属し、当時山の知識が一切無いまま、様々な山を「登らされ」ました。
当時は下級生が重い共同装備を担ぐという「悪しき習慣」があり、1年生の時は苦しい思い出が多いけれど、それでも夏に1週間こもった南アルプス南部の壮大な景色は今でも記憶に焼き付いてます。
そこから月日は経ち、2019年頃から私は再び登山を始め、以来山を歩くことは私の趣味の一つになりました。山を歩くとすばらしい眺望に出会う。私はその素晴らしい眺望を記録に残したい、とカメラを買いました。

裏磐梯側から磐梯山を望む
浅間山外輪山の斜面に広がる紅葉

昼間の眺望も美しいれけど、一番美しいのは日の出直前、日の入り直後の風景。特に日の出前後の時間帯が良き。

雪頭ヶ岳から日の出前の富士山を望む

空が最も美しいグラデーションを持っていて、これが紅葉の時期だと更に美しい眺望が得られるんですよね。

半月山から紅葉の男体山と中禅寺湖を望む

そんな日の出前の美しい風景を撮影したいなら、真夜中から山に入る必要があります。真夜中の登山道は、ご想像の通りとても怖い。たいてい夜中に山に入ると「来なきゃよかった」と後悔する(笑) でも「暗闇の恐怖」を克服して山頂に立てば、またそんな風景を撮りたくなるものなんです。
そんな「暗闇の恐怖」を味合わなくても、高所からの日の出前後の風景を拝める場所も幾つかあります。でも、そういう場所は「写真愛好家のメッカ」になっていることが多くて、静寂の中で美しい景色に浸りたければやはり「暗闇の恐怖」とお付き合いすることになるでしょう(笑)

渋峠の朝焼け

ここアメリカに来ても、もう一つの被写体「星空」撮影も兼ねて、夜から山に入ることも多々。。。

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