デジタルツインを会社の中で使いたい
しかし、実用的なメリットがあまり見えてこないのです。
VRで見れる?だから?って言われてしまう。
工場のメンテナンスをやっている会社や配置換えをシミュレートしている会社もありますっていっても、VRやDXとか言わなくても今のCADで分かるんだそうだ。
困った。
DXといってもせいぜいエクセルを使いこなしましょうぐらいだと、なかなかその先へは動機づけが難しい。
そう、これは愚痴です。
先月UNITYでやっていた講演会ではデジタルツインのメリットはデータを蓄積したあとのシミュレーションだという話がありました。
データ解析がメインで3DやVRは見せるためのツールらしい。
そうすると、データの蓄積はそこそこあるはずだから、VR化した工場のデータの場所にタグでも仕込んでおいて、そこに稼働率のグラフやメンテナンス履歴のリストが重なって見えるようなデモとか作ったらうけるだろうか?
なんかよさそうな気がしてきた。
似たような設備をタグで結んで移動できたり、共通性を探るなど、もうちょっと工夫がいるかもしれない。
工場長が自席のPCからサーバーの仮想工場を視察できて、リアルタイムの稼働状況が分かると面白いかもしれない。
移動してきた担当にはARで重ねて作業の注意や保護具のリストが出るとかね。
こういうのって便利で楽しいと思うのだけれど。
かもしれないばかりでは説得力に欠けるのです。
具体的にお金に換算できるメリットの仮説を検討しています。