見出し画像

自分の価値を他人委ねてどうする

子供の頃、記憶では3、4才くらいだったと思う。
家でコップを落として割ってしまった。

コップを割ってしまった事で怒られると思った。

ガシャーンと音が鳴った瞬間に、僕は泣き叫んだ。
その声にビックリした親は、慌てて僕の側にきた。

僕は泣きながら「怒られる」と言うと
「怪我してない?」と返ってきた。
もちろん怪我などしてなく、怒られる事もなく
僕はほっとしただろう。
そんな記憶がうっすらと残っている。

僕はどうやら、怒られる事を非常に恐れていた子供だったようだ。

成長するにつれて、怒られる対象が先生になり、
先輩になり、会社の上司やお客様になってくる。

先生に怒られると進路に影響するのではないかと、教室では話題になるし、

先輩には挨拶がなってないとか生意気だと、
理不尽に怒られる事もある。

社会に出ると否応なしに、失敗をして迷惑をかけてしまいお客様を怒らせ、上司は呆れてバカにする。

そして自分で自分を責めて、まるで自分が役に立たない存在に思えてしまう。

そんな経験をしてきて僕は思う。

迷惑かけた事は素直に、謝ろう。
一生懸命やって失敗する事は仕方ない。

しかし、
バカにされる事と、
自分の存在を否定する事は
間違っている。


そもそもみんないっぱい失敗をしているから、
経験をもとに予測して対処しているのだ。

他人の評価を軸に生きていても辛くなる。
それよりも一生懸命にやった上で失敗したのなら、
素直に認めよう。
認めることで責任感が湧いてくる。
次に繋がってくる。

自分を否定するのは、
他人から認められないからか?
違うだろってことだ。

自分を否定しても何も始まらないから、
いっぱい失敗して、自分の弱さや強さを知ろう。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」
っていうくらい。

それに失敗しないと、人は必ず調子に乗って天狗になるのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?