珈琲でお世話になっている本(更新:2021/12/09)
珈琲を知るにあたっていろいろな本を読んでみましたが、その中で面白かった本を紹介。
作成:2021年12月9日
更新:2022年2月20日
写真の追加(今更)
コーヒー絵本の紹介
●コーヒーの科学
定価:1080円(税別)
発行:講談社ブルーバックス
著者:旦部 幸博(たんべ ゆきひろ)
ISBN978-4-06-257956-8
タイトルはシンプルですが、中身は1080円では申し訳ないくらい詰まっております。「珈琲をさらに詳しくなりたいのならこれを読みましょう。」って言いたいくらい面白い。
入門用としては難しいので、入門用をお探しなら後述している「コーヒーの絵本」をお勧めします。
まだ読み切っていないけど、とりあえず感想を箇条書きで申します。
・「もっと化学を勉強しておけばよかった」と全力で思った
・焙煎の奥深さを思い知らされた。
・化学を勉強したくなってきた。
●HOME COFFEE ROASTING ~お家で始める自家焙煎珈琲~
定価:1080円(税別)
発行:集英社インターナショナル
著者:嶋中 労(しまなか ろう) ・ 旦部 幸博(たんべ ゆきひろ)
ISBN978-4-7976-7406-4
2021年12月8日に発売された焙煎について記された本
旦部さんが著者だったので購入しましたが、正直あまり・・・って感じでした。
読む前は【ホーム・コーヒー・ロースティング】だったので、てっきり手網焙煎やフライパン焙煎・片手鍋焙煎などのやり方などがびっしりかかれているかな~など期待していたのですが・・・
個人的に為になったページは190程度のページ中、90ページ程度まで。
残りは珈琲界隈の自慢話に聞こえるようなページでした・・・
でも「こんな人もいるんだなぁ・・・」と面白くはありましたが、焙煎の勉強本としては・・・って感想です。
●大人のためのコーヒー絵本
定価:1900円(税別)
発行:日本文芸社
著者:アンヌ・カロン / メロディ・ダンテュルク
翻訳:ダコスタ吉村花子
監修:BaristaSalto篠崎好治
ISBN978-4-537-21868-8
え?絵本?と思われたかもしれません。
あなどることなかれ。大人向けの絵本です。
要所がしっかりとわかりやすく書かれております。
珈琲詳しくなりたい方がいたら、私はこれを推します。
コーヒーの始まりからカッピングのテイスト・いろいろな抽出器具の話など割とコアな内容までしっかり絵本テイストに記しているのでとてもわかりやすく面白いです。
珈琲を楽しく勉強できるので、「・・・やっぱりいいや」とはなりにくいと思います。(※珈琲の科学は友達に貸したらこうなりました。ごめんね。)
●コーヒーの香味を探る+風味表現用語集
定価:2000円(税別)
発行:旭屋出版
著者:圓尾修三(まるおしゅうぞう) ・ 広瀬幸雄(ひろせゆきお)
ISBN978-4-7511-0823-9
前職の出張中にとある珈琲屋で見つけた本。
見た瞬間に「これ面白い。買うわ。」と思い、Amazonで即ぽち。
私はコーヒーインストラクター検定2級を持っておりますが、珈琲インストラクター検定の教本とほとんど同じ内容だな~と思いました。
なんなら味覚の感じ方の構造や、テイスト表現のたとえなど書いてあり、こちらの方が実用的だな。って感じるくらいです。
品種の派生情報や、抽出における粒度や湯温の影響、がすごい専門的に書かれており、「何言ってんだろう、この本。」って思いながら数式を眺めています。
しかし2009年の本なので情報が古いこともあり過信はできませんが理論を学ぶにはとても有意義な本です。
あとまた見つけたらここに書き込みます~。
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