左に人工股関節を入れて10ケ月経過した
結論「患っていた、股関節の痛みは一切ありません。でも…」
100人いれば100通り 回復の経過には個人差がある。
手術を決意する前は、人工股関節を入れた色々な方の体験談を読み漁っていた。
いざ、自分が手術をし、リハビリを経て現在に至るまで。
見知らぬ誰かと比較して、自己嫌悪になったり、不安になったりの日々。
「術後回復期の3ケ月のリハビリは超大事」と言われ、真面目に通院を続け、そして10ケ月後。時が解決してくれること。時と共に悩むことがはっきりとしてきた。
※ここで、記すのはあくまでも自分の体験です。
術前と現在、変化したこと
椅子の恐怖が低下した
2時間以上の映画を観れるようになった
電車やタクシーのシートから立つ時、ビビらなくなった
座ってのパソコン作業時間が長くなった
長い時間座った後、「どうやって立てば良いんだ?」と悩まず、無意識で建てるようになった。
ただ、すべり症があるので、デスクワークの休憩は大事にしている。
整形外科以外の通院をやめた
整骨院
マッサージ
鍼灸
リハビリPTさんからは、「人工股関節を学んでいる人がいれば、問題が無いと思うが」と言われている。でも、何かあったらと思うと不安なこともあり、術後は一度も行っていない。同じような理由で、ヨガやピラティスも止めている。
少しの痛みにも恐怖を感じていたが「大丈夫。行く必要が無い」と思えるようになった。
たまに肩が凝った時「マッサージ行きたい!」と独り言を言っている(笑)
服の試着ができるようになった
術前は、UNIQLOの試着室で「脚上がらないよ(泣)」と悩みながらパンツの試着。試着室の壁に、座れるような板があると嬉しいと何度も思った。
今は、脚も上がり試着には問題ないが、背中を壁につけて、負担を減らすように試着をしている。これもPTさんからのアドバイス。
階段を登れるようになった
階段は克服、でも坂道は苦手。
多分、ふくらはぎとか脛が弱くて、筋力不足。
この部位は攣りやすいから漢方の「芍薬甘草湯」を常に携帯している。
今の課題、右の股関節の負担を減らし、左にもがんばってもらう
「右側の股関節周りの筋肉が固くなりやすい、痛くなる」
歩く時間、立つ時間、活動量が増えると、無意識で右に負担をかけていることに気付く。これは術前、左の股関節が痛かった時の状態。
今、この長年の癖を治す、筋肉の使い方を修正するリハビリをしている。
これが、なかなか難しい。
右の股関節を持たせるため、左の人工股関節をちゃんと使うために必要なこと。
痛み止めの薬の件
痛み止めは100%止めてはいない。
「無意識で右に負担をかけている。痛みが強い時」
は鎮痛剤を飲むようにしている。
術前と比較したら1/10以上減っている。
一日経てば、痛みが緩和されることがわかっているが、我慢している間、私はロボットのような、痛みをかばうような、変な動きをしてしまう。
これがダメダメらしく、ちゃんとした動きをするためにも、こんな時は鎮痛剤を飲むことにしている。
あとは、これからの寒い季節にどうなるのか?それが心配かな。
Googleさんから届いた「昨年の今日の画像だよ」で痛さを思い出す
股関節の痛みを我慢してランチした時の画像がGoogleさんから届いた。
私の脳の中は「痛い 80%、我慢 10% 美味しい10%」だった。
味覚えていない(笑)
寝ても、起きても、何しても痛かった左の股関節。
毎日の痛み止め、痛み止めの注射が欠かせない日々。
「もっと早く手術していれば良かった」
タラレバは、手術をしたから言えること。
「よく手術を決心して、リハビリがんばった!」今日は自分をほめてあげよう!