日本再発見の旅 | 千葉県編
千葉県の観光名所といえば、みなさん何を思い浮かべますか?
東京ディズニーランド・シー、鴨川シーワード、東京ドイツ村、マザー牧場、海ほたる、成田山新勝寺、成田国際空港など、、
私が住む千葉県は東京都の隣にある、ちょっと地味〜な県のイメージを持たれがちですが、意外と名の知れた観光地も多いです。
今回はわりと穴場でもあり、今流行りのイマーシブ体験に似た参加型博物館「千葉県立房総のむら」をご紹介します。
千葉県立房総のむらってどんなところ?
原始・古代・中世から近・現代まで様々な時代の景観を再現した博物館です。
時代変遷の中で生じた衣・食・住・技の移り変わりを当時の環境の中で、直接体験することができます。
また数々のドラマや映画のロケ地としても知られており、リーガル・ハイや大河ドラマの西郷どん、坂の上の雲などでも使用されています。
入場料はたったの300円!(2024年4月現在)
場所は成田国際空港、成田山新勝寺に程近い場所にあり、マイカーでのアクセスが一番便利です。
(JR成田かJR安食からバスも出ていますが、残念ながら本数が少ないです。)
どんな体験ができるの?
実演や体験の種類は、年間を通して約460種類!!
私はお煎餅作りや、茶の湯体験をしました。(別途要体験料)
他にも、ふいごを使って火を起こし軟鉄で文鎮またはペーパーナイフを作れたり、ミニチュア土器や土偶、勾玉を作れたりします。
イベントによっては甲冑試着もあり、さらに隣接しているコスプレの館では忍者やサムライ、ハイカラさんなど約300着以上の衣装も用意されており子供から大人までその時代の人物になりきり楽しむことができます。
訪れるたびに演目が違うため、何度でも新しい体験ができるでしょう。
どんな建造物があるの?
施設は2つのエリアに分かれています。
一つ目が”ふるさとの技体験エリア”です。
ここでは房総の商家の町並みや上総の農家、下総の農家、農村歌舞伎舞台など日本の江戸時代の風景が再現されています。
中に入ってその時代の生活を想像したり、竹馬やベーゴマなども置いてあるので、昔懐かしい遊びを体験することもできます。
季節によっては農村歌舞伎舞台で、千葉市地域文化財指定の”登戸の神楽囃子””笹川の神楽”を見ることもできます。
もう一つが”歴史と自然を学ぶ風土記の丘エリア”です。ここでは風土記の丘資料館や旧平野家住宅、龍角寺古墳群などを散策できます。
この古墳群は古墳が115基見つかっており、歴史の授業で習った円墳や前方後円墳も実際に見ることができます。
資料館には原始から中世で出土した埴輪などの遺跡や復元竪穴式住居も展示されています。
また四季によって様々な植物が咲き誇るのも魅力です。
春はさくら祭り、夏は田植えや新鮮野菜の収穫、秋は稲穂が配られたり落花生の収穫ができます。
体験の数だけ発見や感動がある
私はコロンビア人の友人が日本に来てくれた時にもこちらに訪問しましたが、武家屋敷を見て大興奮していました。
海外の方と一緒に訪れるのも日本の文化の素晴らしさを改めて発見できるきっかけとなるかもしれません。
体験の数だけ発見や感動があると思います。ぜひ足を運んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?