【転職・独立その前に】これだけは自分でやるべきたった一つのこと
※6月21日追記
本記事が好評だったようでお知らせが届きました。見て頂いた皆様ありがとうございます。もっともっと精進しますm(_ _)m
さて、今回はコロナ禍で今まで以上に厳しくなりつつある転職・独立において、「本気で独立・転職を考えてるなら絶対超えるべき壁」というのがある。という話をしていきたい。
元人事部だった私は、退職者のその後の状況もある程度入手できた。全ての情報が入っていた訳ではないが、少なくとも知っている限り、これが自分で出来なかった人間は、その後の転職・独立を100%の確率で失敗している。
なので、もし今の会社に限界を感じている人がいたら、これだけは自分でやってほしい。そんなに難しい事ではないので、できる事なら実践して頂きたい。
「できるならやった方が良い」転職・独立準備2選
個人的には転職・独立はガンガンやるべきだと思ってる。本当は辞めたいのに「家族のために~」とか「俺が抜けたら代わりがいないから」とか抜かしてる輩は、周りの人間から絶対飛び出さない黒ひげ危機一髪程度にしか思われていない事を自覚した方がいい。ナイフ刺し放題だから、パワハラにも歯止めがなくなってくるぞ。
とはいえ、このご時世で腰掛けではない本気のジョブチェンジを図るのであれば、やはり相応の覚悟と準備は必要となる。そして本当は準備が3点あるのだが、今回伝えたい事に比べたら重要度はそこまで高くないので、1点に絞ることにしたのだ。
まあついでだから、本題以外の2点もさらっと説明しておくか。「副業」と「引っ越しの準備」だ。副業は皆なんとなく想像つくだろう。今の仕事だけで稼いでいると、転職の際に同じような職種にしか行けなくなるし、今の会社がブラックなら高確率でその業界全体にブラック体質がある。金銭的なメリットは度外視で、自分のスキルを磨く為に副業はやってみた方が良い。
そして引っ越し準備をする理由は、今の土地での転職に拘っていると、成功率がダダ下がりするからだ。企業風土というのは会社単体ではなくその土地全体に根付くものであり、もし今の会社がブラックならば、その土地全体に同じような風土が蔓延っているものだ。だってブラックな会社は
「この土地はどこの会社も似たようなもんだからウチもブラックで行けるっしょ!」
って思ってるのだから。それはもうブルーマウンテンでとれたコーヒー豆の如く漆黒のブラック企業であり続けるのだ。
これだけは自分でやるべきたった一つのこと
それでは、転職・独立する前に必ず自分でやっておいた方が良い「壁」について話したいと思う。まあできる人は「なんだこんな事か」って思うだろうし、できない人はどうやってもできない。だからできない人には無理強いは決してしないので、参考程度に読んでほしい。
壁とはズバリ「1人で退職申請して有給をもらう」事だ。言い換えれば「退職代行を使わない」でもある。
前述したとおり、前職では5年間人事部に所属していたので、退職届けなんて食品工場ラインの惣菜並みに流れてきたww
その中には結構いたのだ「退職代行」を使う人が(ウチだけか?そんな会社)。
そういうのを使う人の心情はよく分かるし、需要があるからこんなご時世で退職代行業は拡大の一途を辿っているのだろう。
でも敢えて厳しいことを言ってしまうと、この程度の風呂敷を自分で畳めないようでは、次の障害でも必ずコケてしまうのだ。精神的に追い込まれていて自分の身を守ることが最優先なら、退職代行は使うべきだろう。ただ、
🌟「俺、こんなもんじゃねえから。本気出せば絶対この会社より年収上げられるから!」🌟
的な、自分の事を英雄王オブ英雄王with撃滅のラストブリッド(なんじゃそらw)みたいに思ってるイカれ勘違い野郎の自負があるなら、絶っっ対に退職は自分で処理すべきだ。
ちなみに私は正真正銘のイカれ勘違い野郎なので、昨年末に独立できる金額に到達した翌日に退職宣言をぶちかました(笑)。
会社に対して「こんな急な退職じゃ悪いかな…」みたいな感情は1ナノメートルもない。自分の椅子を守るために散々部下や大切な人間を裏切って泣かせてきてんだから、これくらいのリスク覚悟してるんでしょ?ぐらいにしか思っていない。
時間やメンタルや誇りを搾取され続けた相手に対して、意味のない顔色伺いや摩擦を恐れて何か得るものがあるのだろうか?会社や上司が「ああ、なんてこいつは心優しい清らかなヤツなんだ」とでも思うのだろうか?
本当にきつい事を言って申し訳ないが、そういう摩擦を恐れて金銭で解決をする人は、
「謙虚を装った風で、実は自分のことしか考えていない自己防衛型人間」
なのだ。心配してるのは、自分が辞めた後の会社や上司の事ではない。退職宣言後に傷つけられたり、無下な扱いを受けるかもしれないという自分の心配でしょ?
本気で次の転職先や独立先で自分の人生を切り開きたいのなら、人との衝突は絶対避けられないのだ。
自分で退職処理をするというのは、真の自立を目指す人達にとっての最初の登竜門。自転車で言えば補助輪を外す行為と考えてほしい。
自分で風呂敷を畳む勇気を持てた人へ
…とまあ嫌な感じで煽ってしまったが、ぶっちゃけ面倒くさければ退職代行使っても何ならバックレても日本の法律上な~んの問題もない(笑)。なので、本当は好きな方法でやめるのがメンタルには一番いい。
ただ、どうせ「バックレても問題ないんだからその前に一戦交えたっていいんじゃない?」というのが、私の一番言いたいことだ。その後気まずかったら、もう明日から会社なんか行かなければいいのだ(笑)
そんな「にげる」コマンドの成功率100%のRPGで、「上司に退職届をつきつける」ミッションにチャレンジしてもいいと思った人は、僭越ながら私から以下のアドバイスを贈りたい。
~知って得する退職申告3つの心得~
✅退職は許可を得るものではなくただの通告
よく「退職を会社から許してもらえない」なんて話を聞くが、改めて言っておこう。🌟辞めるとは相手の許可をもらう事ではなく辞めるという通知をする事だ🌟その後上司が怒ろうが、罵られようが、そんなの全く関係ないのだ。
✅必殺のキラーワード「色々な人に相談してみます」
もし、上述のケースで上司が逆上してあなたに酷いことを言ってきたら…。
たぶん殆どの辞めるに辞められない人が、それが怖くて退職を自分で申告できないのだろう。そんな時はこう言ってほしい。
「分かりましたこの場で退職が受理されないのなら明日以降色々な方と相談してきます」
✅上司の変わり身の早さにびっくりする
おそらく上述のキラーワードを使えば、会社もそれ以上の深追いはしてこない筈。ブラック会社は退職時のトラブルで何回も労基沙汰になってるから、引き時は意外と分かってる。
だから上司が強気な態度でマウントを取ってくるのは、「どうせ会社法とか労基とか分かんねえだろ」という情報弱者だけ。一瞬でも「やべっ、訴えられる」という匂いを感じれば、びっくりする位態度が変わってくるぞ。
「決断」は一回でもできると中毒性がヤバい(最後に)
もしこのミッションに成功したなら、あなたの中に確かな自信が芽生えてくるはずだ。いつだって自信というのは「自分の人生を自分で決断できた」という決断力が源になる。その決断力がLv1からLv2に上がる瞬間は本当に気持ちいい。寝る前に
「よおおおおし!言ったった!!ムカつく上司にズバッと言ったったぞおおおおお!!」
と興奮して眠れなくなるくらいテンションが上がるはずだ。この自分で決断するという毒性の強い麻薬を体験できれば、もう決断ジャンキーまっしぐら。決断大好きフリスキーなのである。
「決断の鬼」の世界へようこそ
決断の鬼になれば、上っ面の仲間が20人はいなくなる。しかし大切な両親・恋人・配偶者・友人等々の距離感は20倍以上は近くなるはずだ。ちなみにエビデンスは私だ。まあ恋人・配偶者は妄想なのだが(笑)
サポートして頂ければ私のモチベが500倍に上がります(だから何なん?www)。こんな私をサポートしてくれるあなたは、心底良い人なのですね😊