女51歳、退職願を出しました |#めざせ円満退社
勤続16年の私に、役員とサシで話せる個人面談の順番が回ってくる。
数日前からどうしたものかとソワソワしていたけれど、ついにここで出すしかない!っと(心の中では)「エイッ」という気持ちで
退職願いと書かれた封筒を、目の前に並んで座る役員へそ〜っと出してみました。
「はい、はい。わかりました。」
そっそれだけ〜〜〜???と正直拍子抜けしてしまったけれど、言いたいことも言えたし、胸の支えがすーっと取れた。
というのも、私が勤めているのは、社員40人ほどの中小企業。入社16年目ともなればお局中のオツボネ。
会社の広報として、ホームページ周りのWeb販促、マーケティング、社内ネットワークの構築、顧客DATAの管理から、新入社員研修、事務周りまで。
わからないことは彼女に聞いて〜的な役割を担っていました。
退職を願い出て、止められなかったという事実。
私が辞めたら、会社回んないんちゃうん?なんていうのも全く余計な心配だったな〜。
ちょっぴり寂しさもあって、家に帰って姉に聞いてもらう。
「全然止められなかったんよ。。」
とぼやく私。
そしたら、「性格悪!!」って怒られた。
「なんて言って欲しかった?あなたが辞めると会社が潰れてしまうと止めて欲しかった?そうなってしまえーと心の中で望んでる??」
と問い詰められた。
正直ドキっとした。それだけ会社に尽くしてきた自負があっただけに、自分が抜けることでいろんなところが回らなくなるだろうな。。ということも想像できる。
「そうじゃないでしょ?人生の折り返し地点を進んでいくのに、辞めた後の会社が倒産したなんていうことがあったら汚点だよね。
それより、この先の人生に何が必要か、この会社で何を得たか、得た経験やスキルをどう生かしていこうか、前を向いて考えることが人生の幸せだよ!
そこで、ハッと気がついた。
そうだ、前を向いていこう!
もやもやしていた心の中が、すっと吹っ切れた。
自分の価値は、会社にとってそれだけだったんだ。
目に見えない仕事の成果や内容は理解されていなかったんだ。
そんな評価されていない仕事を定年まで一生懸命やることはない。
むしろ、それに少しでも早く気がつけてよかった!
会社のための人生はここで終わり。
まだ働ける残りの10年。(性格には9年?)
自分のために生きていこう!
ここから、これまで溜め込んでいた人生メイクドラマ術がはじまる。。