腸内だけでなく、お口の中にも善玉菌と悪玉菌は、いっぱいいます
こんにちは！鹿児島県で製造している梅の花乳酸菌入り酵素発酵にんにく卵黄『Re Chest リチェスト』を販売するgreen＆birdgeです。
私たちの口の中には、数百種類、約1000億個以上の細菌 が存在しており、腸内環境と同じように「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスによって健康が左右されます。腸だけでなく、お口の中の菌のバランスを整えることも、全身の健康にとって重要です。
そこで今回は、腸内だけでなく、お口の中にも善玉菌や悪玉菌がいることと、腸内とお口で何が違うのかを書いていきたいと思います。
1.腸内細菌と口内細菌の違い
善玉菌の働き
腸内細菌：消化・吸収の補助・腸の健康維持
口内細菌：虫歯・歯周病予防・口臭抑制
悪玉菌の影響
腸内細菌：便秘・下痢・腸もれ・免疫低下
口内細菌：虫歯・歯周病・口臭の悪化
菌の数
腸内細菌：約１００兆個以上
口内細菌：約１０００億個以上
腸と口の相関
腸内細菌：口内で悪玉菌が腸に運ばれ、腸内環境を悪化させる
口内細菌：腸内環境が悪化すると口臭が強くなる
2. 善玉菌の役割の違い
① 腸内の善玉菌の役割
腸内では、善玉菌が発酵を促し、腸の健康を支えています。
✅短鎖脂肪酸（酢酸・プロピオン酸・酪酸）の生成
→ 腸のバリア機能を強化し、免疫を調整する
✅ 腸内のpHを酸性に保ち、悪玉菌を抑制
→ ウェルシュ菌や大腸菌（有害株）の増殖を防ぐ
✅ 腸のぜん動運動を促し、便通を良くする
→ 便秘や下痢の予防に貢献
✅ ビタミン（B群・K）の生成
→ 体の代謝や血液の健康に関与
② 口内の善玉菌の役割
口内では、善玉菌が悪玉菌の増殖を抑え、虫歯・歯周病・口臭を防ぎます。
✅ 悪玉菌の繁殖を防ぐ
→ 口臭や歯周病の原因菌を抑制
✅ pHバランスを整え、歯の脱灰（溶けること）を防ぐ
→ 酸性に傾きすぎると歯が溶けるため、中性に保つ
✅ 唾液の分泌を促す
→ 口の乾燥を防ぎ、口臭予防になる
✅ 口腔免疫を強化する
→ 風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に貢献
3. 悪玉菌の影響の違い
① 腸内の悪玉菌の影響
腸内で悪玉菌が増えると、腸の働きが悪くなり、さまざまな不調を引き起こします。
⚠ 腐敗産物（アンモニア・硫化水素・フェノール）の生成
→ 便の悪臭や腸の炎症を引き起こす
⚠ 腸内のpHがアルカリ性に傾く
→ 悪玉菌が増殖しやすくなり、腸の環境が悪化する
⚠ 腸の動きが悪くなり、便秘や下痢になる
→ 腸内環境が乱れ、栄養の吸収効率が低下する
⚠ 腸のバリア機能が低下し、腸もれ（リーキーガット）を引き起こす
→ 毒素や未消化物が血流に入り、全身の不調（肌荒れ・アレルギー・疲労）を招く
② 口内の悪玉菌の影響
口の中で悪玉菌が増えると、虫歯・歯周病・口臭の原因になります。
⚠ 虫歯の原因になる（ミュータンス菌）
→ 糖を分解し、酸を作って歯を溶かす
⚠ 歯周病の原因になる（ジンジバリス菌）
→ 歯ぐきの炎症を引き起こし、歯を支える骨を溶かす
⚠ 口臭の原因になる（フゾバクテリウム）
→ 硫黄化合物を発生させ、強い口臭を生む
⚠ 全身の健康リスクを高める
→ 悪玉菌が血流に入り込み、動脈硬化・心疾患・認知症のリスクを上げる
4. 腸と口の菌の関係
腸と口の菌は『腸口相関』と呼ばれる関係にあり、互いに影響を与えています。
① 口の悪玉菌が腸に影響を与える
口内の悪玉菌が増えると、食事と一緒に腸へ運ばれ、腸内環境を悪化させる。
歯周病菌の一部は腸で炎症を引き起こし、腸もれ（リーキーガット）を誘発する。
② 腸の悪玉菌が口に影響を与える
腸内環境が悪化すると、『口臭（腸内腐敗臭）』の原因になる。
便秘が続くと、体内で発生した有害物質が口臭として現れる。
まとめ
腸と同じように、口の中にも「善玉菌・悪玉菌・日和見菌」が存在し、バランスが崩れると虫歯・歯周病・口臭などのトラブルにつながります。特に、乳酸菌を含む発酵食品やサプリを取り入れることで、善玉菌を増やし、口内環境を健康に保つ ことができます。腸活と同じように、「口活（口内環境を整える習慣）」にも意識を向けることが大切です。
まずは基本の1日2～3回、特に寝る前はしっかり歯を磨くことと、歯と歯の間の汚れを落とすために、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことから始め、意識が高まってきたら、乳酸菌での口活を取り組んでみるのはいかがでしょうか。
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以上、ありがとうございました。