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『チェスト!』という鹿児島県の薩摩地方の方言について

こんばんは!鹿児島県で製造している梅の花乳酸菌入り酵素発酵にんにく卵黄『Re Chest リチェスト』を販売するgreen&birdgeです。
ReChest(リチェスト)の名前の由来は、《Re》再び、繰り返しという意味があり、そこに《Chest》薩摩地方発祥の気合の掛け声『チェスト!(それ行け!)』が加わることで『いつでも頑張れるパワフルな体作りを応援したい!』そんな想いが込められています。
そこで今回は乳酸菌などとは関連はありませんが、『チェスト』という言葉について書いていきたいと思います。

『チェスト』という言葉は、鹿児島の薩摩地方で使われる方言で、特に戦国時代の薩摩武士の気合や意気を表す掛け声として知られおり『チェスト!』と叫ぶことで、気合を入れたり、気持ちを高めたりするために使われていました。由来については、はっきりとした説が確立されていませんが、いくつかの説が伝わっています。

チェストの由来

  1. チョース(挑戦)説:薩摩弁では「挑む」という意味で「チョース」という表現があり、これが転じて「チェスト」になったという説です。気持ちを奮い立たせ、何かに立ち向かう際の掛け声として使われたと考えられます。

  2. チェス説:チェス(chess)は英語の「chest(胸)」に似た音で、胸を叩き気合を入れる動作と関連しているとする説もありますが、実際には江戸時代から使われていたとされるため、英語が由来である可能性は低いと言われています。

  3. 仏教用語説:「チェスト」が仏教の言葉「諸事達成」に由来するという説もあります。薩摩藩では仏教と関連する教えが広まっていたため、こうした言葉が掛け声に転じたのではないかとも考えられます。

歴史的背景

「チェスト!」という言葉は、薩摩藩の気風や精神を象徴する言葉として、武士たちの間で盛んに使われました。特に戦の場で士気を高めるためや、剣術、柔術などの稽古の際に多用されていたとされています。薩摩の武士道では、耐え忍び、己を磨き、どんな状況にも立ち向かう姿勢が重んじられたため、「チェスト!」という気合の声が合致していたのです。

現代の使用状況

現在、「チェスト!」は日常生活ではあまり聞かれることがなく、特に若い世代には馴染みが薄い表現です。ただし、薩摩の伝統や武士道に興味を持つ人々や、剣道や柔道など武道の場面で、薩摩出身の人々が掛け声として使用することもあります。また、鹿児島では観光の文脈や地域イベントで歴史的な象徴として使われることがあり、鹿児島の伝統文化や武士の精神を伝える表現として残されています。

ちなみに『ワンピース』で登場する「スナッチ」という掛け声は、薩摩の「チェスト!」から着想を得た可能性が高いと考えられています。『ワンピース』の作者・尾田栄一郎氏は、九州出身(熊本県)であり、九州地方の文化や薩摩藩の影響を受けた要素を作品に取り入れていることがよくあります。「スナッチ!」という掛け声が登場する場面では、登場人物が気持ちを奮い立たせたり、意気込むシーンが描かれており、「チェスト!」と同じく気合や勇気を鼓舞する意味合いがあります。

尾田氏は『ワンピース』に九州や熊本をはじめとする日本の文化や歴史、伝統を巧みに織り込んでいます。ワノ国編は日本の歴史や武士の文化からインスピレーションを得ており、「スナッチ!」もその一部と考えられるため、薩摩の「チェスト!」をもじった掛け声の可能性は十分にあると思います。
(ワンピースファンである私としてはそうであってほしい。)

リチェストを飲んで、『チェスト!』と叫んで頑張ってみるのはどうですか(笑)

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以上、ありがとうございました。

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