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このラノ2025で私が投票した作品!

「このラノ」への投票、無事に終わりましたーーー!!!
ということで、今回は「このラノ2025」で私が投票した作品などを公開したいと思います!
後半では、それぞれの選定理由を詳しく語ってますので、よかったらそちらもご覧ください!
では、さっそくいってみましょう〜!

※今年も例年通り、それぞれの順位は非公開とさせてもらいます。ご了承ください。




一覧


作品部門

①星美くんのプロデュース

②これが「恋」だというのなら、だれか「好き」の定義を教えてくれ。

③二番目な僕と一番の彼女

④天使の胸に、さよならの花束を

⑤スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編


男性キャラ部門

①星美次郎
 〜「星美くんのプロデュース」〜

②佐藤一
 〜「二番目な僕と一番の彼女」〜

③指宿イブキ
 〜「押しの敵になったので」〜


女性キャラ部門

①心寧四夜
 〜「星美くんのプロデュース」〜

②夢見蓮華(花依琥珀)
 〜「TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバーを全員堕としにいく話」〜

③千秋蘭
 〜「家で知らない娘が家事をしているっぽい。でも可愛かったから様子を見てる」 〜


イラストレーター部門

①Bcoca先生
 〜「俺の幼馴染はメインヒロインらしい」〜

②たん旦先生
 〜「【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。」〜

③咲の字。先生
 〜「星が果てても君は鳴れ」〜



詳しく語りたい!!!


作品部門

①「星美くんのプロデュース」

「自分の『好き』と、どう向き合うか」を描いたラブコメ兼ヒューマンドラマ。

私が心の中のイマジナリー神棚に飾って、毎日のように崇め奉りながらオタ芸してると言っても過言ではないほど、大大大大大好きで超絶愛している個人的神作品。
三巻が本当に素晴らしかった……

去年から新作縛りで「このラノ」の作品を選んでいるのですが、この作品だけはどうしても入れたかったので、今回だけ特例として選ばせてもらいました。
だって三巻本当に素晴らしかったんですよ。

選定理由は、やはり完結巻である三巻の完成度の高さ、これに尽きます。

元々私がこの作品のことを買っているからというのもあるのですが、色眼鏡を抜きにしたとしても素晴らしい最終巻だったと言えるでしょう。
本当に、三巻めちゃくちゃ良かったんです。

特に、主人公の抱える悩みに深く切り込んだ中盤から終盤にかけては、情緒という情緒が揺さぶられて、思わず涙が溢れてしまったほどです。
使われている表現や、心理描写が本当に美しすぎたんですよ〜〜
そんな凄まじすぎる物語の結末を見せられておいて、「投票しない」なんて選択が取れますでしょうか?
そんな道、私は読了後に宇宙の彼方まで放り投げました。
だって三巻があまりにも良かったから!

私の中でこの作品を超える、もしくは匹敵する作品は、きっと片手で数えるほどしか出てこないだろうな、と今でも本気で思っているくらいには素晴らしい作品でした。
本当に続編が欲しかった……


②「これが『恋』だと言うのなら、誰か『好き』の定義を教えてくれ。」

世の中に当たり前のようにある『恋愛感情』とは何か、にフォーカスした異色のラブコメ。

対象となった新作ラブコメの中で、私が今一番推してる作品。
最初に読んだ時の、あのドンピシャ感は今でも忘れられません。
続きを早く読ませてくださいよオーバーラップ文庫さん〜〜〜
もうそろそろ一年経ちますよ? 二巻まだなんですか?

選定理由は、対象となっている新作ラブコメの中で、私の癖に一番ぶっ刺さった作品だったからです。

主人公とヒロインの思わず笑ってしまうくらい軽快な会話劇と、そんな吹けば飛ぶような軽ーい雰囲気の中に度々出てくる曇らせ展開。
この二つのクオリティと塩梅があまりにも最高でした。
コメディとシリアスの間を反復横跳びする作品、自分めちゃくちゃ好きなんですよね〜。

そして、特に良かったなと思うのは、主人公とヒロインの嗜好性が違うところ。
相手に求めるものが決して一致しないがゆえに、すれ違ってしまう二人は見ていて苦しくなりました。
曇らせが晴れたときにしか得られない栄養素、確かにあると思います。
二人のこれからに目が離せません!
早く続刊出してほしい!! プリーズ!!


③「二番目な僕と一番の彼女」

純愛ラブコメ好きとしては絶対に外せない、美しすぎる王道の恋愛作品。

一巻読了後はしばらくの間余韻に浸ってしまったぐらい、濃密で深い愛情が描かれていましたね。
本当に満足感がすごかったです。
もし友達から「何かいいラブコメない?」と聞かれたら、私は一も二もなくこの作品を挙げると思います。
それぐらい、とても綺麗な純愛を見ることができました。

選定理由は、新作ラブコメの中で一番感動した物語だったからです。

まず何よりも、主人公とヒロインがめちゃくちゃ魅力的なんです。
楽しい事は二人で分け合って、相手が悲しそうな時は隣で寄り添って。
言葉だけでなく、行動からも深い愛情が感じられる素敵な二人でした。

また、文体が本当に自分好みなんですよね。
クスッとしてしまう、微笑ましいやり取りや地の文が書かれていたり、うっとりするほど綺麗で真摯な言葉が綴られていたり。
読んでいて心がほんわかと温まる、素晴らしい読み心地でした。

しかも、作品全体が持つ甘さがとても上品で優しいんですよね。
思わず見惚れてしまうほどに輝いた純愛が、この作品にはありました。

未だに二巻が書店に並ぶことを夢見てます。


④「天使の胸に、さよならの花束を」

天使と悪魔の二人が、死者たちの未練を晴らすために、彼らの『想い人』へ最後の奇跡を送る物語。

ここ数年で一番泣きました。ありえないぐらい頬が濡れましたよ。
私はこの作品を学校で読んだのですが、休み時間中に大号泣。何度ハンカチで涙を拭ったか覚えていません。

選定理由は、これまで読んできた数多くの物語の中で一番号泣してしまったから。

色んな方から「めちゃくちゃ感動するよ!」と言われていたので心構えはしていたつもりですが、そんな壁はいとも簡単に壊されてしまいましたね。
本当に、涙が溢れて溢れて止まらなかったです。

人の数だけ物語があって、大切な人がいて。そして、それぞれ取る選択肢も、伝えたい想いも違う。
まさに十人十色、千差万別。
一人ひとりの人生と、最後に伝えたい感謝の言葉がとても丁寧に描かれていて、涙腺が幾度となく崩壊しました。
やっぱりヒューマンドラマはいいですわ〜。
(ハンカチ片手に語る)


⑤「スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編」

たった一つしかない『歌姫の座』をかけて、女の子たちがデスゲームを繰り広げるお話。

この作品を初めて読んだときはの衝撃は、どう頑張っても言語化できません。
まさに怪作。何を考えていたら、こんな設定や世界観を思いつくんでしょうか?
参加者それぞれが何かしら抱えていて、それぞれの思いが渦巻く緊迫したデスゲームにはハラハラドキドキしっぱなしでしたね。

選定理由は、その設定・世界観と、込められたテーマ性です。
私がデスゲームものをあまり読んでいないから、というのもあるのでしょうけれど、この作品にある陰謀論じみた設定には思わず感嘆してしまいました。
また、推しや憧れといったものの、正と負の側面を含んだ『ありのまま』を描いたことで、伝えたいメッセージがとても強く印象づけられていたところも素晴らしかったと思います。

あぁ、そしてそんな緊迫した場所に芽生えた百合のてぇてぇさが、まるで砂漠で見つけたオアシスの水のように体に染み渡る〜〜〜。
神七最高! 神七最高! 神七最高!
さぁ、あなたも一緒に!
 神 七 最 高 !



男性キャラ部門

①星美次郎
 〜「星美くんのプロデュース」〜

最強に可愛い女装男子。
そして私の推し(これ重要)

めちゃくちゃ自分の可愛さに自信があって、可愛くなるための知識も豊富に持っていて、悩んでいる時には力強い言葉を投げかけてくれる……
「姉御!」と思わず言いたくなるような性格が本当に好きですね。

また、ヒロインとの会話劇がもう一種の漫才なんですよ笑
彼のキレッキレなツッコミは、読んでいてとても面白かったです。

ただ、抱えてる過去と想いがあんまりにも重いんですよねぇ。まぁ大好物なんですけど。
強くもあり、同時に弱くもある。
そんな人間性が、私の癖にめっちゃくちゃ "ぶっ刺さりました" 。
刺さりすぎて私の体を貫通したぐらいです。
最高の主人公だと思います。

ちなみに、これは余談なんですが。
去年私は男性キャラ部門で「ジル」という名前で投票したんですけど、今年は「星美次郎」として入れています。
ここにですね、私のちょっとした『こだわり』があるんですよ!
というのも。
1,2巻を読んでいた時は、知識が豊富で、どんな時も前向きな "ジル" の強さに私は惹かれていたんです。
でも、彼の根幹に触れた三巻を読んだ後は、臆病な弱さも併せ持つ彼の人となり全てが心の底から好きになったんですよ。
ただ名前が違うだけですが、私はこの小さな変化に自分の想いを詰め込みました。

以上、推し語り終わり。


②佐藤一
 〜「二番目な僕と一番の彼女」〜

こんなん、好きにならんほうがおかしいっちゅうねん!!!(エセ関西弁)
言動・立ち振る舞い・気配りなどなど、多くの点においてイケメンでカッコよすぎる主人公。
こんなん、同性でも惚れてまいますやん。
いや、だってですよ。
一巻終盤で冷静にあの一連の行動が取れるってカッコ良すぎませんか?
しかも、その後の千夏ちゃんへの言動とかもう最高すぎる。
二巻中盤で見せた千夏ちゃんの親戚への気遣いも、おおよそ学生ができるものじゃないですよ。
それでいて、年相応なところや、一途なところもあるって、あまりにも魅力的すぎる。

全高校生男子よ、ハジメくんを見習いなさい。


③指宿イブキ
 ~「推しの敵になったので」~

肝心な時にしか役に立たない、見た目が胡散臭いイケメン優男!
(褒めてます)

あのクソボケ無自覚ムーブと内心のハイテンションが読んでいてたまらなく面白いんですよねぇ。
しかも、そんな愉快なイブキくんが覚悟を決めた時の、推しのためなら何だってやるさ精神と、それを実行できる能力の高さが男前すぎました。
何より、使いづらい能力をフルに活かして優勢に戦うその姿に痺れる憧れるぅ!!!

話は少し逸れますが。
正直に言うと、女性キャラ部門に同作品の櫛引クシナさんをめちゃくちゃ入れたかったんですよね。
WEB版三章で判明したあのクソデカ感情があまりにも自分の癖すぎるんですよ。
でも、クシナさんめっちゃ好きなんですけど、あの内容は書籍化されてないのに、それで入れるのは流石にダメじゃないかぁ、と思って泣く泣く外しました。
三巻出たら絶対に入れます。
よろしくお願いしますよ、TOブックスさん!



女性キャラ部門

①心寧四夜
 〜「星美くんのプロデュース」〜

頻繁に自虐する、コミュ障ネガティブ陰キャヒロイン。
好きなキャラだからこそ、ここは嘘偽りなく言うべきですね!(鬼畜外道)

星美くんのツッコミがあってこそ輝く素の面白さが、見ていてとても面白いんですよ。
気を許した相手には自己主張がけっこう激しいところも、面白さに磨きがかかっていたと思います。
陰キャムーブもやり過ぎると、両足を「ウザい」の領域に膝まで浸からせることになっていただろうに、割とマシに思えるこの塩梅が絶妙でした。

そして、そんな面白い一面だけじゃなくて。
三巻の中盤終盤にみせた星美くんへの想いと、困難に立ち向かっていった勇気は本当に読んでいて最高でした。
ファンとして、まるで雛鳥が巣立った時のような感動を味わいましたね。

語れば語るほど、話が「三巻めちゃくちゃ良かった」に着地するんですよ笑
まだ読んでない方、ぜひ三巻まで読んでみてください。


②夢見蓮華(花依琥珀)
 〜「TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバーを全員堕としにいく話」〜

推しを堕とすために人生をかけてきた、ママ属性持ちのメスガキ(笑)JK

初手から隠すこともなく「堕とします」宣言は、威勢良し、思い切り良し、心意気良し、でとても好印象でした。
それでいて、ちゃーんと有言実行してくれるんですよね。
読んでいて気持ちがよかったです。
しかも、今に至るまでにめちゃくちゃ努力してきたのもあって、超ハイスペックなんですよ、この子。
なんなんですかね、意図的に「1/fゆらぎ」が出せるって。どう練習したんですか。教えてくださいよ。

しかし、何より魅力的なのは、その目標に対する覚悟の桁違いな重さではないでしょうか。
苦難があって挫けそうになっても、絶対に諦めず前を向き、努力して立ち向かうその姿は見ていて非常に痺れました。

え? 好きなカップリングですか?
花✕全&ツナ&クラ&親友でしょうよぉ!!!
(欲張りハッピーセット)


③千秋蘭
 〜「家で知らない娘が家事をしているっぽい。でも可愛かったから様子を見てる」〜

愉快で可愛く、愛が重いヤベーヒロイン。

惚れた主人公のことが好きすぎるあまり、ストーカー&不法侵入&家事代行とかいう訳ワカメなことをしでかす、頭のネジがいくつか飛んで行ってる女の子。かわいいね。
主人公への愛がかなり重く、その上に喋れば喋るだけ面白くなるところが自分の癖にこれまた刺さりました。
また、彼女単品でも面白いのですが、主人公とセットにすると、相乗効果でありえないほど「おもしれー女」になるのが本当に最高でしたね。
もうね、会話がコントの域に入ってるのよ。どれだけお腹抱えて笑ったことか。
バンドメンバーと一緒になった時の会話も、とても面白かったです。
ただ純粋に主人公のことが大好きだ、という気持ちが伝わってきたのがとても良かったなと思います。

読んでいて、とても楽しいヒロインでした!
お願いですから続刊出してくださいよ〜〜〜スニーカー文庫さん~~〜



イラストレーター部門

①Bcoca先生
 〜「俺の幼馴染はメインヒロインらしい」〜

初めてイラストを見た時に「え、可愛いっ」と口に出してしまった絵師さん。
描かれる女の子があまりにも可愛すぎる!
ヒロインの表情、仕草、そして透明感を感じさせる色使い、その全てがもう可愛い。
本当に『可愛さ』を濃縮還元したようなイラストを描かれる方だなぁと思います。
しかも、そんな可愛いヒロインと、これまた魅力的な主人公が二人一緒にいるイラストをよく描いてくださるので、カプで写ってるイラスト大好き侍の私としては嬉しい限りです。

イラストに一目惚れしたため、今回一票入れさせてもらいました。


②たん旦先生
 〜「【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。」〜

誇張抜きに、期間内に刊行されたラノベの表紙で一番絵を見たイラストレーターさん。
新刊をチェックする度に「え、たん旦先生またイラスト担当するの?!」と何度思ったことか。
「活動時間2倍あるんですか?」ってぐらい、ほぼ毎月一作品ほど担当作が出ていた記憶があります。
ハッキリとした色使いと、工夫の施された構図は、ヒロインの可愛さと魅力をより引き立てており、とても綺麗だと思います。
イラストの良さもですが、その活躍ぶりの多さも考慮して一票入れさせてもらいました。


③咲の字。先生
  〜「星が果てても君は鳴れ」〜

初めてイラストを見たとき、「なんじゃこのイラストはぁ!?」となったのは記憶に新しいですね。
キャラの表情やポーズがとても可愛いのはもちろんなのですが、特筆すべきはその色使いではないでしょうか?
どこか神秘性に近いものを感じさせる独特な色合いは唯一無二だと思います。
「星が果てても君は鳴れ」の終盤にあった、あのイラストの破壊力は凄まじかったですね。
これからもっとイラストを担当してほしい思いを込めて、一票入れさせてもらいました。



最後に

以上で「このラノ」で投票した作品たちへの推し語りを終わりたいと思います。
いかがでしたでしょうか?
少しでも楽しんでくれたのなら幸いです。
(だって6000字以上書いてますもん笑)

はてさて、今回の「このラノ」ではどの作品がランクインしてくるのか、今から発売がとても楽しみです。

さて、ここら辺で今回は切り上げたいと思います。
それでは、さようなら〜


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