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IELTSってどーやって勉強すんの?

はじめに

こんにちは。べにです。

タイトル通りの内容です。IELTSっておそらく留学を考えるまで全く耳馴染みのない言葉だと思います。ではいざ留学目指してIELTSの勉強がんばろう!と思ったときに、何すればいいの…?ってなります。てか私がなりました。
私が住んでいるのはいわゆる「田舎」という場所で、都会のようなIELTS対策予備校というものは存在しません(まあ、あったところで通うお金もないので行かないでしょう)。なので教材やサービスは自分で吟味して選び勉強する必要がありました。

今回は、自分が使った教材やサービスを紹介しつつどうやって使っていたかについてもシェアしたいと思います。決して高いスコアではないですが、私と同じく地理的に不利な状況にいる留学志願者の方のためになれば幸いです!
世の中overall7.0とか7.5を取得している方がうじゃうじゃいる中で6.5の私の勉強方法を記事にするのもおこがましいですが、スコアを提出する学校の要望が6.0以上だったり6.5以上だったりする方に丁度いい記事になるんじゃないかと思います。
特にIELTSはスコアが0.5変わると、求められる言語運用能力のレベルも一段階上になります。スコアはそこそこでいいから、はよ目標スコア達成してIELTS以外の応募書類も作成せな時間が切羽詰まってんねん…!という方はぜひ参考にしてみてください。



スコア取得までにかかった期間

Overall6.5取得までにかかった期間は約8カ月です。2021年3月ごろから勉強をスタートし、同年の11月終わりに2回目のIELTS受験をして、目標スコアを達成しました。ですが私の場合、大学院留学できなかった時のために日本の大学院の院試も受けていたので夏休みの約2カ月は英語の勉強をセーブして院試の勉強をしていました。なので、実質勉強期間は6カ月程度になります。

そしてこの6カ月という期間ですが、やる人がやればもっと短縮できると思います。
なぜなら当時学部4年の私には卒業制作と卒業論文というでっかいイベントが2つもあって割と毎日忙しかったからです。普通、卒業制作と卒業論文ってどちらか1つを選択して1年かけて取り組むものなんですが、私の学校は「どっちもやっちゃうよ😊!」って感じで前期は卒業制作、後期は卒論ということで他大の学生より圧倒的に時間がないけどクオリティは「卒業」という名にふさわしく、という無茶ぶりスケジュールだったので授業に設計に研究に、と多忙を極めていました。なので気合いがあればもっと短期間でのスコアアップも夢じゃないと思います。



使用した教材・サービス

まずIELTSの勉強に取り組む前の私の英語力について書いておきたいと思います。学部3年の10月ごろに受けたTOEIC(日本の院試提出用)は825点でした。優れたスコアではないですが、高校までの文法知識と長時間のテストにもめげない忍耐力は持ち合わせていました。なので今回紹介する教材には文法書は入っていません。今の時代ド忘れしてもググればいくらでも文法解説してる人いるしね。

以上を踏まえて貰った上で、私が使っていた教材とサービスを以下に挙げます。

  • Best Teacher

  • IELTS公式問題集

  • Youtubeにアップロードされているリスニング練習音声

  • 実践IELTS英単語3500

一番上から重宝した順に並べています。各教材の使い方とレビューを以下詳細に書いていきます。



Best Teacher

いっっっっっっっっちばん使ってよかった!!!
と思ってるサービスです。

使う英語を「書いて、話す。」だから身につく。

https://www.best-teacher-inc.com/

という標語?を掲げて運営されているオンライン英会話サービスです。オンライン英会話と書くとDMM英会話となんら変わりはないですが、何がいいかって

自分の書いた文章を解説付きで添削してくれる

これに限ります。
スクールに通わずにIELTS対策している方の悩みって「自分が書いた英文が良いのかわからない」が一つあると思います。トピックに沿って文章を書かなきゃいけないだけでも大変なのにきっちりした構成や言い換え表現のストックなど、ライティングは一人で対策するのは最も難しいパートです(個人の感想)。

Best Teacherでは英会話のレッスン予約をする前に必ず自分で文章を書く、という工程が発生します。ライティング→スピーキングの2段構成です。
たくさんのお題 (もちろんIELTS対策コースを選べばライティングやスピーキングパートの問題も選べます) から好きなのを選んでそれについて文章を作成する。そうしたら講師から話題を広げるような返信が来て、また文章を作成する。というやり取りを何回か繰り返したら自分の書いた文章が添削されて返ってきます。ここまできてやっとスピーキングレッスンの予約に入れます。
人によっては面倒と感じてしまう仕組みになっていますが、私はこのシステムのおかげでライティングが6.5になりました。
添削された箇所に疑問点があったらスピーキングパートで質問できますし、言い換え表現やもっと自然な書き方も教えてもらえます。DMMと同じくスピーキングレッスンは25分間です。大抵の場合ライティングの議論した後は時間が余るので、私の場合は余った時間をスピーキングの模擬練習に使っていました。
なにはともあれ、この4つの教材の中で最も役立ったサービスなのでIELTS初学者さんには強くオススメします。
私の説明不足で紹介しきれていない部分もあるので無料体験してみるのが一番早いかと思います!


IELTS公式問題集

いわずもがな。皆さん持っていると思います。
勉強していた当時出ていた中で最新の2冊を買って解きました。本番の試験に向けてのモチベアップ、時間管理の練習として使用していました。
この公式問題集以外でリーディングの問題を解いた覚えはないのですが、リーディングのスコアだけ飛びぬけてよく7.5でした。典型的な日本人ですね。考えられる理由として、昔TOEICの勉強した時にリーディングの解き方を心得たのでそれの応用感覚で解けていたのだと思います。なので、もしIELTSの文章が難しいと感じるのならば、手始めにTOEICのリーディング問題で解き方のコツを掴むのもアリかもしれません。


Youtubeにアップロードされているリスニング練習音声

Youtubeで「The IELTS Listening Test」で検索してみてください。
ほぼ毎日リスニングの練習問題をアップロードしているチャンネルが見つかると思います。公式問題集解き終えちゃったし、試験まであと2週間、リスニングの回数をこなして耳を英語に慣らしたい!という方にオススメです。
よく、コメント欄に○○(スコア)/40って他の国の学習者がコメントを残してくれているので、満点近い人を見て自分の出来なさに焦りを感じて勉強に対するモチベを高く保つことも可能です。私はそんな感じで使ってました。


実践IELTS英単語3500

IELTSの勉強開始した時に一番最初に買った単語帳です。だって書店の英語学習コーナーに唯一あったIELTSに関連する本だったから…
バンドスコアごとにここまでの単語覚えればOK!という指標を作ってくれているので自分のレベルに合わせた学習ができます。
しかし実際のところ半分くらいしかやっていません。
言い訳をさせてください。
個人的な感想ですが単語が難しい気がするし、そもそも文章の中で見てわかんない!という状況になって初めて単語の意味を覚えるズボラ人間なので単語帳というもの自体が私に合っていなかったのかもしれません。教材うんぬんより根本的な性格の問題です。



おわりに

以上が私の使っていた教材・サービスとその内容紹介になります。あくまでも紹介した4つは主軸になっていたもので、これに加えてライティングやスピーキングのtipsはネットで探したりしています。

海外大学院が提示する英語運用能力は普段日本語オンリーで過ごしている私のような田舎民にとっては高すぎる壁のように感じますが、決して達成できないスコアではありません。合格した後の授業は全て英語で行われることを考えると、IELTSくらいでめげていては留学をしたいという思いから考え直さねばならなくなってきます。

確固たる意志を持って勉強に励みましょう!テストほど努力と結果が比例するものはありません💕🥰!!!!!


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