青の効果音制作日記 4「プラグインを効率よく試す」
プラグインを効率よく試す
プラグインを試す際、沢山種類があったりすると迷ってしまいますよね?
紹介動画だけでは使い勝手がイマイチ分からなかったり、音がはっきり掴めなかったり。
そんな時はお試し版をインストールして試してみるという事もあるかと思いますが、効率よくプラグインを試す方法を紹介したいと思います。
それにはVST ホスティングツールというソフトを使います。
VST ホスティングツールとは
VSTプラグインをDAWを介さず単体で起動できるものです。通常DAWのVSTPlugInフォルダなどに取り込んでDAW上で音を出して確認すると思いますが、プラグインを試す際DAWに取り込んで使えないものをはじくというのは手間なので、VST ホスティングツールで確認後気に入ったものだけを取り込むといった方がプラグインの肥大化を防げますし、整理もできます。
特にフリープラグインを沢山試したりする時は手軽に起動できるので、重宝したりする気がします。
効果音作成の際にはこれで事足りたりもしますし、他にもライブ用に使用したりとか、単体でエフェクト、アンプシュミレーターを活用したりと別の使い道もあるのではないかと思います。
VST ホスティングツール紹介
VST HOST
VSTHost (hermannseib.com)
①vst hostをダンロードしたら解凍。
➁vsthostをダブルクリックで起動。
③File → New PlugIn で対象プラグインを読み込む。
④表示されたプラグインのボリュームノブマークをクリックしてプラグイン表示。
V Player 4Lite
Freebies | Digital Brain Instruments (digitalbrain-instruments.com)
①V Player4 Liteをダウンロード、インストール。
➁V Player4 Liteをダブルクリックで起動。
③LOADからプラグインを読み込む。
Nano Host
NanoHost freeware - minimalist VST host (tone2.com)
①Nano Hostをダウンロード、解凍。
➁Nano Hostをダブルクリックで起動。
③プラグイン読み込み画面が開くのでプラグインを読み込む。
Elements
Element - Kushview
Public $0 USD がフリー版です。簡易ミキサーといった感じでいくつかのエフェクトも付属しています。
Cantabile Lite
Free VST Host - Cantabile Lite - Cantabile - Software for Performing Musicians (cantabilesoftware.com)
こちらのプラグインはフリーですが利用時アカウント登録が必要です。
まとめ
VST HOST、Nano Hostはダウンロード解凍後そのままアプリとして起動する事ができるのでお手軽感があります。V Player4 Liteはダウンロード後インストールが必要です。
Elementsはミキサーやエフェクトがついていたりと簡易的に出音を調べるといった使い方とは別の使い方が出来る気がします。
Cantabile Liteはアカウント登録が必要ですが、DAWを使わずPCオーディオを楽しむといった場合とかの場合楽しめるかも知れません。
いずれも好みに合ったものを使うのがよいと思いますが、手軽にいろいろな音を楽しめるものなので試してみるのもよいのかな~と思います。
そうする事で作業効率も上がるかも知れませんし、視野も広がるかも知れません。
プラグインによって動作が不安定だったり、動かなかったりという事もあるので複数持っておいてダメだったら他を試すというのが効率がよいかも知れません。