緑の効果音制作日記 9「飛び道具音」
今回も「いろいろ試す」という所をやっていきたいと思います。
今回はここぞという時派手に目立つ感じの飛び道具的な効果音を作りつついろいろ試していきたいと思います。
大体こういう感じの音の時はエフェクトを効果的にかける事が多いような気がします。
①127 LaserGun をロードしてみます。このプリセットを元に飛び道具的な音を作って行きたいと思います。まずこれに a.d.1 をかけてみます。これだけですが、軽めのLaserGunの音がかなり派手な感じになったのではと思います。
a.d.1は歪系エフェクトなので、過激な音にしたい時などに使うと良いと思います。
②さらにDelay,Chorus/Flanger を強めにかけるとまた少しSFっぽい感じで派手目な感じに音が変化します。
Delayは残響効果、Chorus/Flangerは広がりやうねりをつける事が出来ます。
③さらにChorus/Flangerを4相にしてみます。(1相の時はモノラルになるようです。)4相にすると音が広がった感じでさらに派手になったと思います。
まとめ
こんな感じでエフェクトを調整していくと普通の音が派手目で特徴ある音に変化していくのではないかと思います。その音を飛び道具的に使う事で、演出などで生きる音として使う事ができるのではないかと思います。
基本はプリセットロード → エディットですが、こういう感じの音は、結構気まぐれで作っても偶然良い感じの音が出来たりするので、あまり型にはまらず作るのがよいかな~と思います。
この手の音は派手で目立つ半面、頻繁に使う事が出来ないので「ここぞ」という時に効果的に使用するという使い方が多いと思います。
エフェクトの調整加減で汎用的にも出来ると思うので、まず一旦振り切った音を作ってそこから汎用的な物を作ったりしてもよいかな~と思います。
こんな感じで効果音を作り続けているとプリセットが一杯になってくると思いますが、次回はプリセットが溜まってきた時の対処法について書いていこうと思います。