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コンクリート技士合格体験記

 2023年度コンクリート技士試験に合格しました。
これから試験に挑戦する方の参考になればと思います。


勉強時間


80時間(10/16~11/26)

 勉強期間は1カ月半ほど。期間が短かったので、勉強時間の目標は14時間/週。問題集を5周くらいできればいいかなと思っていました。


問題集


コンクリート技士試験問題と解説 2023年版
(技報堂出版)

 最新5年分の問題が分野別に整理、解説されています。同じ分野の問題を連続して解けるので、効率よく学習できると思います。
 加えて、6~10年前(5か年分)の過去問が、本試験同様の形式で収録されているので力試に使えます。ただし、解答ありますが解説はありません。


余白に書き込めるのが良い

 分野別問題・解説の下に大きく余白がとってあり、メモを書き込めるのがお気に入りポイントです。


勉強方法


 まずは現在の実力と試験内容を知るために、前年度の試験問題を解きました。正答率は14/40で、難しいなと感じました。

 翌日からは、分野別問題の周回に取り掛かりました。
 1周終わり、6年前の過去問を解いて力試し。
 2周終わり、7年前の過去問を解いて力試し。
 3周終わり、8年前の過去問を解いて力試し。
         ・
         ・
         ・
     この繰り返しです。
 6~10年前の過去問には解答はありますが、解説が無いので、わからない内容は調べる必要があります。
 問題集の1周目はかなり時間がかかりましたが、周回が進むにつれて掛かる時間は短くなりました。
 最終的に、分野別問題は7周、6~10年前の過去問は2周やりました。

 

捨てた問題

無理です!なものもありました。
・R2.問題23 理由:覚えるの無理、出題頻度低
・R3.問題34 理由:頭が受け付ない、出題頻度低
・R4.問題11 理由:理解できない、出題頻度低


覚えないといけない

 よく出るので、長所、短所、製造方法などをまとめて、いつでも確認できる状態にしておいた方が良いと思います。
・フライアッシュセメント
・高炉セメント


試験当日


  試験は40問。29問は自信あり、10問は曖昧、1問は全く分からない。試験中に、合格を確信しました。

結果は、33/40で合格


まとめ


 過去問10年やった方が安心。
 配(調)合設計の問題?だったと思いますが、出題形式が過去5年とは違い、過去6~10年の間に出題された形式でした。過去5年分しか解いていなければ1問落としていたと思います。

 合格率30%程度で簡単とは言えませんが、不合格にさせようとするひねくれた問題はでないと思います。しっかり勉強すれば、必ず結果はでると思います!

ありがとうございます。