D.U.P.大同窓会レポ1
2020年1月12日東京カルチャーカルチャーでD.U.P.大同窓会があった。
デ・ジ・キャラットとの出会いや、このイベントを知ったきっかけなど語りたい事は多いが、この記事では割愛しレポのみを綴る。
といいつつ冒頭はイベント開始前の話や筆者の意見が多く述べられているため、レポのみ見たい方は七段落ほど飛ばして読むようにしていただきたい。
さて本題に入ろう。イベントに必ず付き物とは何か、それは物販である。様々なグッズはオタクの心をくすぐる魅力的な物が多い。今回のD.U.P.大同窓会でも例外ではなく、Tシャツにパンフレット、そしてこげどんぼ*先生描きおろしのアクリルキーホルダー。筆者は見た瞬間全購入を決めた。
ここで問題がある。魅力的だという事は必ず欲しいと思うのがオタクの心である。必ず手に入れるためにオタクがする事は何か。早く並ぶ、である。多くのイベントでは始発組だの徹夜組だのといった言葉が多くみられる。オタクは並ぶのが好きなのである。
しかし、今回のD.U.P.大同窓会にはこんな注意書きがあった。
「会場物販は11時開始です。時間前に並びますと他店舗へのご迷惑になりますのでご遠慮ください」
筆者は東京カルチャーカルチャーへ行った事がなかったので知らなかったが、そこは商業ビルのワンフロアにある。もしもオタクたちが大挙して押しかけたら、他の店の入り口をブロックしてしまうだろう。営業妨害もいいところだ。こうしてオタクたちの早並びは禁じられた。
とはいえ、禁じられていても自己のため並んでしまうのが人間というものであるが、今回は物販開始より前に並んだ人は誰もいなかったようである。
私は10時半頃に1度会場の場所を確認しに来たが、並んでいる人は誰もいなかったのを見ている。何とマナーの良いファンたちなのだろう。そんなファンたちと参加した事もあり今回のイベントは本当に最高で感動で、そして伝説となったと思う。
さて、待たせてしてしまって申し訳ない。レポだけ読みたい方はここから読んでいただきたい。
ファンたちの入場が済む。途中、奥の席へ行くために「ステージを通って行っていいですよ」とスタッフがファンに指示し、一時的に登壇するファン数名。それに対し拍手やFuu! と声を出し盛り上げた着席しているファンたち。非常に和やかな雰囲気になっていった。
また、会場内はアニメのBGMや曲のInstrumentalバージョン(覚えている範囲では確か「東京ルンバマンボ」)が流れていた。ざわつく中でイベントは開始を迎える。
見出しの画像にもしてあるステージモニターのD.U.P.が暗くなり、六本木ヴェルファーレで行われた公開オーディションの映像が流れる。会場は盛り上がり、また「若いなぁ~」というファンたちの声。そして、その後FINAL PARTY NIGHTの映像が流れる。曲はPARTY☆NIGHT。
Hold me baby 踊ろうよ Sunday
Touch me baby 気分は Holiday
はい! はい! はい! はい!
会場の熱量が上がる。まさに15年前へタイムスリップをしてここがライブ会場になったかのようだ。
イヤな事ぜんぶ忘れちゃおう
恭子!
一晩眠って目ざめたら happy girl
アサミ!
夢の途中で 出会う不思議
みゆき!
悪夢を食べてる バクたちもgood friends
せーの! はーいはーいはいはいはいはい
会場が一体となりコールをする。前も後ろも左右どこからでも声が聞こえた。15年ぶりにD.U.P.が揃うイベントというのが嘘としか思えない。現役バリバリのアーティストでも、ここまで盛り上げる事は難しいだろう。200人が何千人もの声量となった。まぎれもなく、今ここは15年前の幕張メッセだ。
PARTY☆NIGHTが終わるとD.U.P.の三人が登場した。「最初から盛り上がっていただきありがとうございます」と言う真田アサミさん。「若いなぁ~って言ってたの誰だ~! 聞こえてたぞ~」とおどける氷上恭子さん。静かに頷く沢城みゆきさん。
軽く挨拶を済ませた後、トークイベントではよくみかける質問。「初めてD.U.P.に会うよ~って人」筆者ピンと手を挙げる。そこそこ人数がいて「おお~」という反応の三人。続いて「FPNに来てたよ~って人」半数以上の手が上がる。「みんな久しぶり~」笑顔の三人。キャストとファンたちのやりとりがあり、こうしてイベントは始まっていった。
つづく
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