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気分は黒髪の乙女 ーとある場所で突然の出会いやご縁に恵まれてー
先日の雨を境に京都にも秋の風が吹いてきました。
2回目の投稿です。
前回の投稿で、友人達から感想が届き、とても嬉しい気持ちです。
「好き」という言葉が1番嬉しかった。
いつだって、友人の言葉に助けられながら生き延びています。
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そんな秋が深まる少し前のこと。
出会いやご縁に導かれ、
黒髪の乙女の「こうして出会ったのも何かのご縁!」という言葉が花澤香菜さんの声で脳内再生されるような日々を過ごしました。
実は勢いで京都へ来たものの、京都にいる友人はたった一人。
大学からの友人で、下鴨の洋館”下鴨ロンド”で住み込みの管理人をしている。
卒業後、私が関東で馬車馬のように働いていた2年半で、彼は蜘蛛のように京都で莫大なコミュニティーを形成し、知識と経験を培って過ごしていた。
私の言葉で語るには、あまりにも不安なので下鴨ロンドのnoteの記事を貼り付けさせていただきます。
この下鴨ロンドでの不思議な出会いが、私の人生の道を、図らずもゆるやかに作ってくれている気がするのです。
9/29 働くって何だろう? そして、とある人との出会い
始まりは9月末に参加した下鴨ロンドで行われた、任意団体あわいさん主催の”休む人のためのカフェ”だった。
私にぴったりのイベントがあるとのことで管理人の友人に誘われ参加した。
私は働くことに対して常に前向きな人間だけれど、それでも仕事で苦しくて泣いたり、ストレス性の病気にかかったこともあった。その会には、何のために働くのか分からないという人ももちろんいて、「働く」って何だろうって考えさせられた。
人によって違う答えがある問いは、肯定も否定も正解もない。
だからこそ難しく、出口のない迷路のような時間が苦しいし、自分が作り上げてきた地図に勝手に正解を上書きするような大人だっている。
とにかく自分の中の”働く”ってなんだろうって考えてみた。
友人と美味しいものが食べたい。国内外問わず旅行へ行きたい。服やインテリアが買いたい。ネトフリではなく映画館で映画をたくさん観たい。好きな音楽を生で聴きたい。ゴールデンレトリバー飼いたい(最上位願望)。
それらを叶えられるのがお金なので、私はお金がだ〜いすきでだ〜いきらいなんですけど、お金を手に入れる手段が仕事で、どうせ働くなら、
死なないために働くのではなく、
楽しく生きるために働きたい。
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奨学金の返済や、国保や国民年金、住民税、色んな請求に悩まされる毎日。
そんな生々しい苦悩を抱える人には響くであろう曲をご紹介。
小袋成彬の"Work"
小袋さんの歌は『ムーンライトシャドウ』という映画をきっかけに聴き始め、今でもよく聴きます。
「正しさは胸に秘めておけ この人生満たすため」
自分だけの正しさがあればいいと思える。
好きなことを仕事にするってすごく難しいって前職で学んだけど、それでも振り返った時になんだかんだ楽しかったなって思える。好きの追求はきっとやめられないんだろうなと思う。好きをどう仕事にしていくのか。うーんまだ分からない。
そんなこんなを考えていると、ロンドにとある訪問者が・・
可愛らしい水玉の服を着て三つ編みヘアのご婦人、彼女との出会いが私の10月を彩ってくれました。
彼女は下鴨で30年以上になるリサイクルショップをやっている。五階建てのノスタルジー感じるビルを骨董品やアンティークで埋め尽くしている。
そんな不思議なビルの話は知人から聞いていたので、彼女に会えた時、推しに会えたヲタクみたいな反応で挨拶をしてしまったのだけれど、気さくでよく笑う方だった。
私が古い物が好きだと話すと、
「次の蚤の市、お手伝いしてくれない?」と。
京都へ来てからは何でもイエスマンだったのでもちろんYESと即答しました。
それにずっと憧れていた平安蚤の市、すごく嬉しかった。
その流れで本店と別館を案内してくださって、案内が終わりロンドへ戻った頃には休む人のためのカフェは終わっていた。全然休まない人の1日を過ごしてしまった。
次の日、早速、好きなもの選んで持っていっていいよ、と商品を何点か選ばせてもらった。
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平安蚤の市がどんな客層でどんなマーケットなのかが全然分からなかったので、自分がときめいた物だけを集めてみた。やっぱり私は古い物にどうしてもときめいてしまうんだと再確認した。
10/9 平安蚤の市に参加 初心となった日
前日雨の中トラックに積み込んだ物たちを降ろして始まった長い1日。
朝8:00の時点でお客さんで溢れていて、規模の大きさを知った。
平安神宮の参道にびっしりと並ぶテントに目移りしながらも、どしっと構える平安神宮がいつもと違って見えた。
やっと涼しくなってきたからなのか、お客さんは途切れることはなかった。
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少しだけ時間を頂き、蚤の市を一周してみた。
お一人で出店されている方のブースが集まったエリアがあった。
私もいつかこんなふうになれるのかな、元々ない自信がさらになくなった。
それでも、自分が選んだものがどんな人の手に渡るのかをこの目で見ることができることに、静かに心踊った。
眠っていた物が誰かの家で輝いているのを想像して嬉しくなった。
この日の浮かれた初心をずっと忘れずにいたいと思った。
とある方に
「妄想は”もうそう”なっているんだよ〜」とヘラヘラした笑顔で教えてもらった。
くだらなくって大好き。
そういうくだらなさで心が軽くなったりする。
実は妄想ノートを付けているのだけれど、その原理で言うともう叶っているということになるけど大丈夫そ?
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そうしてこの日は気絶するように眠ったのだった。
お・ま・け
昨日は、鼻水をすすりながら天体観測してくれるご近所さんができました。
日中は秋めいていますが、夜空は冬の気配を感じます。
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秋になったばかりというのに冬の気配を感じた
今日は古物商の許可申請を遂に出すことができた。
必要書類を集めるのに地元の名古屋市とやりとりをしたり、大家さんに交渉したり、警察署を往復していたら勉強も含めて1ヶ月くらいかかってしまった。
申請が通るのも1〜2ヶ月かかるようで、まだまだ先は長そう。
身長が高いがゆえに脚が長いと言われるが、それにしては小さな一歩。
三百六十五歩のマーチの歌のように「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」そんなスローライフになりそう。
「あなたの付けた足跡にゃきれいな花が咲くでしょう」
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読んでくれた方ありがとうございます。
文章書くのが楽しくなってきました。
ほなまた。