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「ショート動画マッチングアプリ」というものを考えた

 MBTIの記事を読んでいてふと、思考の中で知性が先行していすぎていたりする人はモテないな、という傾向を感じた。これは男女を問わずそうだ。

 逆にYouTubeを見ていると、ラランドニシダやなど、一見モテなさそうに見えて、「一緒にデートしたら楽しいだろうな」などと、好感を表現する女性視聴者が一定数見られる。
 ここで私は次のような仮説を立てた。

  • ES型のようなモテる人たちは友達が多く、自分を好いてくれる異性を見つけてアクセスしやすいからモテるのではないか。

  • 逆にIN型などは大規模なコミュニティで埋没しやすく、気が合う異性を見つけづらいのではないか。

  • ES型などの陽キャは雰囲気に惹かれやすく、IN型などの陰キャは知性に惹かれるのではないか。

  • YouTubeなどの動画という媒体は個々人の思考様式を効率よく表現できるため、気が合う人を発見しやすいのではないか。

 この仮説をもとに考えたとき、陰キャでも気の合う相手に巡り会えるサービスを思いついた。つまり、

ショート動画マッチングアプリ

である。
 まず登録した人は、関心のある領域での自分の知見を、60秒以内の縦動画で述べ収録する。
 次にほかの人が投稿したショート動画を見ていき、面白いと思ったら右に(Like)、自分に合わなかったら左にスワイプ(Nope)して、それを何周も繰り返す。
 Likeした人の動画を優先的に再生するアルゴリズムを組む。動画へのLikeが数回重なり、相手のことに興味がわけばDMを送信できるようにする。

 こうすることで、知的で内向的な人でも恋人が探せるようになるのではないか。
 そもそも地元志向の陽キャがモテるのは地元に気が合う異性がたくさんいるからであって、陰キャは気の合うパートナー候補が自分の生活圏にいるかどうか怪しい。ゆえに、陰キャは恋愛に苦戦するのではないだろうか。

メリットと収益

 マッチングアプリには男性のみ参加費がかかるものも少なくないが、このアプリは両性とも参加費無料にできるだろう。なぜならば、このショート動画を投稿するということ自体が参加ハードルとなるからだ。
 またLikeとNopeを選ぶショート動画に広告動画を混ぜることで収益を確保できるだろう。ショート動画の体制とすることで、より面白い広告動画を作るインセンティブも生まれ、YouTubeの長尺動画のような質の悪い広告は淘汰されるだろう。
 また静止画ではないことにより、メイクなどの自己演出能力も要求される。故に、「マッチした人と印象が違う人が来た」というマッチングアプリあるあるの危険性も下がる。その人が動いた時のルックスと、価値観を深く理解したうえで会うアポイントを取ることができるだろう。

 上記に書いたマッチングシステムは、ぶっちゃけTwitterでも同じことができる。Twitterであれば無料で出会えるだろう。
 しかし出会い目的のアプリをインストールさせることで、目的を明瞭化することができる。恋愛として最善の仲間と知り合えるのだ。


どっすか

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