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【2025年度最新】秋田大学医学部学士編入試験の徹底解説!|気になる難易度、倍率、対策方法は・・・!?過去問対策から出願情報まで詳細を総まとめ

2025年度の秋田大学医学部学士編入試験を徹底解説します!秋田大学医学部の編入試験は、学士編入志望者にとって非常に人気があり、倍率も高いことで知られています。この記事では、試験日程から出題傾向、対策方法まで、必要な情報をすべて網羅。わかりやすく、ポイントを押さえながら元気いっぱいにお届けします!


1. 秋田大学医学部学士編入試験とは?

1.1 試験の概要

秋田大学医学部では、学士編入制度を通じて医学に情熱を注ぐ学生を全国から募っています。この制度は、既に大学を卒業した人が2年次に編入し、医学の道を目指すためのもので、幅広い学問的背景と社会経験を持つ人材を求めています。

1.2 秋田大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)

秋田大学医学部は、以下のような特質を持つ学生を求めています。

  • 患者に共感し、適切な態度で接することができる人

  • 医療・保健・福祉分野での研究や貢献に情熱を持つ人

  • 周囲と円滑な人間関係を築けるコミュニケーション力

  • 地域医療や社会貢献に関心を持つ人

  • 科学への強い関心と学術的基盤を有する人

これらのポイントを念頭に置き、自分が秋田大学の「求める人物像」に適しているかどうかを考えましょう。


2. 募集要項と出願資格

2.1 募集人数と編入年次

  • 募集人数:5名

  • 編入年次:2年次

2.2 出願資格

秋田大学医学部学士編入には以下の出願資格が求められます。

  • 日本国内外の4年制大学卒業者または卒業見込み者

  • 大学の学士課程(医学を除く)を修了した者

  • 外国の16年以上の教育課程を修了し、学位を取得した者

出願資格についての詳細確認が必要な場合もあるので、該当する方は必ず事前確認を行いましょう。

2.3 出願期間

  • 出願期間:2024年9月5日(木)~9月13日(金)17時必着


3. 試験日程と内容

3.1 試験日程

  • 第1次選抜(書類審査):2024年10月15日(火)に合格発表

  • 最終選抜

    • 筆記試験(小論文・生命科学):2024年11月21日(木)

    • 面接:2024年11月22日(金)

  • 最終合格発表:2024年12月16日(月)

3.2 試験科目と内容

秋田大学の学士編入試験は次の2つの段階で構成されています。

  1. 第1次選抜(書類審査)

    • 提出書類(志願票、成績証明書、推薦書、学業後の抱負)をもとに審査が行われ、約20名が一次合格します。

  2. 最終選抜

    • 筆記試験(生命科学):5問構成で、分子細胞生物学、免疫学、生理学、組織学(病理学)、統計学など幅広い分野から出題。HE染色像を見て臓器を判断するような問題が特徴で、特に「組織学」に対する対策が重要です。

    • 小論文:英語記事や論文を参考にした300〜400字の論述問題。最新の医療・科学技術に関するテーマが多く、NatureやNEJMなどの科学誌の記事が出典としてよく使用されます。

    • 面接試験:人間性、コミュニケーション能力、志望動機などについての評価が行われます。


4. 過去の出題傾向

4.1 生命科学の出題傾向

秋田大学医学部学士編入試験では、生命科学の筆記試験で以下のような分野が出題されています。問題は各年度でバランスよく異なる分野から出題されており、頻出分野として「分子細胞生物学」「生理学」「免疫学」「組織学」「統計学」などが見られます。

1. 出題形式と科目の特徴

  • 構成: 例年5問構成で、幅広い分野から出題。

  • 難易度: 標準的であり、良問が多いとされています。

  • 分野: 分子細胞生物学、免疫学、生理学、組織学(病理学)、統計学など。特に「分子細胞生物学」と「生理学」はほぼ毎年出題されています。

2. 特徴的な出題分野

  • 組織学(病理学): 秋田大学では他大学と比べて「組織学(病理学)」の出題が目立ちます。特に各組織のHE染色像の写真を見て、どの臓器であるかを判断する問題が頻出です。秋田大学の2年生のカリキュラムには組織学が含まれているため、秋田大学志望者はこの分野を特に対策することで他の受験生と差別化が図れます。

    • 対策: HE染色像の写真を見て組織を判別できるようにしておくことが望ましいです。特に、細胞の形態や色の違いを理解することが重要です。

  • 生理学: 毎年出題されていますが、内容は年ごとに異なるため、特定の分野に偏らず幅広く対策を進める必要があります。

    • 対策: 独学で対策を進める方には「Qシリーズ」などの薄い生理学の教科書を使い、基礎から幅広く網羅的に学習することが推奨されます。また、当塾の生理学テキストも使用することで理解を深めることができます。

  • 統計学: 基本的には高校数学レベルの内容が中心で、難易度は優しめです。相関係数、p値、中央値、標準誤差といった基本用語の理解があれば問題なく解答可能です。

    • 対策: 基礎的な統計学参考書として「医療統計わかりません!!」や「単位が取れる統計ノート」を1冊仕上げるだけで十分ですが、さらに深めたい場合は「日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[CBT対応版]」に取り組むとよいでしょう。

  • 2018年度(平成30年)

    • 問題1: 免疫学

    • 問題2: 分子細胞生物学

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 統計学

    • 問題5: 生理学

    • 問題6: 生理学

  • 2019年度(平成31年)

    • 問題1: 生理学

    • 問題2: 組織学(病理学)

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 生理学

    • 問題5: 統計学

  • 2020年度(令和2年)

    • 問題1: 生理学

    • 問題2: 分子細胞生物学

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 組織学(病理学)

    • 問題5: 統計学

  • 2021年度(令和3年)

    • 問題1: 組織学(病理学)

    • 問題2: 分子細胞生物学

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 生理学

    • 問題5: 組織学

    • 問題6: 統計学

  • 2022年度(令和4年)

    • 問題1: 分子細胞生物学

    • 問題2: 免疫学

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 組織学(病理学)

    • 問題5: 統計学

  • 2023年度(令和5年)

    • 問題1: 生理学

    • 問題2: 免疫学

    • 問題3: 生化学

    • 問題4: 実験考察

    • 問題5: 組織学

  • 2024年度(令和6年)

    • 問題1: 生理学

    • 問題2: 免疫学

    • 問題3: 分子細胞生物学

    • 問題4: 分子細胞生物学

    • 問題5: 統計学

4.2 英語の出題傾向

  • 構成: 例年、大問1題のみで、試験全体の分量はそれほど多くありません。50~300字程度の記述を求める小問が4~6問出題されます。

  • 出典: NatureやNew England Journal of Medicine (NEJM) などの科学誌や医学誌からの出題が多いですが、Mainichi Japanなどの新聞記事からも時折出題されることがあります。

  • 小論文的な要素: 最後の小問では「本文を参考にし、あなたの考えを300~400字で述べよ」といった論述問題が出題されることが多く、これは英語読解に加えて、意見を論理的に表現する力が試されます。


対策方法

  1. 科学誌や医学誌の記事の読み込み
    NatureやNEJMなどの記事を定期的に読むことが推奨されます。単語帳や文法の勉強よりも、実際の科学・医学記事を読み、内容を理解することが重要です。特に、塾生にはよく出題される分野や時期の記事をピックアップし、試験で見たことのある内容が当たる可能性を高めています。

  2. 読解力と要約力の強化

    • 単語ストック: 記事を読む中でわからない単語は意味とともにストックし、定期的に見直すことで語彙力を強化します。

    • 音読の習慣: 文章を音読し、できるだけ日本語に置き換えずに内容を理解できるレベルまで読み込むことが大切です。

    • 要約練習: 記事1つにつき300~400字程度の日本語に要約する練習をすることで、文章の要点把握とまとめる力が身につきます。

  3. 論述対策

    • 最後の問題として300~400字の記述を求められることが多いことから、小論文対策として日頃から簡潔かつ論理的に意見を述べる練習が有効です。要約練習を通じて、スムーズに記述できるようにしておくと、本番でも落ち着いて回答できます。

  4. 基礎の見直し

    • TOEICスコアが600点に届かない場合は、基礎単語や文法、構文を復習してから始めるのが望ましいです。それ以上のスコアの方は、すぐにNatureやNEJMなどの記事を読み始めて問題ありません。

秋田大学医学部の学士編入試験における英語試験は、近年の科学技術や医療分野に関連する最新のトピックが出題されています。英語論文や記事の内容理解が求められる傾向があり、幅広いリサーチスキルと英文読解力が必要です。

過去の出題内容

  • 2018年度(平成30年)

    • テーマ: 医学教育における講義形式の変化

    • 出典: N Engl J Med. 2017 Aug 17;377(7):605-607.

    • 内容: 医学教育における講義形式のパラダイムシフトに関する議論。

  • 2019年度(平成31年)

    • テーマ: 生命の起源に関する進化的な問い

    • 出典: The Vital Question: Energy, Evolution, and the Origins of Complex Life. W.W. Norton & Company, New York, 2015

    • 内容: 進化と複雑な生命の起源に関する研究。

  • 2020年度(令和2年)

    • テーマ: 遺伝子編集に関する倫理的な課題

    • 出典: Mainichi JapanやNatureの記事

    • 内容: 遺伝子編集技術の進展とその倫理的側面に関する議論。

  • 2021年度(令和3年)

    • テーマ: 生物多様性国家戦略

    • 出典: 環境省 第3次生物多様性国家戦略

    • 内容: 日本の生物多様性保護政策に関する理解。

  • 2022年度(令和4年)

    • テーマ: 科学技術の未来への展望

    • 出典: N Engl J Med. 2021 May 6;384(18):1766-1768.

    • 内容: 将来の科学技術への期待や課題に関する視点。

  • 2023年度(令和5年)

    • テーマ: 異種間臓器移植の進展

    • 出典: Nature. 2022 Jul;607(7918):223-224.

    • 内容: ブタからヒトへの臓器移植に向けた最新の研究。

  • 2024年度(令和6年)

    • テーマ: 博士課程教育の再構築の必要性

    • 出典: Nature. 2023 Jan;613(7944):414.

    • 内容: 博士課程教育が現代のニーズに対応していない問題と改革の必要性。


4.3 面接について

面接形式:個別面接(10〜20分)
試験官:7名ほど
特徴:秋田大学の面接は、地域医療への関心が重視されるのが特徴です。特に、秋田県の地域医療に対する貢献意識や志望動機について、しっかりと問われることが多く、地域に根ざした医療活動を志向するかが評価されます。また、面接官の人数が多いため、短時間で多くの質問をされる場合があります。過去の質問例には学生時代に取り組んだことや興味のある医療ニュースについての質問が含まれており、これまでの経験をどう地域医療に活かすかが重要視されています。

過去の質問内容例:

  • 志望動機・キャリアプラン:「なぜ秋田大学を志望するのか?」「卒業後、秋田でどのように働くつもりか?」

  • 地域医療への関心:「秋田県で医師として働くことについてどう思うか?」「秋田大学で学ぶことで地域医療にどのように貢献したいか?」

  • 医師志望理由:「医師を目指した理由は?」「他の医療職ではなく、なぜ医師なのか?」

  • 自己PR:「これまでの学生生活で力を入れたことや、誇りに思う活動は何か?」

  • 最近の医療ニュース:「最近注目している医療ニュースや問題について、自分の意見を述べてください。」

  • 性格・人物確認:「自分の強みと弱みについて教えてください。」

医学部学士編入試験の面接対策については、下記の記事に網羅的にまとまっていますのでぜひこちらもチェックしてみて下さいね!



5. 過去の試験倍率と合格率

以下は秋田大学医学部学士編入試験の過去数年のデータです。倍率の高さから、入念な対策が必要です。

  • 令和6年度(2024年): 志願者数: 127名, 一次合格者数: 25名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約25.4倍

  • 令和5年度(2023年): 志願者数: 127名, 一次合格者数: 25名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約25.4倍

  • 令和4年度(2022年): 志願者数: 111名, 一次合格者数: 28名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約22.2倍

  • 令和3年度(2021年): 志願者数: 126名, 一次合格者数: 24名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約25.2倍

  • 令和2年度(2020年): 志願者数: 138名, 一次合格者数: 22名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約27.6倍

  • 平成31年度(2019年): 志願者数: 115名, 一次合格者数: 20名, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約23倍

  • 平成30年度(2018年): 志願者数: 97名, 一次合格者数: 不明, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約19.4倍

  • 平成29年度(2017年): 志願者数: 120名, 一次合格者数: 不明, 最終合格者数: 5名, 倍率: 約24倍


6. 必要書類

出願時には、以下の書類を提出する必要があります。

  • 志願票・履歴書:詳細を記入し、可能な限り情報を網羅すること。

  • 成績証明書:出身大学が発行するものを用意。

  • 卒業(見込み)証明書:大学卒業者または卒業見込みの証明が必要。

  • 推薦書:指導教員や研究室長による推薦書。学問的背景や研究意欲を記載してもらうと効果的です。

  • 学業後の抱負:1200字以内で、医学への展望と志を記述。

  • 検定料払込受付証明書:検定料30,000円の払込を証明する書類を添付。

  • その他の書類:パスポートコピーなど必要に応じて追加。


7. 入学手続きと費用

7.1 合格発表と入学手続き

  • 合格発表:秋田大学のホームページにて結果を確認。合格通知も郵送されます。

  • 入学手続き期間:2024年12月18日(水)~12月25日(水)17時までに必着。手続きが完了しない場合、合格が無効となるので注意してください。

7.2 学費・授業料

  • 入学金:282,000円(予定額)

  • 授業料:年額 535,800円(前期・後期分割払い)


まとめ

秋田大学医学部学士編入試験は、厳しい倍率と多岐にわたる試験内容で知られていますが、適切な準備をすれば合格は十分可能です。出願前に自分の学問的な基礎を再確認し、最新の医学情報に触れておくことで、他の受験生と差をつけましょう。しっかり対策して夢の医学生への道を目指してください!

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