【2025年度 最新】名古屋大学医学部医学科の学士編入試験を徹底解説|気になる難易度、倍率、対策方法は・・・!?
こんにちは!医学部学士編入情報局です。今回は、医学部編入試験の中でも特に人気と難易度が高い、名古屋大学医学部医学科の学士編入試験について徹底解説します!受験を考えている皆さんが知りたい情報や対策方法、試験の特徴についても深く掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。名古屋大学の試験対策をしっかり押さえて、合格に一歩近づきましょう!
1. 名古屋大学医学部学士編入試験とは?
名古屋大学医学部の学士編入試験は、医師を目指す一般的な入試とは異なり、医師養成課程外からの編入を受け入れる特別な枠です。多様な学術的背景を持つ学生が持つ視点やアイデアを医学研究に活かすことで、新たなブレイクスルーを目指しています。この試験は、単に知識を試すものではなく、研究医としての適性や将来的な研究への情熱をも見極める内容になっているのが特徴です。
名古屋大学は、2018年に「指定国立大学法人」として選定され、世界トップレベルの教育研究が期待されています。特に生命科学や医学分野においては、その研究実績と教育環境は日本国内でも高く評価されています。名古屋大学で学ぶことで、グローバルに活躍する研究医としての道が大きく開かれるでしょう。
2. 募集要項と基礎情報
2.1 募集人数と出願資格
募集人数:4名
出願資格:
修業年限4年以上の大学卒業者、または卒業見込みの者(ただし、医学部医学科の在学者および卒業者は除く)。
日本国外の教育課程で学士相当の学位を取得した者も対象になりますが、事前に確認が必要です。
2.2 出願期間と手続き
出願期間:2024年5月1日(水)〜 2024年5月9日(木)16時必着
出願方法:出願は郵送のみで受け付けられます。必要書類を本学指定の封筒にまとめ、書留郵便で送付することが求められます。出願書類を受理すると、5月下旬頃に受験票が送付されます。
試験会場:名古屋大学医学部医学科(名古屋市昭和区鶴舞町)
3. 試験内容・日程
名古屋大学の編入試験は、第1次選考(筆記試験・英語スコア評価)と第2次選考(小論文と面接)の2段階で行われます。それぞれの試験内容について見ていきましょう。
3.1 試験日程
第1次選考:2024年6月6日(木)
第2次選考:2024年7月4日(木)
合格発表:
第1次合格発表:2024年6月14日(金)正午
最終合格発表:2024年7月19日(金)正午
3.2 試験科目
【第1次試験】筆記試験と英語スコア評価
生命科学を中心とする自然科学:例年、筆記試験は大問3問から構成され、2問は分子細胞生物学、1問が統計です。生命科学の試験は非常に高度な内容が含まれ、例年5割程度が第1次合格のボーダーと言われています。
英語試験:2025年度から独自の英語試験が廃止され、TOEIC、TOEFL、IELTSの外部スコアを使用して評価されるようになりました。TOEICが比較的取り組みやすいとされていますが、スコア換算に独特の偏りがあり、895点と940点が同じ75点として扱われるため、70〜80点程度を目指すのが現実的です。
【第2次試験】小論文と面接
小論文:試験当日に出題され、その場で論文を準備し発表します。事前に添削などができないため、普段から様々なテーマに対して論述の練習を行っておくと良いでしょう。
面接:研究内容の発表(1分)と小論文のプレゼンテーション(1分)を含む、合計15分間の質疑応答形式です。このセッションを面接官を変えて2回行います。発表力やプレゼン能力が問われるため、学会での発表を意識した準備が必要です。
医学部学士編入試験の面接対策については、下記の記事に網羅的にまとまっていますのでぜひこちらもチェックしてみて下さいね!
4. 難易度と倍率
名古屋大学医学部の編入試験は、非常に高い倍率で知られています。過去のデータを見ると、年度ごとに変動があり、近年はさらに競争が激化しています。
| 年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 2022年 | 70名 | 6名 | 約11.7倍 |
| 2023年 | 53名 | 5名 | 約10.6倍 |
| 2024年 | 70名 | 2名 | 約35.0倍 |
倍率が高いため、合格には相当な努力が求められます。特に2024年度は最終合格者が2名と少なく、競争の厳しさが伺えます。
5. 各科目ごとの対策方法
5.1 英語
TOEICがスコア換算表で取り組みやすい一方、満点を目指しても90点にしかならないため、70〜80点が実際の目標点になります。TOEIC専用の対策教材や模試でスコアアップを図り、できるだけ安定した得点を目指しましょう。
5.2 生命科学(分子細胞生物学・統計)
生命科学は分子細胞生物学の知識が必須です。実験の考察や統計の理解も問われるため、過去問を活用し、特に統計の計算やデータ分析の練習を積み重ねておきましょう。難易度が高いので、基礎からしっかり固めることが大切です。
5.3 小論文
小論文は試験当日にテーマが与えられ、その場で準備を行う形式です。普段から多様なテーマで論述を行い、自分の意見を整理する練習が役立ちます。また、限られた時間内で要点をまとめて伝える力が必要なので、時間を測りながら書く練習をすると良いでしょう。
5.4 面接
面接は発表形式が中心です。自身の研究内容を1分で簡潔に説明できるよう準備し、面接官からの質問にも的確に答えられるように
しましょう。質疑応答に備え、研究やキャリアに関する想定質問も用意しておくと安心です。
6. 合格後の学修・キャリアパス
名古屋大学医学部に合格した場合、2年次から特別なカリキュラムに参加します。一般学生が1年次で習得する医学専門科目を2年次・3年次で履修し、さらに研究室に所属して5年間の研究活動を行います。名古屋大学の恵まれた研究環境のもとで研究経験を積み、卒業後は博士課程で研究を続けることが期待されています。
また、名古屋大学を卒業することで、医師国家試験の受験資格が得られるだけでなく、国内外の研究医としてのキャリアも大きく広がります。自分の専門分野を深めつつ、学際的な視点で医学研究に貢献する機会が待っています。
7. よくある質問
Q1. 出願に必要な書類は何ですか?
A1. 入学志願票、志望理由書、研究業績、成績証明書、英語スコアの成績通知書、写真票、入学検定料の領収証などが必要です。
Q2. 英語試験のスコアはどれを提出すれば良いですか?
A2. IELTS、TOEFL、TOEICのいずれか1つのみ有効です。併願校や目標スコアに応じて選んでください。
まとめ
名古屋大学医学部の学士編入試験は非常に競争が激しいですが、しっかり準備をすることで合格の可能性を高めることができます。この情報を参考に、受験生の皆さんが自信を持って試験に挑めるよう、ぜひ頑張ってくださいね!
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