境界線
昔から所謂自分と他人の境界線を引くのが極端に出来なかった
あまりにも自分の輪郭が薄かったのかもしれない。
だから世界や他人がやたらと不条理に感じた。
世の中に逆らうことを子供の時は諦めていたような気がする。
ただ毎日が不安定で仕方なかった。
中学になり、今までの自分には無い選択肢である運動部・しかもかなりフィジカル強めな所を何故か選んだ。
意識の底で変わりたかったのかもしれない。
その頃から自我が育って来て【好き・嫌い】という感情も表にかなり出るようになってきた。
それからは色々あったものの順調に自己を確立していった。
しかし人から比べると全然だった。
社会人になってまでクソゴミに酷く陥れられ超絶憤怒＆フルボッコにしてからは今の人格が出来上がった。
…でもそうでも無いような気がする。
何故なら今でも私はいつの間にか人と自分の境界線を作るの忘れ、自分自身が乗っ取られてしまう事象や感覚があるからだ。
心身がキツくなってから( ﾟдﾟ)ﾊｯ!と気づいて
【は？？？なんなん？？！！！？💢💢💢】と心の日本刀で斬りつけたり、その場をスッと立ち去ったりする。
ニー株民にも【鴨だと思われるから気をつけな。】とか【無理しないでね。自分を大事に】とアドバイス貰ったりするので、まあわかる人には分かるのだろう。
多分心の金属バットを振り回しながら熱く生きてる今の私の中で
昔の半透明な子供の私も同居している。
だからそんな事がよく起きる。
でもどっちも本当の自分だから別に嫌じゃない。
タフでなければ生きて行けない、優しくなれなければ生きている資格がない
いつでも私は私だと思い出す。
だからアンバランスでもこれでいい。
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