MTV Unplugged Presents: TOMOOAcoustic Tour 2024 "Mirrors"〜映画を見て

  1. 最初に思い出す風景
    2023年10月9日、東京のお台場。メジャー1stアルバムのフリーライブだ。記念日すべき日。ただ、天気は野外で土砂降り。ただ、全く後悔が無い。TOMOOさんの強い音楽が、雨を切り裂いて、ここまで届いたからだ。ストーリーは現在へ。

2. 2024年9月15日 大阪城音楽堂(前半〜)
 " 人を本当に 愛せもしないくせに
走り出そうとする感情を "

「金木犀」からライブはスタートした。最低限の構成。彼女がライブ中に発言していた「さりげなさ」は、ここから始まっていた。

2曲目は「らしくもなくたっていいでしょう」。意外な選曲だった。" 服が僕を着ちゃいそう? "というフレーズが、モルフォ蝶のような彼女の衣装に、ピッタリだった。

3. 驚きの連続
4曲目の「あわいに」から、次曲「Grapefruit Moon」の振れ幅だ。あんな春満開の曲から、音楽家としての渇きを描いた曲を繋いだ。今夜は、凄い日になるなと確信した。

その後は、Puddlesツアーではやらなかった「17」。

そして、この日一番のサプライズ 「I Need To Be In Love」 。TOMOOさんが、カーペンターズを歌っている。普遍的な曲を、普遍的なシンガーソングライターが歌う。もう、これ以上無かった。

3. 2024年9月15日 大阪城音楽堂(中盤〜)

「2009.Autumn」、もっと聴きたかったなぁ笑 その次の曲は「窓」。 『Mirrors』だもんね。待っていました。「風に立つ」辺りから、彼女の瞳の強さと、声量が増した気がする。この瞬間を忘れないために。

4. 時間帯は、夜へ。
多分、誰も予想していなかった曲。「ナイトウォーク」。この日の為に作られたとさえ、思う。詩が先行する彼女には珍しく、メロディが先行した曲だ。ひたすら、エモかった。

本編最後は「Lullaby to my summer」。この曲しか無かった。夏のプレゼントだ。 "ああ おやすみ 僕の夏"

アンコールラストは「夢はさめても」
2番のサビから、まず始めるという構成に、鳥肌が立った。 "抱き合えるならば、骨まで抱きしめて" 普通の歌手が歌うと重いが、TOMOOさんが歌うと中和される。

これで、夏の夜の夢は、終わった。いったんね。一つだけ言えるのは、「人生で一回きりのライブ」だな、ということ。

自作グッズをPresentしてくださったN氏に感謝を
入院中のS氏の回復を祈って。 では、ぼんにゅい。

01. 金木犀
02. らしくもなくたっていいでしょう
03. ベーコンエピ
04. あわいに
05. Grapefruit Moon
06. 17
07. 風に立つ
08. I Need To Be In Love(カーペンターズ)
09. Ginger
10. 2009.Autumn
11. 窓
12. ナイトウォーク
13. Super Ball
14. Present
15. Friday
16. Lullaby to my summer
<アンコール>
17. ロマンスをこえよう
18. 夢はさめても

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