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エストラーナテープ

  • 卵巣欠落症状だと気づかなかった

  • 認めたくなくて言えなかった

  • 主治医に言ってみる


卵巣欠落症状だと気づかなかった

卵巣がんで、卵巣・子宮全摘出した日から数日たって、汗がとまらなくなった。

最初は、手術で体力が落ちたし、温度管理された病院の中にいる、そして夏だからだろう!と思っていました。

だけど、家に帰ってクーラー全開の部屋にいるのに、暑くて汗がとまらない!
しかも、急にドバッと汗がでる。

もしかして、ホットフラッシュ?
子宮ないから、更年期??

1ヶ月後くらいに気がつきました。

認めたくなくて言えなかった

自分が更年期になったのか?と、主治医に聞けなかった。

言ってしまっら、あー私はには子宮がないんだなって実感する事になる、それが辛く虚しかった。

なので、少し様子を見ることにしました。

主治医に言ってみる

夜寝ていても、背中に滝のような汗をかき、目が覚めてしまう。

眠れない。

こんな日が何日も続いてしまい、もう、我慢できないと、よくCMで見かけた、更年期の薬や漢方を試していいのかを聞いてみました。

すると

Mr.ランボー
「山ださんは子宮とってますからね」

と言い、エストラーナテープを教えてくれた。

私は、いつものように、適当に言われるものだと思っていたので拍子抜け。

ただ、エストラーナテープを使うには、乳がん検診が必要で、もし、がんがある場合は増殖するとのこと。

手術前に検査はしていて、一瞬疑われたしこりは良性、問題はないようです。

だけど、私は、怖くなり…
「やっぱりやめます!」

Mr.ランボーは、のんきに
「大きな事にはならないから」

と処方してくれました。

使うかどうか悩みました。

Mr.ランボーの言うことは信用できない。

所詮ひとごとだし、もし、乳がんになったら、今度は、腕のリンパまでも取られてしまう…
とても、悲しい気持ちになりました。

どうしよう…

でも…暑くて眠れないし、一度だけ…使ってみることに…

すると、どうでしょう
貼ってからすぐに症状がかるくなりました!

もう言うまでもなく、夜はぐっすり眠ることができました。

乳がん検診は、1年に1回受けなきゃならないし、不安もあるけど、あの辛さから解放され、眠れるようになり、使って良かったと感じています。

ただ、次の診察後に、主治医が診察室から出て、待合室にいた私のところにやって来ました

山だ心の声
「え?なになに?わ、わたし??怖い怖い」

Mr.ランボー
「山ださん、貼ってみてどうですか?」

イスに座る、私の横にかがみ聞いてきました。

私は言うのを忘れて、そして、主治医も聞くのを忘れていました。

今までやったことのない行動をした主治医に、捻くれ者なわたしは、

あー、きっと、今日は病院の監査だから、あんなことしたのかと思ってしまいました。

素直な心を取り戻したい?

そんなことを思った瞬間でした。

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