赤川花火大会の楽しみ方 その1 今大会の見どころや鑑賞ポイントを押さえて楽しさ倍増
2024年8月17日土曜日に山形県鶴岡市で第31回赤川花火大会が開催されます。
私は、赤川花火の見どころや鑑賞のポイントを押さえると、楽しさが倍増するという信念を持っています。
そこで、赤川花火が大好きな私が、赤川花火の楽しさが倍増するよう「今大会の見どころ」や「鑑賞のポイント」をお伝えしようと思います。
はじめに
皆さんは、今年の赤川花火はどこで観覧されますか?
会場での観覧でしょうか?
TV中継での観覧でしょうか?
動画配信での観覧でしょうか?
今回は記事を読んでいただければ、【会場で観覧】の方も、【TV中継】や【動画配信】の方も、赤川花火の楽しさが倍増するように構成したいと思っています。
さらに、今年は会場に行けないけど、来年は赤川花火を会場で見ようか迷っている人には、格好の判断材料になるようにまとめて行きたいと思います。
見どころや鑑賞ポイントをしっかり押さえた上で、TV中継なり動画配信をご覧になって見てください。この記事がきっかけで、会場に足を運ぶ決心がついたとしたら、嬉しいかぎりです。
赤川花火の軸となるもの 【予備知識】
赤川花火大会には、「子供の頃に見た花火大会を、自分の子供達にも見せたい。」そんな思いがこめられています。
具体的には、赤川花火を見た地元の子供達が、大人になり地元を離れた時に「私たちが育ったまちには、こんなにきれいな花火があった。」と地元を誇れる、心の支えになるような花火を目指しているそうです。
鑑賞のポイントとして、
赤川花火大会は「子供達に向けた花火」だと思いながら見てください。
大人達は、「子供達の花火を一緒に見る」くらいのほうが大会の思いに寄り添え、自己満足に浸れます。
お子様連れで観覧する方は、お子さんたちに「君たちのために花火を上げてるんだってさ!」と教えてあげてください。
詳しくは、別記事も参照してみてください。
実行委員会の構成 【予備知識】
赤川花火の実行委員会は(公社)鶴岡青年会議所が中心となって運営されています。
もちろん、行政や商工会議所なども参加していますが、中心は鶴岡青年会議所です。(鶴岡青年会議所はざっくり言うと、20歳から40歳の若者で構成されているまちづくり団体です。)
実行委員会には、若者らしさというか、「前年と同じ行動は、失敗と同じ」みたいな雰囲気が漂っているように思います。
また、プログラムの【新花】は【進化】の事で、現状からさらに先に進もうとする、あがきのような物が感じられ好感が持てます。(これらは私見です。違ってたら済みません。)
なので、【観覧席の販売方法】や【会場内の誘導方法】など、毎年コロコロ変わりますが、そのあたりも若者らしい一面(ストロングポイント)だと思います。
花火の選曲にしても、行政や商工会議所が中心になると「子供から年配の方まで」苦情の来ない曲を好む傾向があります。すると、クラシックやアニメソング、行政イベントで作られた曲に偏りがちです。
その点、赤川花火実行委員会が上げる花火に関しては、ここ10年くらいは、同じ曲で上がった記憶がありません。そのあたりにも、変化を好む気質が見て取れます。
鶴岡青年会議所のメンバーは、無報酬のボランティアとして花火に打ち込んでいるそうです。しかし、青年会議所の年会費は十数万円かかるはずなので、お金を払いながらボランティアで花火に打ち込んでいるのが実態だと思われます。
そんな背景があるので、花火会場で実行委員会の人たちには、「お疲れ様です。」と声をかけるようにしています。(これは、ただの自己満足です。もっと気の利いた声がけが合ったら、コメント欄でご提案下さい。早速やってみます。)
大会プログラムの構成について 【予備知識】
プログラム構成の理解を深めるために、順を追って説明します。
まず、大会プログラムの構成は、大きく2つに分かれます。
①花火競技会
②実行委員会が上げる花火
どちらがメインなのか賛否が分かれますが、花火競技会の合間に実行委員会の花火が上がると考えていいと思います。
さらに、花火競技会は2つに分かれ
①花火競技会
①-1 割物花火の部
①-2 デザイン花火の部
②実行委員会が上げる花火
大まかにこの3種類になります。
これらをふまえて、今年のプログラムを見てみます。
1 オープニング 実行委員会が上げる花火
2 割物花火の部 花火競技会
3 割物花火の部 花火競技会
4 割物花火の部 花火競技会
5 コラボ花火 実行委員会が上げる花火
6 デザイン花火の部 花火競技会
7 デザイン花火の部 花火競技会
省略
25 割物花火の部 花火競技会
26 エンディング 実行委員会が上げる花火
プログラムの構成はざっくり、こんな形になっています。
華やかさと迫力から、実行委員会が上げる花火に目が行きがちですが、競技会の緊張感も負けず劣らず見応えがあって私は好きです。
はっきりとしたルールはないと思いますが、花火競技会デザイン花火の部で優勝した業者さんが、翌年のオープニング花火を担当している傾向があるように思います。
デザイン花火で明らかに優勝を取りにに来ている(翌年のオープニングを担当したい)業者さんは見ていてもわかりますので、そのあたりのバチバチ感を感じながら競技会の花火を見ると、同じ花火でも楽しさが倍増します。
まだ、花火の話に入っていないにもかかわらず、長くなってしまいました。次回、その2に続きます。
最後までありがとうございました。