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【S23(レギュレーションH)】復権のサザングロス【最終レート2013/最終188位】

【最初に】

みなさんお久しぶりです。オクランです。
5年以上ぶりに構築記事書きます。
ポケモンSVのシングルは本気で取り組んでいませんでしたが、レギュレーションHはサザングロス組める且つ脳内で戦えそうなのでやりました。
なんとか2000は超えられました。最高2050くらいですが、最上位には届かずでした。

あとはロトポータルの記事にメタグロスを載せてあげたいのもありました。

シーズン22当時のもの。

本題に入る前に、Zomi様(@ZoMi254)の激おもしろサザングロス構築記事があるので、こちらで紹介させてもらいます!
最終21位なので、僕なんかよりバリバリ順位が上です。
うわー、なるほどなぁと思う部分があったのでサザングロスに興味がある方は是非ご覧ください。

https://jukain254.hatenablog.com/entry/2024/11/01/110732

 【構築経緯】

(1)メンバーの決定
僕の魂のメインである『サザンドラ』、『メタグロス』は確定。この2体ではS100族以上のポケモンに一方的に殴られる為、S105から広い技範囲で殴れる『パーモット』を採用。またタイプ的にも補完がよく、苦手なドラパルトや炎ケンタロス(パルデア)にも抗える『アシレーヌ』も採用。ここまででマスカーニャが死ぬほど辛いことに気づき、特性込で初手マスカーニャに抗える『ソウブレイズ』を採用。ここまでの5体である程度は戦えるが、相手のアシレーヌ・サーフゴー・ブリジュラスあたりにサイクル上押し負けることがあったので、特殊方面が高い且つメタグロスと補完もいい『リククラゲ』を入れて構築が完成。


(2)型の変遷。
①サザンドラ
環境全体のSラインが下がっており、上から高火力で殴りたいことからサザンドラは『こだわりメガネ』とした。しかしS21のときに、テラスタルが鋼だと格闘の一貫が出来て負けることがあった。毒テラスタルか、フェアリーテラスタルで迷い最終的にはフェアリーテラスタルを採用。

②メタグロス
タイプ一致で便利な『サイコファング』『バレットパンチ』は確定。メタグロスはカイリューメタとして使いたいと思い、『れいとうパンチ』は採用。元々は『アームハンマー』を採用してガチグマに打点を与えていたが、サーフゴーに全く打点がないことが気になったので『はたきおとす』を採用した。
持ち物の『シュカの実』は僕がブラック・ホワイト時代に使っていた道具で、なんとなく採用してみるか〜と思ったところ何故か最終盤まで強かった。

③パーモット
元々は『きあいのタスキ』で採用していた。
十二分に強かったが、フルアタ型のパーモットであった為いまいち火力が足りてない状況が多かった。そこで『いのちのたま』を採用。これが本当に強くて、パーモットが終盤まで大活躍であった。でんきテラスタルで『でんこうそうげき』を打つのも強力だが、格闘打点の威力も上げたかったので『ステラ』に変更した。ステラ状態でも『でんこうそうげき』は打てるので面白い動きができた。

④アシレーヌ
最初はHBベースのオボンで、特性も『うるおいボイス』の型を使っていた。もちろん強かったが、次第に自身の火力不足と「アクアジェットが欲しい…」と思う場面が増えてきた。そこでサイクル参戦+アクアジェットを無理なく採用できる『とつげきチョッキ』型で採用。これも終盤に変更したが、選出率も上がりすばらしい活躍をしてくれた。特性『げきりゅう』のおかげで勝った試合もたくさんあった。

⑤ソウブレイズ
元々は特性『もらいび』持物は『とつげきチョッキ』で、サザングロスが重めのウルガモス対策として採用していた。しかし体感ウルガモスの数が減っていたのと、ウルガモスがいない構築にほぼ投げない点が気になり、対面性能が高い『きあいのタスキ』+『くだけるよろい』へと変更した。
余談だがパーモットを『いのちのたま』にしたおかげで、『きあいのタスキ』を採用できた。また『とつげきチョッキ』ではなくなったおかげで、アシレーヌに持たせることが出来た。
結果的に噛み合い。

⑥リククラゲ
おそらく皆さんが一番気になっているポケモン。
ちなみに僕もなんで最後までいたかわかってません。
対『ブリジュラス』性能がびっくりするくらい高いポケモン。前季の影響で『エレクトロビーム』採用が増えたため、より受けやすくなった。その他サーフゴーやアシレーヌにも負けた記憶がありません。『やどりぎのタネ』を絡めて、メタグロスやサザンドラの体力を回復させることもでき、『アシッドボム』で相手の瞑想を無視できたのも強かったです。
ちなみにレート2000を達成したときの選出にリククラゲがいました。選出率は最下位でしたが、信じて採用してよかったです。

【型紹介】
前置きが長くなってすみません。

①サザンドラ

NNの由来は小説『ドラゴンラージャ』より

調整は特に言う事なしCSぶっぱ。環境にポリ2がいるのでDL対策で残りD。一時期は性格を『ひかえめ』にするか悩みましたが、サザンドラミラーはみんな最速で。かるわざ前のオオニューラを抜けたりもするので、結局最速が安定だと思います。
『りゅうせいぐん』『あくのはどう』は確定。対面でのハッサムやアーマーガア、あとは相手の鋼テラスタルに刺せるので『だいもんじ』を採用。実際に数多のアーマーガアを焼いてくれました。撃つ回数は多くはなかったが、1回しか外した記憶ないです。強い。ラストは『テラバースト』やはり、フェアリー技は一貫しやすいので使いやすいが、型誤認まで考えて普通に『ラスターカノン』でよかったかもしれません。それはそれとして、フェアリーテラバーストのおかげで勝った試合もあるので何とも言えません。
テラスタルは鋼のほうが強かった場面が多々ありましたが、ここらへんは好みだと思います。

②メタグロス

NNは『Overwhelming Metalic Exceed Gear type.Acceleration』の略です。造語です。

選出率No.1ポケモン。サザンドラがはがねテラスタルじゃなくなった為、カイリュー入りには絶対選出の勢いでした。カイリューなんてほぼ全員のパーティーにいるので、そら選出率も高いです。
シュカの実を持っていることで対カイリュー性能がとにかく高く、ほのおのうずアンコール型と炎テラスタルの型以外には負けませんでした。
あとは終盤によくいた『キュウコン(アローラ)』+『ガブリアス』の構築にめちゃくちゃ強く。勝率はほぼ100%といっても過言ではないです。
初手にガブリアスを投げてくれることが多いので、れいとうパンチで倒し。出てきたキュウコンはサイコファング→バレットパンチで倒し。後続のエースを残りで倒すといった感じです。
飛行テラスカイリューなどを考えると、れいとうパンチは外せませんでした。
『はたきおとす』の枠は『じしん』と選択だと思います。『はたきおとす』だと対『クエスパトラ』が強くなるのでオススメです。ただ全てのカイリューに勝つためには地震だと思います。
『シュカの実』はあり得ないくらい発動して、笑いが止まりませんでした。ガブリアス、カイリュー、ガチグマ(原種)、ガチグマ(暁)にテラスタルしなくても行動保障があるのが素晴らしいです。あとはわざわざ『シュカの実』持ってるのにテラスタルが飛行なので、じめんテラスカイリューなんかをボコボコに出来ました。

③パーモット

NNは色違いがピンクなので、ももち
かわいいかわいいね

間違いなくこのパーティのMVP。パーモットは性格『いじっぱり』+『いのちのたま』の『マッハパンチ』で無振りマスカーニャが乱数75%くらいで落ちます。しかしガブリアスの増加、最速グライオンを抜けないなどを考慮し泣く泣く『ようき』での採用に。代わりにタスキ以外のマスカーニャを吹き飛ばせる、『テラス』で採用とした。
これが気持ちよく決まり、スカーフやハチマキのマスカーニャを数多く倒していった。ちなみにマスカーニャが『きあいのタスキ』だとしても、いのちのたまダメージ✕2+ようきトリックフラワーを耐えるという奇跡の耐久をしているため、とにかく都合がいい。最近のマスカーニャは『ふいうち』がほとんどいない為、強気にマッハパンチを打っていた。
あとはHふりのブリジュラスはテラスなしでも『インファイで』ワンパンしたり、グライオン『れいとうパンチ』を倒したり(珠がないとH振りだけでも低乱数)、ガチグマ(暁)を縛ったりと本当に驚くほど強かった。
いのちのたま+ステラ+でんこうそうげきで、CSサーフゴーがちょうど確定1発なのも素晴らしい。
基本は先発で出すことがおおかったが、タスキじゃないおかげで無理やりサイクルに参加させることも可能であった。
普通にめちゃくちゃ強かったので、一度採用してみてはいかがでしょうか?
これはおまけですが、
でんこうそうげき使う→ステラテラスタルする→でんこうそうげき(2回目)の順番だと、2回目のでんこうそうげきは出ないのでご注意。※たぶん電気タイプがない状態になってしまうため。

④アシレーヌ

NN由来は『逆転裁判4』のとあるキャラから。
歌姫だからね。

特に言うことはない枠。
ガチグマに後出しする関係で、たまにいるママンボウ抜かれは出来なかった。シンプルにサザングロスとタイプの補完がよく、『クイックターン』でのサイクル参加も素晴らしかった。
チョッキならこの技構成が完成形だと思われる。
クイックターンをする関係上、Sは無振りだがちょっと振ってもいいのかも??
テラスタルが草なのは、このパーティーがキノガッサおもすぎる+地面ゴリ押しに強い+エレクトロビームに耐性が出来るから。

⑤ソウブレイズ

NN由来は『ロックマンエグゼ4』より。
そういえばコレクション出来てないなぁ。

こちらも特に言うことはなし。
ゴースト+格闘の技範囲が強すぎる。
ポルターガイストも外さないのであれば、最強の技なのでどんどん振っていこう。記憶の限り、全部のポルターガイストを当ててます。
このパーティはドラパルトがまじできついので、かげうち圏内になんとかいれないといけません。
また初手パーモットを投げられない時に、初手ソウブレイズを投げて荒らしていくことも多かったです。
テラスタルは打点を伸ばすために『ゴースト』にしましたが、『スケイルショット』をあり得ないほど打たれる+オオニューラが地獄突きを打ってくる為、フェアリーでもいいかもしれない。

⑥リククラゲ

NN由来はとあるNHKの番組より。
なつかしい(30歳)

「そろそろ解雇しようかな〜」と思った次の試合に活躍しちゃう、謎のポケモン。環境的に特殊アタッカーが割と息しているので活躍の機会はある。
なんといっても特性『きんしのちから』で『サーフゴー』に『キノコのほうし』を打てるのが気持ち良すぎる。『やどりぎのタネ』も合わせればサイクルも対面もとても強いです。
ここで『きんしのちから』の仕様紹介ですが、
(1)きんしのちからvsドラゴンテール(ほえる)
あくまで「優先度0」で一番遅いので、先にほうしが打てる。
(2)きんしのちからvsクイックターン
クイックターンの下からほうしが打てる
上記仕様により、ママンボウ絡みのサイクルをボコボコにできたり、ブリジュラスのほえるループを一生阻害できたりします。
技構成ですが、『ギガドレイン』を採用する意味が感じられなかったので、『アシッドボム』を採用しました。アシレーヌやガチグマの瞑想対決に強くなりますし、ピクシーなんかにも無類の強さを発揮します。毒テラスタルや鋼テラスタルをすれば、『だいちのちから』が通るという本当に奇跡的な噛み合いをしています。
『アシッドボム』があるため、テラスタルは『どく』としましたが、別にゴーストでもいいと思います。リククラゲを対面で『どくどく』突破してくるポケモンもいたので、結果的にどくでよかったとはおもいます。
ちなみにですが、ガチグマにも勝てなくはないです。チョッキとかなら。

【選出パターン】

一番気になるところだとは思いますが、この構築には「基本選出」がないためカロリーが高いと思います。
毎度相手のパーティをみて、選出を変えてます。

良くしてたものだと
◎初手パーモットorソウブレイズ+メタグロス@1
一番多かった選出。このパーティは初手のマスカーニャをとにかく誘うので、パーモットかソウブレイズで削って裏の圏内に入れてました。
ちなみに初手カイリューvsパーモットorソウブレイズはまじでスケイルショットを打たれるので、メタグロスに素引きしてました。

◎サザン+グロス+アシレーヌ
 とにかくサイクル戦をするときに使います。結構無茶な交代読みとかしないといけませんが、すごくポケモンしている感はあります。マスカーニャがいないパーティ(セグレイブ軸)とかには、この選出してました。
サザンドラvsサーフゴー対面は『りゅうせいぐん』を打ちましょう。通ります。

◎パーモット+リククラゲ+メタグロスorアシレーヌorサザンドラ
対受けループや、受け気味の構築にはこれ。
あとは特殊が3体以上いたときにたまに。
パーモットに早々にテラスタルを切ることで、誰かを倒し残りはサイクルを崩します。
リククラゲvsラッキーは、ラッキーの体力が高すぎて『やどりぎのタネ』打つだけで『ちきゅうなげ』が受かります。パーモットでグライオンは大概倒せてるので結構勝率はいいです。

◎vsピクシー
必ずリククラゲ出してました。勝てます。

【最後に】

S21はレート2000にいけなかったので本当に嬉しかったです。
またパーティーがサザンドラとアシレーヌ以外、使用順位が高すぎるポケモンがいません。これは別に縛りとかではなく、パーティを組んでいると自然に入ってきました。
少々個性的かもしれませんが、みんなとても強かったので嬉しいです。

対戦回数も200超えててびっくりしてます。
ひとまずの目標は達成ですが、2100…目指しちゃおうかなーという気持ちです。
動画も上がるかもしれませんね!しらんけど

レンタルパーティは上げるか迷ってますが、使いたい人いれば作るつもりです。
レギュレーションHはまじで面白いので、あと2ヶ月やるつもりです!

ではでは、次回も一緒にサザーングロス!

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