生物多様性と食糧危機
雀が絶滅危惧種になる。
確かに見ることが少なくなったと感じている。
アメリカの研究だが、1970年以来アメリカとカナダから約30億羽の鳥がいなくなっているそうだ。
鳥の個体数が約50年間で30%減少している。
この理由を科学者たちは農作業、殺虫剤、生息地の減少が原因としている。
確かに殺虫剤を撒けば、虫が死に、鳥の食べるものがなくなる。
日本だと米農家が減少すれば、それをついばむ雀はいなくなる。
雀がいなくなっても関係ないと人間は信じている。
雀を直接食べる訳では無いから、関係ないと思い込んでいる。
それは想像力が欠如している。
私達は何によって支えられているのかがわかっていない。
虫がいなくなれば、受粉ができない。
受粉ができなければ、食物の再生産はされない。
人間がただ消費するだけだ。
虫によって受粉や土作りなどを行ってもらっている。
鳥によって増えすぎた虫を食べて、植物の減少を抑えます。
生態系はとても複雑に出来ています。
虫や鳥の減少は、『炭鉱のカナリア』。
危険を教えてくれています。
人間もこうなるよと。
虫や鳥によって再生産されていた農業が機能不全を起こし、
食糧危機がやってきます。
それが令和の米不足です。
他国の輸入に頼っていても、他国も同じ状況になります。
その時に食べるものはありません。
もっと真剣に考えなければなりません。
少しでも良いので行動に変えていきましょう。
畑を始めてみる。ゴミを少なくする。食べ物を大切にする。
できることから始めることです。
食糧危機は待ってくれません。
動き始めましょう。