攻撃&防御のか弱いタイプランキング 【単タイプ編】
『ポケットモンスター 赤・緑』発売からもう20年以上が経とうとしている『ポケットモンスター』縮めて『ポケモン』。
そんな『ポケモン』には、『タイプ』と呼ばれる属性が存在します。
現在その『タイプ』は、確認できているもので“全18種類”あります。
残念ながら、これだけのタイプが存在してしまうと、
ゲームにおいては有利不利という概念がついて回ります。
今回はその中でも、ひと際「攻撃面で通りが悪い」&「防御面で弱点が多い」タイプについて第1位~第3位までランキング形式でご紹介します。
注意:
ここでは、攻撃面の通りが悪い基準を半減以下(無効も含む)にされやすいタイプの数としております。
攻撃面
第1位:「半減以下のタイプ“7つ”」
・くさタイプ
くさ技の攻撃は、半減以下(無効含む)で受けられるタイプが脅威の“7つ”あります。
具体的には…ほのお/くさ/どく/ひこう/むし/ドラゴン/はがね
今でこそ、「オーガポン」や「ゴリランダー」などの強いポケモンがいますが、特性や性能抜きで考えたら、おそらく一番通りが悪いです。
・むしタイプ
むし技の攻撃も、くさ技同様半減以下(無効含む)で受けられるタイプが“7つ”あります。
具体的には…ほのお/かくとう/どく/ひこう/ゴースト/はがね/フェアリー
むし技で注目を浴びている「であいがしら」も、
「いろめがね」あってこそだったり、攻撃ステータスやタイプ一致でなんとか強くなってたりしている印象が目立ちます。
第2位:「半減以下のタイプ“6つ”」
・かくとうタイプ
かくとう技の攻撃は、半減以下(無効含む)で受けられるタイプが意外にも“6つ”あります。
具体的には…どく/ひこう/エスパー/むし/ゴースト(無効)/フェアリー
「ウーラオス」でも採用率が高いかくとう技ですが、
ゴーストに無効だったり、ひこうやどくに後出しされたりと結構受けられるタイプが多くなっています。
第3位:「半減以下のタイプ“5つ”」
・どくタイプ
どく技の攻撃は、半減以下(無効含む)で受けられるタイプが“5つ”あります。
具体的には…どく/じめん/いわ/ゴースト/はがね(無効)
攻撃技としてはあまり採用されていない印象ではありますが、状態異常の「どく」または「もうどく」が優秀なため、じわじわ相手を削りきる変化技として使用されていることの方が多いのかもしれません。
防御面
第1位:「弱点タイプ“5つ”」
・くさタイプ
くさタイプの弱点は、どのタイプよりも多い“5つ”になります。
弱点タイプは…ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
単くさタイプでは、残念ながら弱点が多くなってしまいますが、「ナットレイ」や「オーガポン」のように弱点をカバーできるタイプとの複合であれば、かなり強くなる可能性も秘めています。
また、半減タイプが4つもあるため、有利な状況なら「やどりぎのたね」で耐久もできるタイプでもあります。
・いわタイプ
いわタイプの弱点も、くさタイプ同様の多さ“5つ”になります。
弱点タイプは…みず/くさ/かくとう/じめん/はがね
防御面においていわタイプは、弱点タイプが多くありますが、「キョジオーン」や「ヒスイクレベース」などの種族値の時点でかなり耐久力が高いポケモンも多く、弱点を突いても倒せないこともしばしばあります。
また、天候「すなあらし」のとき、特防が1.5倍に上がるため、さらに倒しづらくなっているタイプでもあります。
第2位「弱点タイプ“4つ”」
・こおりタイプ
こおりタイプの弱点は、かなり多い“4つ”になります。
弱点タイプは…ほのお/かくとう/いわ/はがね
弱点は2番目に多いですが、9世代(SV)で「あられ」という天候がなくなり、代わりに「ゆき」が実装されたことにより、防御面がかなり厚くなりました。
加えて「オーロラベール」という両壁性能の技もあるため、受けとしても徐々に頭角を現しています。
第3位:「弱点タイプ“3つ”」
・ほのおタイプ
ほのおタイプの弱点は、至って平均的な“3つ”になります。
弱点タイプは…みず/いわ/じめん
第3位と称してはいますが、至って平均的な弱点タイプの数です。
ほのおタイプがよく持っている特性「ほのおのからだ」やよく覚える「おにび」は物理相手にめっぽう強いため、そこまで弱点は目立ちません。
ただし、サブウェポンでよく使用される「じしん」やみずに多い特殊技は例外になることが多いです。
・かくとうタイプ
かくとうタイプの弱点も、ほのおタイプ同様の“3つ”になります。
弱点タイプは…ひこう/エスパー/フェアリー
現環境で活躍している「ハバタクカミ」をはじめとするフェアリータイプに防御面では有利に働かないタイプではありますが、受けを攻めに転じやすい8世代で登場した攻撃技「ボディプレス」をタイプ一致で打てるため、特殊でなければ強く出れることもあります。
・じめんタイプ
じめんタイプの弱点も、先ほどのタイプ同様の“3つ”になります。
弱点は…くさ/みず/こおり
単タイプでは、あまり防御面で有利に働くことは少ないですが、こちらも岩同様に耐久に有利に働く特性や種族値のおかげで、受けとしてはかなり優秀なタイプになります。
特に、防御面では「ランドロス」、特殊面では「ディンルー」や「ドオー」などかなり多くのポケモンが優遇措置を施されています。
・ひこうタイプ
ひこうタイプの弱点も、じめんタイプ同様の“3つ”になります。
弱点は…でんき/こおり/いわ
先ほど紹介したじめんは攻撃面としてはかなり優秀なため、多くのポケモンが「じしん」などの技で覚えてることが多いです。
その「じしん」などをすかすことができる点で、受けとしてかなり優秀なタイプです。
他にも、かくとうやくさ受けにも優れているため、
複合タイプでさらに強くなるタイプでもあります。
・エスパータイプ
エスパータイプの弱点も、他4タイプと同様の“3つ”になります。
弱点は…むし/ゴースト/あく
あくタイプには弱点を突かれるだけでなく、こちらの攻撃を無効化されるため、あまり強く出れませんが、フェアリーとの複合だったり、壁張りの役割を遂行することに特化させたりすることで、サポートからアタッカーまで幅広く使えます。
最たる例として、9世代で追加されたポケモン「クエスパトラ」は、耐久力はそこそこですが、特性「かそく」が強く、技範囲も多彩なため、様々な型で使用されています。
・むしタイプ
むしタイプのポケモンも、他同様“3つ”になります。
弱点は…ほのお/ひこう/いわ
物理に多いじめんやかくとうを半減で受けられ、
攻撃下降させる「とびかかる」や素早さダウンの「ねばねばネット」、「とびつく」などサポート技も豊富です。
以前、剣盾で「ウーラオス」が暴れまわっていたころ、一躍有名になった「チョボマキ」もこのタイプです。
・ドラゴンタイプ
ドラゴンタイプのポケモンも、他同様“3つ”になります。
弱点は…こおり/ドラゴン/フェアリー
5世代に猛威を振るっていた「カイリュー」をはじめとするドラゴンタイプは、今もなお少し形を変えて活躍しています。しかし、フェアリータイプには攻撃もさることながら、防御面ではめっぽう弱いため、テラスタルに「はがね」が使用されやすい傾向にあります。
・あくタイプ
あくタイプのポケモンも、他同様“3つ”になります。
弱点は…かくとう/むし/フェアリー
いたずらごころを持つ「オーロンゲ」や「エルフーン」といった変化技を得意とする相手に有利に働くことが多いタイプです。
6世代で初登場をはたしたフェアリーが猛威を振るう中、四災が9世代に実装され、あたかも共生するかの如く馴染んでいるタイプでもあります。
・はがねタイプ
はがねタイプのポケモンも、他同様“3つ”になります。
弱点は…ほのお/かくとう/じめん
防御面においてこのタイプは、単タイプという条件下ならおそらくもっとも半減タイプ(無効も含む)が多いタイプになります。
猛威を振るっているフェアリーもはがねの前では、半減以下で受けられるため、トップクラスと言えるほど優秀なタイプです。
まとめ
以上、攻撃面と防御面でか弱いタイプをランキング形式で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
予想外なタイプがランクインしていたり、思いのほかランキングに載っていなかったタイプがあったりなど新たな発見はありましたでしょうか。
優秀なタイプが環境で目立っている今、
か弱いタイプ(特にくさ!)も使ってみるいい機会になりましたら、
幸いです。