彩られた灰色の世界

気持ちが高揚したり
なにかに 心が落ちつかないように感じたり
燃えたぎったような気持ちを抑えきれなくなると 文章に逃げる
音や 写真や 優れた芸術の中で それらを昇華させることで自分の身を守っているのかもしれない
生まれ持った才能もあれば
育った環境によって身につくのが殆どで
恵まれているんだなぁって思うことにしてる

半強制的に逃げるしかないない子どもたちが
いつの世にも存在していることを 私は知っている
きっと本人たちは気が付かないだろうと思う
なぜなら私もそうだったから

親の庇護でしか育つことのできない、またはそれに近い環境でしか生き抜いていけない
子どもは 無力で弱い
そんなことない と、言う人は
エゴだ

あくまでも 何も知り得ない世界で 教えてもらわなければ言葉すら話せないし 感情すら判別つかない

人間は残酷な生き物だとおもう。

自然を生きていく動植物には 生まれつき生存本能が備わっているのに 人間には
殆ど皆無だ

生まれ落ちて
そのまま 何もしなければ生き続けることさえできないんだ。唯一の生存本能は庇護してもらえる愛玩 愛嬌 守りたいと思わせるなにかだろうか?
見目形麗しいのも芸術の一部なんだろう

なので 例えば逃げる先が芸術であれ、なんであれそこにたどり着けることは 恵まれた一環。
教わらなくても、自然とそこへ運ばれてゆく なんて贅沢で儚くて尊い世界なんだろう

だから
わたしは生きて行き続ける
笑顔を連れて。

おはようございます

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