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#10.暗号資産って結局何買えばいいの?
暗号資産の銘柄選定と保有割合の考え方を解説
暗号資産(仮想通貨)に投資する際、「どの銘柄を選ぶべきか」「どのくらいの割合で保有すればいいのか」は、多くの人が悩むポイントです。適切な銘柄選定と保有割合を考えることで、リスクを減らしながら効率的に資産を増やすことができます。この記事では、銘柄選びのコツや保有割合の考え方書いていきたいと思います。
結論として、ポートフォリオの比率は以下がおすすめです。
8割:ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)
2割:気になるコイン
このバランスを推奨する理由は次のとおりです。
BTC,ETHだけでも十分な上昇が期待できる
暗号資産は値動き(ボラティリティ)が大きく、価格の変動に振り回されやすい
もちろん、気になるプロジェクトを調査し、投資する価値があると判断した場合は イーサリアム以外のアルトコイン を購入するのも良いでしょう。
ただし、特に深い知識を得ようとしないのであれば、この 「8:2」のバランスが最適 だと考えています。
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1.銘柄選定のポイント
暗号資産はたくさんの種類がありますが、それぞれ目的や特徴が異なります。以下のポイントを参考に、自分に合った銘柄を選びましょう。
① 時価総額で判断する
時価総額が大きい銘柄
時価総額が大きい銘柄(例:ビットコイン、イーサリアム)は、
価格の安定性が高く、信頼性があると言えます。初心者にはこれらの
銘柄がおすすめです。
時価総額が小さい銘柄
成長の可能性は大きいですが、価格の変動が激しいため、
リスクが高くなります。
② プロジェクトの目的や実用性を調べる
その暗号資産がどんな問題を解決しようとしているのか。
実際に利用されているのか、または将来性があるのか。
例:ビットコイン(BTC):デジタルゴールドとしての価値。
イーサリアム(ETH):スマートコントラクトやNFTなど、
さまざまな用途利用可能。
リップル(XRP) :送金に特化した暗号資産。
③ コミュニティや開発状況をチェック
開発者が活発に活動しているか。コミュニティが大きく、信頼されているか。
④ 規制や法的リスクを確認
その銘柄が法律的に問題がないか、日本や世界で規制されていないかを確認しましょう。
保有割合の考え方
保有割合を決める際は、「リスク分散」を意識することが大切です。一つの銘柄に集中投資すると、その銘柄の価格が下がったときに大きな損失を受けてしまいます。
① ポートフォリオの基本例
以下は、初心者におすすめの保有割合の一例です。
安定資産(50~70%)
ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄を中心に保有します。これらは市場全体の価格に連動しやすく、長期的に安定した成長が見込めます。成長銘柄(20~40%)
ポルカドットやソラナなど、今後の成長が期待される銘柄を含めます。これらは価格変動が大きいですが、高いリターンを狙うことができます。ハイリスク・ハイリターン銘柄(5~10%)
時価総額が低い銘柄や、新しいプロジェクトを少額保有します。全額失う可能性もあるため、余剰資金で運用するのがポイントです。
② 自分のリスク許容度を考慮する
安全志向の人:主要銘柄を多めにし、リスクを抑えます。
積極的な人:成長銘柄やハイリスク銘柄の割合を増やして、
高いリターンを狙います。
<銘柄選定と保有割合の実践例>
Aさん(初心者・安全志向)
ビットコイン(BTC):60%
イーサリアム(ETH):30%
リップル(XRP):10%
Bさん(中級者・成長を重視)
ビットコイン(BTC):40%
イーサリアム(ETH):30%
ソラナ(SOL):20%
新興銘柄(例:SUI):10%
Cさん(上級者・ハイリスク志向)
イーサリアム(ETH):30%
ソラナ(SOL):30%
小型銘柄(例:DOGEコイン):40%
まとめ
日本の取引所で購入できる暗号資産の銘柄は限られています。そのため、投資をする際は 銘柄選び と 保有割合 がとても重要です。時価総額やプロジェクトの内容、リスク分散を意識しながら、自分に合ったポートフォリオを組みましょう。 安定した投資を目指すなら、主要銘柄を中心にするのがおすすめです。
避けるべきなのは、よく分からないまま購入してしまうこと。
たとえば、
「ドージコイン(DOGE)はアイコンがかわいいから」
「ポルカドット(DOT)は名前の響きがいいから」
といった理由で購入するのは危険です。
一方で、自分でしっかり情報を調べ、納得した上で投資するのは良い判断です。
例えば、こちらの記事 にあるように、リップル(XRP)やソラナ(SOL)がETFとして承認されれば、今後のさらなる価格上昇が期待できるかもしれません。
しっかり情報を集め、自分の投資方針を持ちましょう!