「思考停止」してしまっていると自覚した日。ぬるま湯に浸かりすぎると良くないかもね。資産形成にも影響するか?
先日ネットフリックスで見たドラマのセリフが自分の事かと思って驚いた。
人は思考停止すると、現状維持が最適だと思い込み
新たな挑戦をする事に対し、リスクを恐れて行動できなくなるそうです
それはそうだろと、誰でも想像できます
昔の私は、その逆の性格でした
より良い環境を模索して、どんどん新しい世界へ挑戦してきました
ゆえに、時々職場で、希望者を募るような事があれば、だれよりも早く手を挙げて積極的に部署異動をしてきました。
それから、私は組織の「派閥」みたいなグループが嫌いでした
そこにいる人達はそのグループの一部であることに落ち着いてしまっていて、できるだけ仲間同士で庇いあっているように見えたのです
異動が多い私への良くない噂を聞いたり。
「一つの部署に落ち着いていられない人らしいね。」
と言われたこともあります。
だけど、外資系なので、上司達は逆の考え方のようでした。
「日本人には珍しく、チャレンジャーだね」と言ってもらいます。
とはいえ
一か所に長くいて、その組織の生き字引のような人も、勿論大事な職員です。
どちらが「良い」「悪い」ではなくて、各々の性格に合った働き方をした方が良いと思います
そういう面では、外国人との仕事はとても快適です。
彼らは個人の性格や主張をとても尊重してくれますので、変に落ち込まずにやってこれました
同僚ともめる
友達は少ないですが、わりと周りとは普通に付き合えていると思っていました
だけど、ある日同僚の一人と揉めてしまいました
理由は、私が別の同僚と食事に行ったからです。
怒らせてしまった方の同僚は、私の仕事上のパートナーのような方でした。
私に仲間はずれされたと受け取ったようでした。
そのことについて、厳しく「もうあなたを信用できない」と言われて
その日から無視されました。
私が悪いのです
だけど、心の中で「面倒くさいな」と思ってしまいました
それからは、更に職場の人間関係から距離を置くことにしました。
正確に書けば
「職場の日本人から距離を取る」です。
派閥を嫌っているくせに、特定の同僚と食事に行った自分が悪かった
その後、「組織」で働く事に本気で嫌気がさしました
でも、苦労して入社した会社だった事と、定年まであと5年という理由で
定年まではじっとして頑張ろう、と思っているところでした。
旧知の知り合いにカツを入れられる
そんな時に、10年以上付き合いのあるKさんと久しぶりにお会いしました。
私が、賃貸併用住宅を建築した際に、コンサルタントでお世話になった方です。
Kさんは、私へあるアドバイスをしてくれました
それは
今の会社をきっぱり辞めて、フリーランスとして働く事でした
私はもともと、副業についてKさんに相談してきたので
もう一つの仕事が軌道にのる前に本業をやめるというのは予想外の事で
はっきりした返事が出来ずにいました
そんな、あいまいな態度を見たKさんがいきなり
「随分落ち着いてしまいましたね」
「以前のあなたなら、損得勘定抜きで、興味のある方に挑戦していたはずなのに」
と言われました
その後、帰宅して私はかなり落ち込みました
確かに、以前の私なら挑戦しない人を良く思っていませんでした
待遇の良い会社にしがみ付いて、自分の主張や意見を蔑ろにして
惰性で働き続けている人たちを、軽蔑していたと思います。
ですので、私はなるべくアグレッシブに環境や人間関係、そして、仕事内容の変化にも怖がらずにやってきたつもりでしたが
いつのまにか、安全な領域から出るのが怖くなっていたのです
あぁ、私も落ち着いてしまった
と、反省しました
気づかせてもらった事に感謝
そうなんです、あえて私へキツイ一言を伝えてくれたKさんに感謝しました
安定した会社で働いていて、「辞めてフリーランスになったほうがいいよ」なんて、他人の人生を変えるようなアドバイスをする人は、Kさん以外に私の周りにはいません。
所詮他人の人生なので、「安定している組織なら、あと我慢して5年いましょうよ」という人がほとんどです。
私の性格や生き方を良く知っているKさんならではのアドバイスでした。
ありがたい、感謝です
保守的な性格には、保守的な収入しか得られない
そうなんですよね
又私は、チャレンジをするタイミングにきているかもしれません
41歳で、英語初心者でありながら外資系にチャレンジして、言葉の壁と戦い続けてきました
英語はまだまだですが、勤続15年近くになり
専門職として、ある程度仕事をこなしてきました
ですが、組織という枠組みの中で働く事に対して、窮屈さを感じてきました
又、伸びしろを探してみたくなりました
収入の保証は無いけれど、まだ見たことのない世界で
自分の可能性の限界に挑戦しなくては
今の仕事を続けても、収入は会社の給料表を見れば、自分の3年後5年後の収入は明らかです
予定通りの人生が待っています
しかし、辞めれば
増えるかもしれない
減るかもしれない
そして、自分の努力と運と縁次第
そして、具体的にイメージを始める
そうなんです、Kさんに苦言を呈された翌日
私は、ある起業塾へ申し込みました
今週木曜日に、説明会がありますので、有給休暇を取得して
参加してきます
そして、新しいトライを模索していきます
もし見つからなさそうなら、自分が予想外の事でも
挑戦するタイミングが来ていると思っています