注文の多いラーメン店って???
2024年1-9月のラーメン店倒産 47件で年間最多を更新中 スープ味は「醤油・中華」27.6%、「とんこつ」21.2%で大差なし 東京商工リーサーチより。
朝から、倒産増加の記事・・・なんか、首肯する。
テレビをつければ、ラーメン等の取材の番組が多い。テレビ番組も予算削減で、この手の似た構成。。。。
流行る店もあれば、勿論そうでない店もあるのが現実。
閑話休題
40年前に読んだ「宮沢賢治」さんの「注文の多い料理店」は、結構おぞましかった。。。セロ弾きゴーシュとは、全然違った展開に。。。
まーそれは、それとして。。。。
②現状って:1000円の壁。。。チョモランマより高い。。。
ラーメン店の倒産が急増しています。2024年1-9月だけで47件、前年同期比で42.4%も増加しており、これは過去最多を更新しています。特に、「1000円の壁」と言われる価格設定の問題が経営を圧迫しており、物価高や人手不足の影響も深刻です。これに対し、多くのラーメン店がどう対応するかが生き残りの鍵となっています。中小のラーメン店がこの厳しい競争を乗り越えるためには、どのような工夫が必要なんだろう・・・
③こんな感じ:ポイント5つ
ラーメン店が厳しい市場で生き残るためには、どんな戦略がいいんだろう。。。思いつくまま。。。5つのポイントが頭に浮かんだ。
価格の見直しと付加価値の提供
価格を1000円以上に設定する際には、それに見合う価値を提供することが必要です。例えば、特別なトッピングや地域限定の食材を使ったメニューで付加価値をつけ、顧客に「この価格でも納得できる」と思わせることが重要かな。効率的な仕入れとコスト管理
食材費や光熱費の高騰に対処するため、仕入れ先を見直し、より効率的で安価なルートを開拓することが不可欠です。さらに、電力や水道の使用量を削減するエコなオペレーションを導入することで、コストを抑えることも重要かな。地域密着型マーケティング
大手チェーン店と競争するのではなく、地域に密着した特長を持たせることで独自性を出すことが有効です。地域の食文化や季節イベントに合わせた限定メニューを提供するなど、地元に根差した経営戦略が大切かな。デジタル化によるオペレーションの効率化
スマホでの注文やキャッシュレス決済など、デジタル技術を活用してオペレーションを効率化し、人件費を削減することが重要。少ないスタッフでも高いサービス品質を維持できるように工夫することで、経営を安定させることができると思う。顧客満足度を高めるサービス
競争が激しい中、顧客との信頼関係が生き残りのカギとなります。リピーターを増やすためには、味だけでなく、接客や店舗の雰囲気、清潔さにも細心の注意を払うことが必要って感じる。
④現金商売だけど:やっぱり難しい。。。
2024年のラーメン店倒産の主因は「販売不振」で、倒産件数の74.4%を占めています。特に、負債額が1億円未満で、従業員数が5人未満の小規模店が多く、コストアップと売上不振に苦しんでいる状況が見えてきます。これらの事実は、中小ラーメン店がいかに厳しい環境に置かれているかを物語っています。物価高や人手不足、さらには光熱費の上昇といった要因に対し、価格の調整や効率化だけでは解決が難しいため、付加価値の提供と顧客満足度の向上が重要って感じます。
⑤街中のラーメン店を見ると確かに。。。:予兆を感じる・・・
どこのラーメン店も、同じような課題に直面しているかもしれません。しかし、インスタントラーメンは美味しいし。。。やっぱり現実は難しい。。。
では、また。。。